CGエンジニア検定エキスパート・ベーシック公式問題集[改訂第三版]
Contents
問題集
練習問題
エキスパート
練習問題1
練習問題2
練習問題3
ベーシック
練習問題1
練習問題2
練習問題3
別冊(巻末差込冊子)
解説・解答
エキスパート
練習問題1 解説・解答
練習問題2 解説・解答
練習問題3 解説・解答
ベーシック
練習問題1 解説・解答
練習問題2 解説・解答
練習問題3 解説・解答
検定の紹介
CG-ARTSの5つの検定
5つの検定は、画像を中心とした情報分野を扱う点でリンクしています。テーマや範囲が重なり合うため、1つの検定を学ぶことが、ほかの検定の学習につながっています。
マルチメディア検定で基礎知識の土台を固め、4つの検定で高度な専門知識を習得!
CGクリエイター検定
画像処理エンジニア検定
Webデザイナー検定
CGエンジニア検定
マルチメディア検定
検定の特徴
変化に対応できる人材の育成
特定のソフトウェアやマシン環境に依存しない知能の理解とその応用力を評価、プロフェッショナルに求められる専門知識の習得を評価し、つねに新しい知験や技術を習得して変化に対して柔軟に対応できる能力を重視します。
75万人が受験、34万人の合格者が活躍
CG-ARTSが次代の産業、文化、社会を担う人材の育成を目指し、初めてCG試験(検定)を実施したのは1991年、その後、検定は時代のニーズに合わせてカタチを変え、現在に至ります。これまでに約75万人が受験、約34万人の合格者が、産業界・文化・学術・教育界で活躍しています。
300人の専門家による信頼の内容
検定試験やテキストのベースとなるカリキュラムは、作現場で活躍するクリエイター、エンジニア、そして企業の開発部門や大学などの教育機関に所属する研究者、約300名の協力により作成、専門領域ごとに体系的、網羅的に内容がまとめられています。
ベーシックとエキスパートで着実にステップアップ|
現場で役立つ実践・実務能力の習得を目指したカリキュラムに基づき、ベーシックでは専門知の理解を、エキスパートでは専門知族の理解と応用を評価、学習に応じて、無理なくステップアップがはかれます。
検定実施の詳細は、Webサイトをご覧ください。
www.cgarts.or.jp/kentei
4つの専門知識を支える検定マルチメディア検定
こんな職種にオススメ
ビジネスパーソン全般
コンピュータや周辺機器、インターネット、ディジタルコンテンツ、携帯電話、知的財産権、マルチメディアの社会応用などに関する幅広い知識を測ります。
CGクリエイター検定
こんな職種にオススメ
CGデザイナー、CGアニメータ、ゲームクリエイター、CGモデラ、CGディレクター、グラフィックデザイナー
デザインや2次元CCの基礎から、構図やカメラワークなどの映像制作の基本モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフローまで、表現に必要な多様な知法を測ります。
Webデザイナー検定
こんな職種にオススメ
Webデザイナー、Webプロデューサ、Webプランナ、Webプログラマ、広報、営業・販売
コンセプトメイキングなどの準備段階から、Webページデザインなどの作業、テストや評価、運用まで、Webデザインに必要な多様な知識を測ります。
CGエンジニア検定
こんな職種にオススメ
CCプログラマ、ゲームプログラマ、ソフトウェアエンジニア、CADエンジニア、テクニカルディレクター
アニメーション、映像、ゲーム、VR、ARアプリなどのソフトウェアの開発やカスタマイズ、システム開発を行うための知法を測ります。
画像処理エンジニア検定
こんな職種にオススメ
エンジニア、プログラマ、開発・研究者
工業分野、医用、リモートセンシング、ロボットビジョン、交通流計測、バーチャルスタジオ、画像映像系製品などのソフトウェアやシステム、製品などの開発を行うための知識を測ります。
出題範囲
CGエンジニア検定エキスパートとベーシック
エキスパート
CGの技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。
CGとディジタルカメラモデル
ディジタルカメラモデルを用いたコンピュータグラフィックスの原理についての知識
◆ディジタルカメラモデル◆ディジタル画像の基礎◆CGと画像処理
座標変換とパイプライン
座標と座標変換、パイプラインについての知識
◆2次元座標変換◆3次元変換◆投影◆ビューイングパイプライン◆描画パイプライン
モデリング
コンピュータで形を数値的に記述するモデリング技術についての知識
