エンベデッドシステムスペシャリストは役に立つ?メリット、デメリットは?




エンベデッドシステムスペシャリストは意味がある?意味がない?

エンベデッドシステムスペシャリストとは、高度なIT人材として確立した専門分野を持ち、システムの開発や設計、構築、製造を主導的に行う人のことです。
今回は、エンベデッドシステムスペシャリスト資格を取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。

メリット

転職に強い

非常に難易度の高い試験であるため、転職する際にはかなり有利になるでしょう。即戦力として必要な実務経験や知識が備わっているという評価をされます。

需要が高い

近年のIT業界ではIoT化が進んでいます。エンベデッドシステムスペシャリストは、そのシステムを専門的に取り扱う資格であるため、非常に需要が高くなってきています。

他の国家資格免除になる

この資格を持っていることで、中小企業診断士や弁理士など他の国家資格の部分的な免除につながります。

デメリット

合格率が低い

合格率が毎年17%前後で推移しています。また、実際のIT企業で経験を積んだ人がたくさん受験するため難易度が高く、合格率が低いのが現状です。

試験の種類が多い

大きく4種類に分類され、また午前から午後にかけて一日中かかります。それを理解した上で戦略を立てることが大切です。

合格への壁が4つある

最初の1科目目の試験で合格基準に達していないと、その後の試験は採点してもらえません。そのため、4種類全て満遍なく勉強していなければなりません。