TEAPに似ている試験は何がある?TEAP関連資格を3つご紹介!




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TEAPの概要

TEAPとは、主に高校生を対象とした大学入試を想定して作られた試験であり、「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測定するために設計された問題内容となっています。難易度の目安としては、英検準2級〜準1級程度と言われています。

TEAPの試験内容

テスト内容は、リーディング、リスニング、ライティングとスピーキングの四技能で、すべて大学教育での場面を考えて作られています。リーディングとリスニングは選択問題、ライティングは解答用紙への記入、そしてスピーキングが1対1の面接となっています。特にライティングでは、解答用紙に自分の考えを記載する必要があり、スピーキングでは、対面式で伝える力、相手に質問する力、スピーチをする力などが問われます。

四技能での英語試験は、TEAPの他にも存在します。GTEC・TOEFL・IELTSなどがその例ですが、それぞれの違いやポイントなどを紹介していきます。

 

TEAPの関連資格

GTEC

GTECは、中学1年生から高校3年生までを対象に、レベルに合わせた4つのコースがあります。スピーキングでは、会話応答力から自分の意見を述べる力を測定します。

TOEFL

TOEFLは、英語4技能を用いて大学・大学院レベルのアカデミックな環境で必要とされる英語力を総合的に測定するテストです。スピーキングでは、マイクを使って解答を録音します。また、ライティングではタイピングで行います。

IELTS

英語圏への留学や就職を目的に、海外大学や就職での英語力証明に活用されるのが一般的です。ライティング、リーディング、リスニングは記述形式の筆記試験で、スピーキングは面接官と1対1の対面で行われます。

TEAPに近い試験は?

試験の構成が似ている三つの試験の中でも、やはりGTECが一番近いのではないでしょうか。TEAPは大学教育での場面を想定した問題であり、GTECも、対象が中学生から高校生なので、レベル的にも似ていると言えます。ライティングに関しても、与えられたトピックに対して自分の意見を書き出せるかという点でほぼ一致しています。

以下が双方の単純な比較です。

試験方式・時間 スピーキング ライティング
TEAP マークシート・200分 1対1面接 直接記述
GTEC PC・175分 マイク録音 タイピング

まとめ

今回は、四技能の英語力を測る試験を紹介しました。中でもTEAPとGTECは、レベル的にも似ているということで、多少の違いはあるものの双方とも愛作は大きく変わりません。自分ん必要な試験は何かを見極めつつ、可能であれば二つとも取得することを目指してみるのもよかもしれません。