[最新]オラクルマスターは就職・転職にプラスに、役立つ?活躍できる業界から年収まで

就職や転職をする際に有利になると言われている「オラクルマスター」というIT資格があるのはご存じですか。

データベース分野の仕事をする上ではおすすめの資格と言われていますが、実際にはどれほど就・転職で役に立つのでしょうか。

ここでは、オラクルマスターが就職や転職で役に立つのかどうかについてご紹介していきます。

ORACLE MASTER（オラクルマスター）とはどんな資格?

オラクルマスターは、日本オラクル社が運営している資格の1つです。データベースの管理や運用方法についての基本・応用的な知識だけでなく、SQLのスキルも問われる非常に有用な資格試験です。

受験者数や合格率は公開されていませんが、累計の合格者数は27万人を突破しました。

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ORACLE MASTERの試験概要について

オラクルマスターは4つのグレードに分かれています。下から「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」となっています。

ブロンズではDBの基本、シルバーでは運用管理についての基本やSQLスキル、ゴールドでは主にDBの運用におけるバックアップやリカバリなど応用的なスキルを証明することができます。

受験資格は、「ゴールドを取得するにはシルバーに合格しなければならない」という1点のみです。それ以外は、どなたでも受験することができます。

グレードによって、試験時間と問題数が異なります。120～150分、70問～90問で、合格ラインも難易度によって調整されています。受験料のみ、全て29.400円となっています。

難易度はどのくらい?

オラクルマスターの難易度は、ブロンズ・シルバーは「普通」、ゴールドは「やや難しい」、プラチナは「かなり難しい」です。

オラクルマスターは、他の資格とは異なり合格率や受験者数が非公開となっています。そのため、合格率などから難易度を予測することができません。

しかし、合格するのに必要な勉強時間の目安がブロンズ・シルバー・ゴールドは「20～50時間」、プラチナは「350～360時間」であると言われています。この勉強時間の目安から、ブロンズ・シルバー・ゴールドはやや平均的、プラチナはかなり難しい資格であることが分かります。

就職に役に立つ?

結論から申し上げますと、オラクルマスターは就職・転職にかなり役に立ちます。

オラクルマスターは資格そのものの難易度も高く、世界共通基準の認定資格でもあるため、幅広い場面でスキルの証明をすることができます。

ただ、即戦力とみなされるのは「シルバー」以上です。ブロンズはあくまで、データベースの基礎を理解しているという、基本スキルの証明となります。

ブロンズから順に取得していくのがおすすめですので、ブロンズに合格したらシルバー以上を目指すとよいでしょう。

年収はどれくらい?

オラクルマスターのプラチナ取得者であれば、年収1,000万円以上あるという方もいます。それほど合格することが難しく、IT業界での需要があるということが分かります。

また、シルバー以上であれば300～600万円ほどが期待できます。求人の中には、「オラクルマスター シルバー以上」のように階級の指定がされているものもあります。

このように、即戦力として認められる資格であることが分かります。

まとめ

いかがでしたか。本記事では、DB資格のオラクルマスターが「就職に役に立つ」ことを解説しました。

IT業務をする上で、データベースの知識は欠かせません。データベースの技術者を目指している方はもちろん、IT業界に携わっている方におすすめの資格です。

受験料が高く、試験範囲が広いため内容も濃いですが、格段にスキルアップをすることができます。合格することで、自身のスキルを証明もすることができます。DBの勉強をお悩みの方は、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。