ラクラクわかる!1類消防設備士 集中ゼミ(改訂2版)




読者の皆さまへ

1類消防設備は、水系の消火設備として小規模建築物を除けばどこでも目にすることのできる身近な消防用設備です。普段はあまりにもありふれているため、目にしても気にも留めない人が多いようですが、いったん出火した場合、生命や財産を守るのがこの1類消防設備です。いまやこの消火設備は工事や点検業に携わる人だけでなく、ビル管理関係者にとっても、熟知しておかなければならない重要な設備の一つになっています。

数年前、著者が関係していた施設で、深夜、火災が発生しました。電気配線からの漏電火災でしたが、いち早く駆けつけた警備員の1人が操作困難な1号消火栓を使って見事に消し止め、初期消火に成功した事例があります。後で話を聞くと、その警備員は日頃から消火栓の操作方法を研究し、身に付けていたそうです。

非常に模範的な事例ですが、このとき、消防用ホースが破れていて使えなかった、消火ポンプが始動しなかった、あるいは始動しても水が出てこなかった、こうした故障で延焼拡大の可能性はあったはずで、実際にそのような事例は数多くあります。このようなことのないように、日頃から定期的に点検し、整備しておかなければなりません。

消防設備士制度は、そうした目的のために消防法で定められたもので、その免状には甲種と乙種の2種類があり、甲種は、免状に記載された消防用設備の設置工事と整備、乙種は整備を行うことができます。

本書は、初めて1類消防設備を学ぶ読者のみなさんを念頭に、わかりやすい解説を心がけています。文章はできるだけ単文形式とし、かつ、図表を多用しつつ、視覚的に理解しやすいよう配慮しています。また、見開き2ページ構成で、左側ページに解説、右側ページは演習問題を配置して、一つの節(レッスン)を完結します。左ページで学習した内容を、すぐに右ページの演習問題を解くことでどれだけ理解できたかを確認します。さらに模擬試験問題を充実させ、本書1冊で、甲種、乙種のどちらも合格できるような内容につくられています。

冒頭にふれましたように、消防用設備というものは、普段は人目につかない地味な存在ですが、いざ火災となると、最も頼りになる縁の下の力持ちです。しかし、点検整備の不備や対応を誤るとそれが役に立たず、延焼拡大で甚大な被害をもたらすことがあります。

そこに、消防設備士としての大きな使命があります。ですから、1類消防設備士資格の取得を目指す読者のみなさんは「使命感と誇りをもって」学習に取り組んでほしいと願っています。
本書が試験合格の一助となれば幸いです。

2019年8月
松岡浩史

松岡 浩史 (著)
出版社: オーム社; 改訂2版 (2019/8/24)、出典:出版社HP

本書の特徴

本書は、これまでの参考書とはまったく違う発想のもとに編集された受験参考書でありながら、一方では現場で役立つ実務(豆知識など)も要所に配した独創的な構成を特長としています。以下、その特長を列記します。

(1)原則、見開き2ページとして、偶数ページ(左側)に解説、奇数ページ(右側)にはよく出る問題を配置し、左ページで学習した内容をどれだけ理解しているかを、右ページの演習問題で確認できるよう工夫した。

(2)解説は簡潔明瞭を心がけ、わかりやすい単文形式とし、重要な箇所には「ゴシック色文字」を使用し注意を喚起した。また、解説文の随所に、重要!というキーワードを挿入し、重点学習部分を明確にした。

(3)実技試験対策を重視し、実技のページ配分を大きくするとともに、写真やイラストは構造を視覚的に把握できるように配慮した。

(4)各章(レッスン)の最終ページに、まとめとして「力試しテスト」「これは覚えておこう!」欄を設け、重要なポイントを効率よく理解し、記憶できるよう配慮した。

(5)各節の右肩にマーク、よく出る問題にもマークを付けて重要度(出題頻度)のランク付けをした。
〇〇〇:よく出題されるので必ず学ぼう(必ず得点したい)
〇〇:比較的出題されやすいので取り組もう(標準的レベル)
:あまり出題されないができれば取り組もう(難しいが取り組んでおきたい)

