環境計量士(濃度関係) 国家試験問題 解答と解説- 2.環化・環濃(環境計量に関する基礎知識/化学分析概論及び濃度の計量)(平成27年~29年)
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計量士をめざす方々へ
(序にかえて)
近年、社会情勢や経済事情の変革にともなって産業技術の高度化が急速に進展し、有能な計量士の有資格者を求める企業が多くなっております。しかし、計量士の国家試験はたいへんむずかしくなかなか合格できないと嘆いている方が多いようです。
本書は、計量士の資格を取得しようとする方々のために、最も能率的な勉強ができるよう、この国家試験に精通した専門家の方々に執筆をお願いして編集しました。*内容として、専門科目あるいは共通科目ごとにまとめてありますので、どの分野からどんな問題が何問ぐらい出ているかを研究してみてください。そして、本書に沿って、問題を解いてみてはいかがでしょう。何回か繰り返し演習を行うことにより、かなり実力がつくといわれています。
もちろん、この解説だけでは納得がいかない場合もあるかもしれません。そのときは適切な参考書を求めて、その部分を勉強してください。そして、実際の試験場では、どの問題が得意な分野なのか、本書によって見当がつくわけですから、その得意なところから始めると良いでしょう。なお、解答時間は、1問当り3分たらずであることに注意してください。
さあ、本書なら、どこでも勉強できます。本書を友として、ぜひとも合格の栄冠を勝ち取ってください。
2017年11月
一般社団法人 日本計量振興協会
目次
1.環境計量に関する基礎知識(化学)「環化」
1.1第65回(平成27年3月実施)
1.2第66回(平成28年3月実施)
1.3第67回(平成29年3月実施)
2.化学分析概論及び濃度の計量「環濃」
2.1第65回(平成27年3月実施)
2.2第66回(平成28年3月実施)
2.3第67回(平成29年3月実施)
本書は、平成27年~29年に実施された問題をそのまま収録し、その問題に解説を施したもので、当時の法律に基づいて編集されております。したがいまして、その後の法律改正での変更(例えば、省庁などの呼称変更、法律の条文・政省令などの変更)には対応しておりませんのでご了承下さい。