◆形状モデル◆ソリッドモデルの形状表現◆境界表現のデータ構造と局所変形◆曲線・曲面◆ポリゴン曲面の表現◆ボリュームを用いた形状表現◆そのほかの形状表現法
レンダリング
写実的な表現を行うための表示手法に関する知識レンダリング
◆写実的表現法◆陰面消去◆シェーディング◆影付け◆マッピング◆イメージベーストレンダリング◆大域照明計算
アニメーション
コンピュータを利用したアニメーションに関する知識
◆CGアニメーションの構成◆物理ベースアニメーション◆キーフレームアニメーション◆リアルタイムアニメーション◆手続き型アニメーション◆実写映像との合成◆キャラクタのアニメーション
画像処理
CGで利用する立場からの2次元ディジタル画像の表現、描画処理、画像変換などの画像処理の基本的知識
◆ディジタル画像の表現◆2次元画像の生成と描画◆画素ごとの濃淡変換と色変換◆領域に基づく画像変換(空問フィルタリング)◆画像の後何学的変換◆画像の組集
視覚に訴えるグラフィックス
新しいCG表現として注目されるコンピュテーショナルフォトグラフィやノンフォトリアリスティックレンダリング、可視化などに関する知識
◆コンピュテーショナルフォトグラフィ◆ノンフォトリアリスティックレンダリング◆可視化
CGシステムの概要
CGシステムの概要、ハードウェアやソフトウェア、CGの制作や表示を行うために利用する周辺機器に関する知識
◆CGシステム◆CGシステム◆CG用ソフトウェア◆リアルタイム3次元CGシステム◆3次元データ入力装置◆3次元データ出力装置◆記録メディア
関連知識
◆知覚◆知的財産権◆CGの歴史
ベーシック
CGの技術に関する基礎的な理解と、プログラミングなどに知識を利用する能力を測ります。
ディジタルカメラモデル
ディジタルカメラモデルとビジュアル情報処理の原理を対応づけて理解する知識
◆ビジュアル情報処理とディジタルカメラモデル◆座標系とモデリング◆ビジュアル情報処理の機何学的モデル◆ビジュアル情報処理の光学的モデル◆ディジタル画像◆画像処理の分類と役割
モデリング
コンピュータで形を数値的に記述するモデリングに関する知識
◆形状モデル◆ソリッドモデルの形状表現◆曲線・曲面◆ポリゴン曲面の表現◆そのほかの形状生成手法
レンダリング
ディジタルカメラモデルにおける基本的な表示手法と、写実的な表現を行うための表示手法や、ビジュアライゼーションのための画像生成手法、非写実的な描画方法の知識
◆レンダリングの処理過程◆陰面消去◆シェーディング◆影付け◆マッピングイメージベーストレンダリング◆大域照明計算◆ボリュームレンダリング◆ノンフォトリアリスティックレンダリング
アニメーション
多数の静止画を連続表示して動きを見せるアニメーションの知識
◆CGアニメーションの構成◆キーフレームアニメーション◆手続き型アニメーション◆キャラクタのアニメーション◆物理ベースアニメーション◆リアルタイムアニメーションと実写映像との合成
画像の濃淡変換とフィルタリング処理
画像の濃淡変換に関する各種処理技術についての知識
◆画像の性質を表す◆画素ごとの濃淡変換◆領域に基づく濃淡変換(空間フィルタリング)◆そのほかの処理
ビジュアル情報処理システム
高度なビジュアル情報処理技術であるコンピュテーショナルフォトグラフィや一般的なコンビュータシステム、ビジュアル情報処理、CG専用システム、周辺機器の知識
◆CGと画像処理の融合ビジュアル情報処理用システム◆ビジュアル情報処理用ソフトウェア◆リアルタイム3次元CGシステム◆入出力装置◆画像ファイル形式と記録方式
関連知識
◆知覚◆知的財産権と情報セキュリティ◆ビジュアル情報処理の歴史と応用
本書の使い方
問題
CG-ARTSが実施した検定試験問題などを練習問題として再編し、エキスパート3回分ベーシック3回分の練習問題を掲載しています。
解説・解答
CGエンジニア検定エキスパート・ベーシックの検定問題についてより深く理解するため、取り外しができる「解説・解答」の小冊子を巻末に添付しています。
出題領域
問題がP.6・7の出題範囲一覧のどの領域に対応しているかを表記しています。
問題テーマ
どのようなテーマについて問う問題なのか表記しています。
解説
正解答を導くための考え方を各設問ごとに解説しています。
解答
正解答を表記しています.
KEYWORD
問題を理解するうえで知っておくべきKEYWORDについて、対応テキストで解説しているchapterを表記しています。各レベルの対応テキストは以下のとおりです。
エキスパート:『コンピュータグラフィックス[改訂新版] 』
ベーシック:『ビジュアル情報処理-CG・画像処理入門[改訂新版]』