獣医師資格は役に立つ?メリット、デメリットは?
獣医師資格は意味がある?意味がない?
獣医師は、犬、猫、牛、馬、豚といった飼育動物の診療や伝染病の予防などはもちろんのこと、公衆衛生面での指導、野生動物の保護、希少動物の人工繁殖なども行う職業です。
今回は、獣医師を取得するときのメリット、デメリットについて紹介していきます。
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メリット
幅広い就職先
獣医師といえば動物病院勤務のイメージが強いですが、その割合としては50%程度にとどまっており、国家公務員、地方公務員、農業団体職員、製薬・乳牛・食肉関係の企業など、幅広い分野に活躍の場があります。
再就職がしやすい
取得するのが難しい資格ですが、一度退職しても中途採用などで再就職は比較的しやすくなっています。
デメリット
学歴制限あり
獣医師の受験資格として、獣医学が学べる大学で6年間学習し、卒業しておく必要があります。現在獣医学部のある日本の大学は全部で17校のみとなっており、大学の入学試験の難易度も高くなっています。対資格試験としてだけでなく、継続的な学習が必要とされる資格です。
職場によっては労働時間が長い
生物を相手にする仕事のため、急患、休日診療など突然の出来事に対応しなければならない場合もあります。職場によっては夜勤のある病院もあります。