秘書検定は何歳から受けられる?年齢別のおすすめ級や対策について




秘書検定とは

秘書検定とは、秘書に求められる知識・技能について問われる試験です。公益財団法人実務技能検定協会が運営・実施しているビジネス系検定の1つで、正式名称は「秘書技能検定試験」です。

しかし「社会人に必要な常識やマナーを身に付けるための資格」とも言えるこの資格は、秘書を目指していない全ての学生、そして新社会人におすすめの資格です。

内容は「理論」領域と「実技」領域、受検級は1級・準1級・2級・3級の計4つに分けられています。

数多くの資格がある中、幅広く認知されている資格の1つです。

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受験資格に制限はある?

秘書検定に、受験資格はありません。年齢・性別問わず、誰でも受験することが可能です。また、学歴や実務経験も必要なく、どの級からでも受験することができます。2級・3級に関しては、筆記試験のみなので、チャレンジしやすい資格でもあります。

受験者の割合

受験者の割合は、大学生が4割、高校生が2割、社会人が2割弱ほどです。学生だけで半数以上を占めています。ビジネスマナーの証明になるので、社会人になる前の学生のうちに取っておきたいという方が多いようです。ただ、新社会人だけではなく、30代~40代の受験者も年々増加しています。幅広い年齢層に人気のある資格です。

それでは次に、年齢別におすすめの難易度についてみていきましょう。

高校生でも取れる?

秘書検定の難易度はそこまで高くありません。高校生でも合格することができる資格です。ちなみに、合格者の最年少は11歳(※3級)とかなり若いです。

目安としては、高校生の時点で3級、大学時に2級を取得できれば、社会でのマナーを兼ね備えた人材であることが証明できます。おすすめは3級からですが、もちろん高校生でも2級以上のレベルを取得することは可能です。

大学生は何級がおすすめ?

大学生で秘書検定を目指す方は、就職活動でのアピールの1つにしたい、あるいは社会人としてのマナーやスキルを今のうちに取得しておきたいと考えている方が多いのではないでしょうか。

秘書検定は、就職面接で重視されている人柄や最低限のマナーを持っていることの証明になるので、就職活動において好印象を与えることができます。場合によっては、有利に働く場合があります。

実際に履歴書に記載できるのは、3級からです。しかし、就職活動においてアピールできるのは「2級以上」です。よって、大学生の方は2級以上を取得することをおすすめします。

大学生は高校生や社会人よりも比較的時間に余裕があるので、勉強時間をしっかりと確保して1発合格を目指しましょう。

社会人になってから取っても遅くない?

社会人になると、仕事をしていく中である程度のビジネスマナーや一般常識は自然と身に付いていきます。あえて時間をとってこの資格を取得する必要性はそこまで高くはありません。

しかし、難易度の高い準1級以上を取得できれば、職場はもちろん日常生活において活かすことができる知識が今まで以上に身に付きます。周囲からの信頼度を上げることができるだけではなく、大人としての品位や品格を向上させることができます。

また秘書検定は、自身のマナーや常識を復習するためにも利用することができるため、何歳になっても勉強しがいのある資格です。近年では、新社会人だけではなく40代の受験者の増加傾向があります。

さらに、40~50代でも未経験から秘書に転職できたという事例があります。そんなときに秘書検定を持っていると転職が有利に働く可能性があります。

秘書検定は参考書だけでなくさまざまな通信講座もあるので、忙しい中でも効率よくスキルアップをすることが可能です。

まとめ

年齢不問で受験資格のない秘書検定は、しっかりと勉強時間を確保すれば確実に合格することができる資格です。特に、2級ほどの難易度であれば独学でも難なく合格することができるでしょう。

秘書検定における知識は、生きていく上であって損はありません。少しでも興味のある方は、秘書検定の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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