秘書検定各級どのようなテキスト・参考書がある? – 公式から併願向けもチェック
秘書検定でのテキストの違いは?
秘書検定は、社会人としてのマナーや一般常識が身につけられ、就職、転職の際にも役立つことで人気の資格です。
人気な資格だけあって秘書検定関連のテキストや参考書は数多く出版されています。本記事ではその中からいくつかを抜粋して紹介します。
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公式テキストとそれ以外のテキストがある
秘書検定のテキストとしては、まずは早稲田教育出版から発売されている公式テキストが挙げられます。その中でもパーフェクトマスター、集中講義、クイックマスター、受験ガイドの4種類はテキストとして、実問題集、新クリアテストの2種類は問題集として出版されています。
秘書検定を受験するのが初めて、という方には受験ガイドがおすすめです。本書は、代表的な問題を取り上げて詳細に解説しているため、問題を解く上で必要な基礎的な力が身につきます。受験ガイドは3級対応のみ発売されています。
パーフェクトマスターと集中講義は試験まで十分時間があり、基礎から参考知識までじっくり学びたい方向けです。パーフェクトマスターは過去問題集も兼ねているので問題をときながら実践的に知識を身につけることができます。集中講義は解説が一番充実しているシリーズなので、参考知識まで広く学ぶことができます。
クイックマスターは効率よく勉強したいという方向けのテキストになります。ポイント解説、問題演習の見開き2ページで1つの内容について完結できます。掲載内容は厳選され絞られていますが、これ1冊でも合格基準には達するレベルの実力を身につけられます。
問題集に関しては、過去の試験をそのまま掲載しているのが実問題集、内容ごとに分類しているのが新クリアテストです。本番と同じ形式で演習を行いたいという方には実問題集、分野別に学習がしたいという方には新クリアテストがおすすめです。
また、準1級、1級では面接試験が行われますが、その対策として面接マニュアルも出版されています。どちらもDVD付きで視覚的に面接のポイントを学ぶことができます。
公式テキスト以外で人気なテキストとして『出る順問題集 秘書検定2級に面白いほど受かる本』(佐藤一郎著、KADOKAWA)が挙げられます(3級、2級、準1級に対応)。
本書はオールカラーで印刷されていることに加えて、多数のイラストを用いて解説されているため、非常に見やすく、知識を整理しやすくなっています。
また、最大の特徴は出題頻度の高い順に問題が掲載されている点です。過去20年間の試験問題を分析した結果、出題率の高い順番になっているので非常に効率よく学習することができます。問題の解説には解答のキーワードとなる箇所が明示されているので、解答する際に気を付けるポイントも抑えることができます。
併願向けのテキストもある
2級と3級を併願される方には併願者向けのテキストもいくつか出版されていますので、そちらを使って学習するのもおすすめです。秘書検定の試験範囲は級ごとに重複している内容も多いため、併願者向けのテキストを用いることで内容の重複なく効率的に学習を進めることができます。
併願者向けのテキストとして『秘書検定 2・3級 らくらく合格 テキスト&問題集』(西村この実著、翔泳社)があります。こちらのテキストは、各内容ごとにポイント解説、一問一答、章末問題が掲載されているのに加えて、各級2回分ずつの模擬試験がついていますので、試験形式の対策も可能です。
また、この模擬試験は解説動画を視聴することができます。解答のポイントが著者によってわかりやすく解説されているので、文章ではわかりにくいような内容でも目で見て理解することができます。
他の併願者向けのテキストとしては、『これで合格! 秘書検定2級・3級 頻出ポイント&実戦問題』(横山都著、高橋書店)が挙げられます。本書は、200題という過去問5回分以上に相当する問題数を掲載しているのに加えて詳しい図解で解説しているので、実践経験がない方にも分かりやすいテキストです。
問題の解説には不正解の選択肢が間違っている理由まで載っているので、より実力をつけることができます。また、別冊付録では解答に迷うグレーゾーン問題についても問題を解くコツを解説しているので、出題されがちなひっかけ問題についても対策することが可能です。
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