公務員試験の面接は事前の準備が大事! ブレインストーミングでベストなアピールをしよう

公務員試験は1次試験で筆記試験、2次試験で面接試験が実施されます。せっかく筆記試験を突破しても面接がうまくいかないと不合格になってしまいます。また、人物重視の試験になってきているので、面接の準備は不可欠になっています。つちや書店が発行している「公務員採用試験面接試験攻略法」では、面接功者になるためのテクニックをご紹介します。




面接は自分の人柄を知ってもらうことを意識しよう

公務員試験は平成30年度から新教養試験になるなど変化をしています。併せて人物重視にも比重が傾いているので、面接での良し悪しが重要になりました。また、面接の練習をしておかないと、本番緊張してしまい、うまくアピールできないなんてこともあります。ですので、何度も練習して自信を持つ必要があります。面接官と円滑なコミュニケーションをとることができるエッセンスが詰まったつちや書店が出版する「公務員採用試験面接試験攻略法」を見てみましょう。

 

本書は、9章・191ページで構成されており、テーマごとに正しい解答例とダメな解答例が載っています。また、右下にメモを取るスペースがあるので、箇条書きでいいので書くと長所や短所、自己PRを作るときの素材となります。各ページにあるワンポイントアドバイスでは面接官の質問の意図が説明されています。面接は面接官とのコミュニケーションの場ですので、相手の気持ちを知ることで的確な回答することができます。見開き1ページごとに1つのテーマについて言及されていますが、無駄がなく要点が書かれているように思います。

 

それでは面接を突破するにはどうすればいいでしょうか。最初に面接の仕組みについて知っておく必要があります。基本的に面接では、履歴書や面接カードで記入した内容の中から質問が出される仕組みになっています。当日に記入する場合もありますが、事前に提出する場合は、必ずコピーを保存しておきましょう。書くときは誤字脱字や文字列が斜めになっているなどはご法度です。

 

面接で聞かれることは大体次の通りです。「自己PR」、「長所と短所」、「学生時代に打ち込んだこと」、「どうして民間ではなく公務員なのか」などです。事前に準備しておく必要がありますが、書籍やインターネットに乗っている模範解答をそのまま話すのはNGです。面接官は「正解」を求めているわけではありません。あなたがどんな人かを知るために面接をしているので、自分のオリジナルの言葉で話しましょう。

 

そのため、自分の回答を準備するにはブレインストーミングが有効です。ブレインストーミングのやり方は10分間、思いつくままに強く印象に残っていることについて書きます。勢いがついているならば、10分以上書いても構いませんが、手が止まった時点で終了するようにしましょう。そして、ブレインストーミングで書いた内容にそれぞれランキングをつけます。ランク付けした中で最上位のものを面接で使いましょう。

 

面接官が応募者の回答でがっかりするポイントにマニュアル通りの回答があります。面接では良い自分を見せるのではなく、自分がどんな人間か人となりを知ってもらうという意識が大切です。本書では、自己PRや志望動機の具体的な作り方が載っていますので、公務員を志望する人は読んでおくとプラスになるでしょう。また、本書には実際に面接で出題された質問が掲載されているので、模擬面接のときに答えられるようにしましょう。