天文宇宙検定公式問題集 1級 天文宇宙博士 2020~2021年版




【天文宇宙検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法)】も確認する

天文宇宙検定とは

科学は本来楽しいものです。楽しさは、意外性、物語性、関係性、歴史性、予言力、洞察力、発展性などが、具体的なものを通じて語られる必要があります。そして何よりも、それを伝える人が楽しまなければなりません。人と人が接し合って伝え合うことの大切さを見直してみる必要があるでしょう。

宇宙とか天文は、科学をけん引していく重要な分野です。天文宇宙検定は、単に知識の有無を検定するのではなく、「楽しく」、「広がりを持つ」、「考えることを通じて何らかの行動を起こすきっかけをつくる」検定でありたいと願っています。
個人の楽しみだけに閉じず、多くの市民に広がり、生きた科学に生身で接する検定を目指しておりますので、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

総合研究大学院大学名誉教授
池内了

天文宇宙検定委員会 (編集)
出版社 : 恒星社厚生閣 (2020/7/20) 、出典:出版社HP

天文宇宙検定1級問題集について

本書は第2回(2012年実施)~第9回(2019年実施)の天文宇宙検定1級試験に出題された過去問題と、予想問題を掲載しています。
・2ページ(見開き)ごとに問題、正解・解説を掲載しました。
・過去問題の正答率は、解説の右下にあります。

天文宇宙検定1級は公式参考書として『極・宇宙を解く—現代天文学演習』(福江純・沢武文・高橋真聡編、恒星社厚生閣刊)を採用しています。検定問題の4割程度は公式参考書の範囲内から出題いたします。本書では、公式参考書からの出題は解答ページに「→参考書○章○節」と示しました。

天文宇宙検定 受験要項

受験資格
天文学を愛する方すべて。2級からの受験も可能です。年齢など制限はございません。
※ただし、1級は2級合格者のみが受験可能です。

出題レベル
1級 天文宇宙博士(上級)
理工系大学で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象。
2級 銀河博士(中級)
高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象。
3級 星空博士(初級)
中学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方を対象。
4級 星博士ジュニア(入門)
小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象。

問題数
1級/40問 2級/60問 3級/60問 4級/40問

問題形式
マークシート4者択一方式

試験時間
50分

合格基準
1級・2級/100点満点中70点以上で合格
3級・4級/100点満点中60点以上で合格
※ただし、1級試験で60~69点の方は準1級と認定します。

試験の詳細につきましては、下記ホームページにてご案内しております。
http://www.astro-test.org/

CONTENTS

天文宇宙検定とは
天文宇宙検定1級問題集について/受験要項

1章 觀測
2章 理論
3章 宇宙開発
4章 天文学その他
5章 天文時事
6章 関連分野

天文宇宙検定委員会 (編集)
出版社 : 恒星社厚生閣 (2020/7/20) 、出典:出版社HP