(6)「解答のテクニック」「覚え方のテクニック」を設け、受験者が間違いやすい事例や試験問題の捉え方などを筆者の体験に基づいて解説した。

(7)「マメ知識」を設け、1類消防設備士に付随する情報提供や誤作動などへの対応を実務者の視点で解説し、さらに「学習法のヒント!」を設け、著者の体験談などを交え学習継続へのモチベーション維持を図った。

(8)3学期には2回の模擬試験を配した。試験範囲は、甲種1類を想定しているが、筆記試験、鑑別試験分野において豊富な出題数を提供しているので、乙種1類受験者にとっても、受験対策として大いに活用できる内容になっている。

松岡 浩史 (著)
出版社: オーム社; 改訂2版 (2019/8/24)、出典:出版社HP

受験ガイダンス

1 消防設備士資格の種類
消防設備士資格には、甲種と乙種があり、表1のように甲種は第1類から第5類まで、乙種は第1類から第7類まであります。甲種は表1の区分に応じて工事と整備(点検を含む)を独占的に行える資格、乙種は整備のみを独占的に行うことができる資格です。

表1

分類 甲種 乙種 独占的に工事及び点検・整備ができる消防設備の区分
1類  屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
2類 泡消火設備
3類 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
4類 自動火災報知設備、消防機関へ通報する火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備
5類 金属製避難はしご、救助袋、緩降機
6類 消火器
7類 漏電火災警報器

 

注)表1以外に「甲種特類消防設備士」という資格があります。この資格は特殊な消防設備の工事、点検、整備のための資格であり、以降、この資格についての記述は割愛します。

2 受験資格
1. 乙種消防設備士試験
受験資格として、年齢、性別、学歴などの制限はなく誰でも受験できます。

2. 甲種消防設備士試験
受験資格があり、国家資格または学歴、経験を必要とします。
(1)国家資格等による受験資格
①甲種消防設備士(試験の一部免除あり)
②乙種消防設備士であって、免状の交付後2年以上消防設備等の点検・整備の験を有する者
③技術士(試験の一部免除あり)
④電気工事士(試験の一部免除あり)
⑤電気主任技術者(試験の一部免除あり)
⑥消防用設備工事の補助者として5年以上の経験者
⑦專門学校卒業程度検定試検合格者
⑧管工事施工管理技術者
⑨工業学校の教員等
⑩無線従事者(アマチュア無線技士を除く)
⑪建築士
⑫配管技能士
⑬ガス主任技術者
⑭給水装置工事主任技術者
⑮消防設備等に関わる消防行政の事務について5年以上の実務経験を有する者
⑯消防法施行規則の一部を改正する省令の施行前(昭和41年4月21日以前)において、消防用設備等の工事について3年以上の実務経験を有する者
⑰昭和41年10月1日前の東京都火災予防条例による消防設備士

(2)学歴による受験資格
①大学、短期大学、高等専門学校(5年制)、または高等学校において機械、電気、工業化学、土木または建築に関する学科を修めて卒業した者
②旧制大学、旧制専門学校、または旧制中学校において、機械、電気、工業化学、土木、または建築に関する学科を修めて卒業した者
③大学、短期大学、高等専門学校(5年制)、専修学校または各種学校において、機械、電気、工業化学、土木、または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者
④防衛大学校、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、気象大学校において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者
⑤外国に存在する学校で、日本における大学、短期大学、高等専門学校または、高等学校に相当するもので、指定した学科と同内容の学科または課程を修めて卒業した者
⑥職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、職業訓練大学校または職業訓練短期大学校もしくは雇用対策法の改正前の職業訓練法による中央職業訓練所において、機械、電気、工業化学、土木または建築に関する授業科目を15単位以上修得した者
⑦理学、工学、農学または薬学のいずれかに相当する専攻分野の名称を付記された修士または博士の学位を有する者

