福祉用具専門相談員を取るメリット、デメリットは?




福祉用具専門相談員は意味がある?意味がない?

介護が必要な方や、日常生活に不便を感じている人達にとって大切なものである福祉用具ですが、福祉用具専門相談員は、そんな福祉用具に関するアドバイスを行う専門家です。これらの福祉用具を的確に選び、正しく使うことで介護の必要な人やその家族の生活の質が向上することにつながります。

メリット

福祉用具の知識が身に付く

自宅介護を受けながら生活している方が便利な福祉用具を使えば、その家族の介護にかかる時間の短縮や、負担の軽減につながるでしょう。そういった知識を、この資格の勉強を通して学ぶことができます。

安価に取得できる

福祉用具専門相談員の講座は50時間の内容で、通常7日間かけて行われます。そのため、仕事で忙しい人でも十分取得可能です。また、費用はおよそ4~5万円程度なので、他の介護資格と比べて安価です。

コミュニケーションの向上

福祉用具専門相談員として、顧客やメーカーに向けて商品の説明をすることになります。そのため、コミュニケーション能力の向上にも役立ちます。ただ単に説明書を読むのではなく、相手の話を聞き、寄り添いながら必要な情報を説明する力が求められます。

デメリット

肉体的な作業である

福祉用具相談員の仕事では、搬入・搬出などの肉体労働が伴う場面があります。また、利用者を抱えて移動するなど、介護に近い作業を行う場合もあるため、愛力を使う場面が多いのが現実です。

覚えるべきことが多い

福祉用具の業界は早いペースで新商品が開発され、既存の商品にも様々な機能が追加されています。商品知識を常にアップデートしておかないと、福祉用具専門相談員として務まりません。