秘書検定2級はいきなり受けられる? – 合格のために知っておきたいこと




「就職活動に生かしたい!」「社会人として働く際の常識を身につけたい!」など
さまざまな理由から、秘書検定の受験を考える人も多いと思います。

その中には、「秘書検定2級がいい」と耳にしたことのある人もいるでしょう。

事実、秘書検定2級は、他の秘書検定の級に比べて受験者数が多いです。
公益社団法人 実務技能検定協会の第122回(令和2年11月15日)の受験者状況によると、
2級の受験者数は、全体の約56.8%。

秘書検定の受験者の半分以上は、2級を受験したということになります。

しかし、「そもそも秘書検定とは?」「級ごとの違いは?」
「いきなり2級を受けていいの?」「2級の何がいいの?」などの疑問もあるでしょう。
今回は、これらの疑問について答えていこうと思います。

 

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秘書検定って何?

秘書検定と聞いて、「秘書になりたい人が取る資格なのかな?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、秘書検定の試験内容は、正しい言葉遣い・話し方、来客の応対、ビジネス文書など、

社会人として必要な常識やマナーについての問題です。

秘書として活躍したい人だけではなく、社会人として働く際に必要なことを身につけたいという人が多いのです。

そのため、特に学生に非常に人気のある資格になっており、受験者のうち、約4割が大学生、
高校生や短大、専修学校などのも含めると、約6割の学生が受験をしています。

秘書検定は、就職活動の時期だけでなく、就職後も、活用できる非常に汎用性の高い資格になっていると言えるでしょう。

各級位の違いは?

まず、秘書検定には4つの級があります。

①3級 ②2級 ③準1級 ④1級 です。

それぞれの級について簡単に見ていきましょう。

①3級
主に、職場における基本的なことについて問われる問題で、秘書検定の入門編です。
高校生の多くは、3級を受験しています。

②2級
3級より複雑な場面が多くなり、また、効率のよい仕事の仕方が問われます。
多くの大学生が、受験しています。

③・④ 準1級・1級
実務を意識した試験となり、筆記試験合格後は面接試験も課されます。
主に、現役秘書や社会人が受験しています。

大きな違いは、

3級・2級  筆記試験のみ
準1級・1級  筆記試験+面接試験 です。

いきなり2級を受験していいの?メリットは?

「秘書検定2級を受験しよう!でも、3級もってないけどいいのかな?」と不安になるかもしれません。

結論から言えば、いきなり2級からでも受験可能です。
秘書検定の受験要項には、受験資格の制限はありません。

なので、もちろん、いきなり1級を受験することもできます。

では、なぜ多くの人が2級を受験するのでしょうか。

その理由も簡単に見ていきましょう。

①3級は入門という意識
先ほど、「各級位の違い」でも述べましたが、

基本的な知識やマナーを問うことが多い3級は、

「あくまでも入門」という意識が強く、アピールポイントとなりにくいようです。

②独学で合格が可能
準1級・1級の試験は、専門性が高くなり、面接試験もあるので、独学だけでは厳しい面があります。

しかし、2級の試験は、筆記試験のみです。

試験の問題が、過去問や問題集と類似しているものも多く、独学で十分に対策可能です。

また、合格率が64.1%(第122回 令和2年11月15日)と受験者の半分以上は合格するため、

「3級よりは難しいけど、合格できないわけではない」という難易度になっているのも、

人気の一つでしょう。

③就職等で有利
秘書検定は、社会人として必要な知識やマナーを試験を通して、身に付けることができます。

そのため、就職活動の際のアピールポイントになるだけではありません。

文書作成や電話対応など、実務を行う上でも役に立ちます。

 

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まとめ

秘書検定2級は、大学生を中心に非常に人気のある資格です。

資格取得後も、社会生活を通して、その知識を活かす場面も多く、独学での合格も可能なので、

前向きに検討している人は、ぜひ挑戦してみてください。

 

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