会計ソフト関連の資格おすすめ・ランキング – 知識だけでなく実務もマスターしよう




会計ソフトウェアがパソコン・ITの普及により広まりつつあります。会計、簿記の知識はもちろん必要ですが、実際の知識を使うにはソフトを使えるという実用的な側面も大切になります。今回は主に、企業の会計・財務の分野で、会計ソフトを使った実践的なスキルと作業能力を問う実際のソフトウェアを使った資格・検定をご紹介します。

電子会計実務検定

簿記の理論や知識をもとに、会計ソフトから得られる会計情報を分析・活用し、経営に役立てる能力を判定する検定です。

・試験情報(2級、2021年現在)
受験料:7,300円
試験日:試験会場により異なる
受験資格:なし
試験方法:コンピューター操作
出題形式:択一式・数値記入式
試験時間:60分
合格基準:70点以上

電子会計実務検定は、会計ソフト関連で最も有名な資格です。
試験で使用する会計ソフトは弥生会計・勘定奉行・会計王・PCA会計の4つです。
電子会計情報の活用や電子会計データの保管・管理などの知識も問われるため、電子会計に関する幅広い知識を身につけることができます。



コンピュータ会計能力検定

社内で行う会計の日常処理についての問題が主に出題されます。入力処理や決算処理、キャッシュフロー分析など実務レベルごとに4つの級が設けられています。

・試験情報(2級、2021年現在)
受験料:6,200円
試験日:年2回
受験資格:なし
試験方法:筆記・コンピューター操作
試験時間:90分
合格基準:70点以上

初級、3級、2級、1級の4つのレベルの試験があります。
初級の出題範囲には会計ソフトの起動と終了もあり、基本中の基本からテストされるということがわかります。
1級では、キャッシュフロー分析や利益計画などの会計情報の活用も出題範囲に含まれています。
自分の能力に合った級が用意されているので、電子会計を学び始めた方から実務経験も豊富な方まで幅広く受験できる試験です。
また、試験で使用する会計ソフトは弥生会計です。

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出典:出版社HP

弥生認定インストラクター制度

弥生会計の会計ソフトに関する知識や技能を認定する試験です。弥生ビジネスパートナープログラムや弥生PAP入会者は、上級資格の認定マスターインストラクター制度が受験できます。

・試験情報(会計、2021年現在)
受験料:11,000円
試験日:試験会場により異なる
受験資格:なし
試験方法:コンピューター操作
試験時間:60分
合格基準:70点以上

会計、販売、給与の3つの試験が用意されています。
会計は会計業務全般を評価される試験になっています。
販売は在庫管理や伝票作成、給与は給与規定の設定や昇給算定なども含まれています。
自分の業務に合わせた試験を選べるため、受験勉強が実務にすぐに活かせるようになります。



freee認定資格

「会計freee エキスパート」という初期設定や自動仕分けなどの記帳の能力を評価される基礎レベルの試験と「会計freee 上級エキスパート」という上級者向けの試験があります。

・試験情報(エキスパート、2021年度)
受験料:2,200円
試験日:随時
受験資格:会計事務所・社労士事務所・代理店・コンサルティング会社・銀行にお勤めの方
試験方法:コンピューター操作
出題形式:選択式
試験時間:60分
合格基準:80%以上の正答率

会計freeeのソフトを利用した業務を行なっている人向けの試験です。
試験料が安く、インターネット環境があれば自宅のPCから受験が可能なので気軽に試験を受けることができます。
freeeを利用している企業の方ならば、試験の学習をすることで業務効率化に活かせるでしょう。

 

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出典:出版社HP