3 試験の内容
甲種、乙種ともに筆記試験と実技試験があり、表2のような試験科目と出題数で構成されています。実技試験は装置等の操作が出題されるのではなく、筆記試験の一種と考えてよいでしょう。試験形態は、筆記試験が四肢択一式、実技試験は鑑別と製図があり、鑑別は写真やイラストなどを見て簡単な記述式で解答します。製図は甲種受験者のみが解答するもので、「未完成図面の完成」、「欠陥探しと手直し」などがあります。

筆記試験問題と実技試験問題の両方が同時に配布され、与えられた時間内に解答しなければなりません。どちらを先に解答してもかまいませんが、筆記試験が合格基準点に達していなければ実技試験は採点されません。なお、試験問題用紙を持ち帰ることはできません。

試験時間は、甲種は3時間15分、乙種は1時間45分です。

(1)試験科目

表2

試験科目(1類消防設備士) 出題数
甲種 乙種
筆記 基礎的知識 機械に関する部分 6 3
電気に関する部分 4 2
消防関係 法令 共通部分 8 6
1類に関する部分 7 4
構造、機能 及び工事・ 整備の方法 機械に関する部分 10 8
電気に関する部分 6 4
規格に関する部分 4 3
合計 45 30
実技 鑑別等 5 5
製図 2

 

(2)合格基準
①筆記試験は科目毎の出題数の40%以上、全体では出題数の60%以上、かつ、実技試験では60%以上の得点を獲得すれば合格となります。
②試験の一部免除者は、免除を受けている部分を除いて、60%以上の得点を獲得することが必要です。

(3)試験の一部免除
消防設備士、電気工事士、電気主任技術者、技術士等の有資格者は、申請に科目の一部が免除されますが、免除される問題数に応じて試験時間も短縮されます。
①消防設備士
取得している資格の種類によって、これから受験する資格の免除科目が決まります。表3に所有資格毎の免除科目をまとめました。
②電気工事士
「基礎的知識」および「構造・機能及び工事・整備」のうち、電気に関する部分が免除となります。

表3

所有資格 これから受験する消防設備士の資格
甲1 甲2 甲3 甲4 甲5 乙1 乙2 乙3 乙4 乙5 乙6 乙7
甲1
甲2
甲3
甲4
甲5
乙1
乙2
乙3
乙4
乙5
乙6
乙7

 

注1)●印:消防関係法令の共通部分と基礎的知識が免除されます。
○印:消防関係法令の共通部分のみ免除されます。
注2)乙種消防設備士の資格で甲種消防設備士試験科目の免除を受けることはできません。

③電気主任技術者
「基礎的知識」および「構造・機能及び工事・整備」のうち、電気に関する部分が免除となります。
④技術士
技術士の部門毎に指定区分の類に応じて、「基礎的知識」および「構造・機能及び工事・整備」が免除となります(表4)。

技術士の部門 指定区分の類
機械部門 第1, 2,3,5,6類
電気・電子部門 第4,7類
化学部門 第2,3類
衛生工学部門 第1類

 

(4)試験手数料(非課税)
甲種:5700円 乙種:3800円 (2019年8月現在)

松岡 浩史 (著)
出版社: オーム社; 改訂2版 (2019/8/24)、出典:出版社HP

合格への心構え

資格試験に関しては、1回目の試験で合格という優秀な受験者をたまに見かけますが、一般の受験者はなかなか一発合格というわけにはいかないのが実情です。筆者も若い頃、ある資格に挑戦し、5年目にしてようやく合格という苦い体験があります。しかし、この失敗体験が肥やしとなって、その後受験した資格試験のたいていは一発合格という成功体験もあります。

それぞれの人間には成長カーブというものがあります。そのカーブは必ずしも勉強は間に比例して実力が上がるというものではなく、むしろ、下積み時代が長く続きます。いくら努力を重ねても結果(合格)に結び付かない、そこで多くの受験者が挫折していきます。その下積みの期間をどれだけ耐えることができたか、それを、あなた自身がまされていると思わなければいけません。

