G検定の関連資格とは? 話題のAI資格について




「話題のAI資格といえばG検定」と言われるほど、近年急速に注目度が高まっているG検定。もちろんAI関連資格は他にも多く存在します。そんな中、G検定取得前後におすすめの資格や、併用することでより理解を深めることができるおすすめ資格があるのをご存じでしょうか?

今回は、難易度や分野別にG検定の関連資格をご紹介していきます。

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G検定について

JDLAが主催しているAI資格試験の1つです。内容はおおまかに「人工知能」「機械学習」「ディープラーニング」の3つの分野です。

初学者がAIについて学び、スキルの証明をする上で特におすすめできる資格です。

それでは、G検定を合格した方、あるいはすでに受験を決めている方にぜひ知っていただきたい資格について分野・状況別に以下にまとめました。

おすすめのAI資格

①G検定を受ける前なら
G検定を受ける前に、少しAIの基礎を固めたいという方には「AI実装検定 B級」がおすすめです。受験資格もなく、G検定よりもハードルが低めです。G検定の勉強をし始めている方や、まずAIについて軽く触れてみたいと考えている方にお勧めできる資格です。

また、AI実装検定はB級の他に「A級(G検定とE資格の中間)」「S級(E資格レベル)」の級があります。G検定・E資格と並行して利用すると、より知識が定着することが期待できます。

②G検定を受けた後なら
G検定合格後は、同じくJDLAが主催している1ランク上の「E資格」がおすすめです。G検定を通して身に付けたディープラーニングの基礎を、スキルアップのために活かすことができます。

ただG検定とは異なり受験資格があるため、協会が認定しているプログラムを修了後に初めて受験が可能になりますのでご注意ください。

それでは次に、AIを実装するという観点ではなく、より専門的に学びたいという方におすすめのAI資格をご紹介します。

③クラウド
AIを学んでいく中で、クラウドについて興味を持った方には「AWS認定機械学習専門知識」がおすすめです。国内クラウドの利用率1位のAWSの認定資格となっています。

機械学習とAWSについての内容が出題されるため、AWSを実務で利用されている方や、これからAWSを学びたいという方におすすめの資格です。

④統計学
G検定でも登場した統計学の知識ですが、それをより深く学びたいという方におすすめなのが「統計検定」です。

統計検定は、難易度別に4(統計基礎)・3(大学基礎)・2(大学1・2年次)・準1(応用)・1(大学3・4年次)級の5つの級にわかれています。統計に関する知識や活用力を認定するための試験です。

統計的な視点からデータ分析や機械学習を考えていく力は必須になります。AIについての知識をより深めていきたい、データサイエンティストになりたいという方向けです。

また、AIに限らず、ITに関する網羅的な知識を身に付けたいという方におすすめの情報処理系の資格をご紹介します。

⑤その他
IPAが主催している情報処理技術者試験である「ITパスポート」「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」、こちらの3つはIT業界で働く方におすすめしたい国家資格です。

AIだけでなく、IT全般の知識を網羅的に学ぶことができます。G検定合格後なら「基本情報技術者試験」、G検定の勉強し始めなら「ITパスポート」、基本情報に合格したら「応用情報技術者試験」といったような順番がおすすめです。

ここでは、G検定の関連資格について紹介しました。AI資格やそれに関連する資格はたくさんあります。自身のレベルや目標に合った資格を見つけて、勉強にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。