【どこが違う?】日経テスト、ニュース時事能力検定、新聞検定の3つの資格比較




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概要

日経TEST
日経TESTとは、日本経済新聞が主催している時事問題に関するテストです。6つのジャンルから合わせて100問出題されます。すべて選択形式のテストです。2018年の時点で、受験者数はおよそ20万人と知名度は高く、およそ500の企業が能力の指標や個人の評価基準として導入をしています。

日本経済新聞社 (編集)
出版社: 日本経済新聞出版社 、出典:出版社HP

 

ニュース時事能力検定
ニュース時事能力検定とは、ニュースの報道を読み解いて活用する為に必要な力、いわゆる時事力を養うための検定です。現代社会の出来事を多面的な視野で観察して理解し、その課題解決をする際に必要な能力を時事力といいます。構成は四択問題となっており、小学生から高齢の方まで、全国でおよそ50万人が受験しています。

新聞検定
新聞検定とは、情報をきちんと読み解くために必要なメディアリテラシーを養うことを目的とした検定で、主に小学生から高校生までが対象になっています。2015年から始まった比較的新しい検定です。昨今、センター試験が廃止され、より「読み解く力」が必要になります。新聞を読むことを通して、情報を読み解き、理解し、伝える力の向上を目指します。

受験資格

日経TEST
受験に必要な資格や条件はありません。多くの企業では、入社試験の際に時事問題を設けていたり、入社後の能力、昇進などの判断基準として活用したりしています。そのため、大学生や社会人などが主な対象者となります。

ニュース時事能力検定
受験資格はなく、誰でも受験可能です。およそ400の大学や短大の入試で活用されています。そのため、中高生などが主な受験対象となっています。

新聞検定
対象は主に小中学生となっています。なお、大人も受けることができますが認定の対象にはなりません。

受験料

日経TEST:5500円

ニュース時事能力検定
3級 3300円
準2級 3800円
2級 4800円
1級 6900円

新聞検定:無料

関連性のある資格

日経TEST
日経TESTに関連のある資格として、「ビジネス文書検定」があります。日経TESTと共通して、ビジネスマンとして持っておくべき知識を得ることができます。具体的には、ビジネスでよく使われる文章の書き方やマナーを会得することができます。
また、ビジネスという方向性で見た時、「日商ビジネス英語検定」も関連性のある資格です。グローバル化が叫ばれる今、企業の共通語を英語にするところも見受けられます。英語によるビジネスコミュニケーション力や、海外取引の際の書類作成などに役立つ資格です。

ニュース時事能力検定
ニュース時事能力検定と関連のある資格として、「現代用語能力検定」が挙げられます。この資格は、社会人に欠かせない時事力や現代社会の知識力を総合的に測ります。その出題範囲は、国際情勢やスポーツ、文化、政治、経済など多岐にわたります。時事的な出題内容ということでニュース時事能力検定と関連があります。

新聞検定
新聞検定と関連のある資格として、「語彙・読解力検定」が挙げられます。この資格は、まさに語彙力と読解力を測る資格となっており、新聞でよく見るワードやジャンルから出題されます。そのため、新聞検定のために勉強したものがそのまま活かせる検定になっています。新聞に限らず、マスコミ関係で働くことを考えている人には、「DTPエキスパート認証試験」が良いでしょう。デザインや編集、製版から印刷まで、業界で使える知識を得ることができる資格です。

また、同じようなマスコミ関係の技術資格として、「校正技能検定」が挙げられます。書籍や雑誌などの表記ミス、誤字脱字などを確認する技能を身につけることができます。文書の作成の際に役立つため、マスコミ業界、出版業界で働くかたにお勧めができる資格です。また、限定的な資格ですが、上記に関連して「書籍製作技能検定」があります。この資格を通して、書籍などの出版物を作成するスキルを向上させることができます。

インターネットや電子媒体の台頭により、年々減少傾向にある紙媒体ですが、それでもやはり、いまだに大きなシェアを占めているのは事実です。そのため、受験する価値は大いにあります。

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日本経済新聞社 (編集)
出版社: 日本経済新聞出版社 、出典:出版社HP

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