「忍耐と成功は平凡という言葉によってつながる」という言葉があります。うまずたゆまず学習を続けるということは、平凡な日々ではあるけれども忍耐を伴うものです。成功への道は忍耐を通してこそ開けてきます。

水の入ったやかんを沸かすと、最初のうちは温度が上がっても冷たい水のように見えますが、水の持つエネルギーは確実に増えています。ここが下積みの時代です。徐々に実力が付き始めているのに、何度チャレンジしても失敗するのがこの時期です。これを乗り越えなければいけません。ここで努力を放棄すればせっかく熱湯に近い状態になっているのに、元の水に戻るだけです。

脱皮の時期は、ある日突然やってきます。熱湯はやがて沸騰を始めます。沸騰とは、液体から蒸気(気体)へと性質が変わることです。沸騰の瞬間とは、いままでの自分とはまったく違う自分へと変身することです。これを蓄積効果といって、いままでわからなかったことが一挙にわかるときがくるのです。

著者の場合は、5年の歳月をかけ、忍耐を重ねて一つの試験に合格した後は、冒頭にふれたように、たいていの資格試験が一発で合格できるようになりました。

それは、重要な部分(試験に出そうな部分)が見えるようになったからです。出題者の意図がわかるようになったのです。参考書といっても重要な部分はページ数でいえば2割程度にすぎません。しかし、その部分を押さえることができれば、8割の効果を上げることができる、これをパレートの法則といいます。試験の点数でいえば、100点満点中80点がとれるといってもよいでしょう。

通常、重要な2割の部分がわかるようになるためには、「沸騰の経験」が必要ですが、本書ではその部分を、「ゴシック色文字」で提供しています。

ですから、みなさんは、「ゴシック色文字」の部分を重点的に学習されるとよいでしょう。最初は、全ページに目を通してください。そして2回目に読むとき、ゴシック色文字の周辺部分をサブノートに書き写してください。その後は休日や通勤の途中、休憩時間などに目を通すように努めるのです。「書く」という行為は、読むことより数倍の記憶効果があります。ぜひ、試してみてください。

それから、「細切れの時間」を有効に活用することも重要です。5分、10分の細切れ時間であっても、トイレの中やちょっとした待ち時間の合間を活用することで数時間、数十時間と蓄積されていくので決してバカになりません。ですから、サブノートはポケットに入るくらいの大きさがよいでしょう。

多忙な勤務の連続で、なかなか学習の時間がとれず苦しんでいる読者も多いことかと思います。帰宅後、夕食を終えてから勉強しようにも疲れた頭になかなか入るものではありません。著者にもそうした経験がありますが、そのようなときには生活習慣の改善、すなわち、いままでより1時間早起きするよう心がけ、通勤までの1時間を勉強の時間に当てるようにしました。朝の1時間はものすごく字習効率が上がり、理解力や記憶力が格段に向上します。

このように、「サブノートをつくる」「細切れの時間を活用する」「早起きする」をぜひ試してみてください。この三つの習慣が、必ずやあなたを合格へと導くことでしょう。

松岡 浩史 (著)
出版社: オーム社; 改訂2版 (2019/8/24)、出典:出版社HP

目次

1学期 筆記試験対策

レッスン1 関係法令I (共通部分)
1-1 消防関係用語
1-2 消防の組織と措置命令
1-3 防火対象物1(消防法施行令別表第一)
1-4 防火対象物2(特定防火対象物等)
1-5 消防同意と着工届、設置届
1-6 防火管理および共同防火管理
1-7 防炎規制と危険物の規制
1-8 消防用設備等の体系
1-9 防火対象物の分割に関する特例
1-10 既存不遡及の原則と例外(遡及)規定
1-11 消防用設備等および防火対象物の点検制度
1-12 検定制度
1-13 消防設備士制度

