計算実務能力検定を取るメリット、デメリットは?




計算実務能力検定は意味がある?意味がない?

現金出納、入出金伝票、手形、株式などの計算実務を3・2・1級に分け、経理担当者にとっては重要な技術である計算実務の能力を問う検定です。
今回は、実用数学技能検定を取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。

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メリット

実務能力が上がる

計算実務能力検定は、実務経験が豊富な人は取得しやすい資格です。
しかし、経理として仕事を始めたばかりの人には、しっかり勉強しないと合格できない難易度の試験になります。
そのため、実務能力にまだ自信がないという人はこの検定の受験勉強をすることで、帳票計算や商業計算についての知識を身につけ、実務能力の向上に結びつきます。
また、複利計算や年金計算なども範囲に含まれるため、人事担当者にも役立ちます。

簿記検定に活かせる

計算実務能力検定の試験内容と簿記検定の試験内容には同じようなものがあります。
この試験をまず受験することで、簿記検定へのステップアップに利用しましょう。

デメリット

認知度の低さ

計算実務能力検定の毎回の受験者数は、1級・2級・3級合わせて5000人もいません。
年関数十万人が受験する簿記検定とは認知度が大きく異なります。
経理・財務系資格の代表は簿記検定ですので、転職や就職に活用したい場合は簿記検定の受験をおすすめします。

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