レッスン2 関係法令Ⅱ(1類関係)
2-1 屋内消火栓設備の設置対象
2-2 スプリンクラー設備の設置対象
2-3 水噴霧消火設備および屋外消火栓設備の設置対象
2-4 パッケージ型消火設備等の設置対象
2-5 危険物施設の消火設備

レッスン3 屋内消火栓設備等の構造・規格、機能等
3-1 屋内消火栓設備1(システムの構成)
3-2 屋内消火栓設備2(1号消火栓と2号消火栓)
3-3 屋内消火栓設備3(消火栓の規格)
3-4 屋内消火栓設備4(起動シーケンス)
3-5 屋内消火栓設備5(ポンプの構造と性能)
3-6 屋内消火栓設備6(加圧送水装置の構成)
3-7 屋内消火栓設備7(加圧送水装置の規格、構造基準)
3-8 屋内消火栓設備8(水源の有効容量)
3-9 屋内消火栓設備9(消防用ホース、結合金具)
3-10 屋内消火栓設備10(配管材料、継手類)
3-11 屋内消火栓設備11(弁類①)
3-12 屋内消火栓設備12(弁類②)
3-13 屋外消火栓設備
3-14 水噴霧消火設備

レッスン4 スプリンクラー設備の構造・規格、機能等
4-1 スプリンクラー設備のシステムの構成
4-2 スプリンクラー設備の作動フロー図
4-3 閉鎖型湿式スプリンクラー設備
4-4 閉鎖型乾式および予作動式スプリンクラー設備
4-5 特定施設水道連結型スプリンクラー設備
4-6 開放型スプリンクラー設備
4-7 放水型スプリンクラー設備
4-8 スプリンクラーヘッドの作動原理と種類、性能等
4-9 水源の有効容量および加圧送水装置の吐出量
4-10 自動警報装置
4-11 一斉開放弁

レッスン5 消防用設備等の設置基準
5-1 屋内消火栓設備
5-2 屋外消火栓設備
5-3 水噴霧消火設備
5-4 スプリンクラー設備1(ヘッドの使用区分と水平距離)
5-5 スプリンクラー設備2(ヘッドの配置)
5-6 スプリンクラー設備3(閉鎖型ヘッドの設置基準①)
5-7 スプリンクラー設備4(閉鎖型ヘッドの設置基準②)
5-8 スプリンクラー設備5(開放型ヘッドの設置基準)
5-9 スプリンクラー設備6(付属設備の設置基準)

レッスン6 その他の1類関係消防用設備
6-1 パッケージ型消火設備
6-2 パッケージ型自動消火設備
6-3 共同住宅用スプリンクラー設備
6-4 ドレンチャー設備および補助散水栓
6-5 連結送水管および連結散水設備
6-6 非常電源
6-7 配線
6-8 総合操作盤

レッスン7 電気に関する基礎知識
7-1 オームの法則
7-2 静電気、動電気、クーロンの法則
7-3 物質の電気的性質と電気抵抗
7-4 電磁気
7-5 抵抗と合成抵抗
7-6 コンデンサと合成静電容量
7-7 分流器、倍率器およびホイートストンブリッジ
7-8 測定器
7-9 絶縁抵抗と電気設備技術基準
7-10 接地抵抗と電気設備技術基準
7-11 測定器の作動原理と測定誤差
7-12 電気機器1(変圧器、蓄電池)
7-13 電気機器2(誘導電動機)
7-14 交流理論1(交流回路の基礎知識)
7-15 交流理論2(力率の考え方と電力)

レッスン8 機械に関する基礎知識
8-1 水理1(流体の性質)
8-2 水理2(流体に関わる諸法則①)
8-3 水理3(流体に関わる諸法則②)
8-4 水理4(ベルヌーイの定理の応用など)
8-5 水理5(流体に生ずる諸現象およびポンプの動力)
8-6 機械材料1(金属材料)
8-7 機械材料2(熱処理と溶接)
8-8 荷重と応力、ひずみ
8-9 応力とひずみの関係
8-10 力とモーメント

2学期 実技試験対策

レッスン1 写真および図面鑑別
1-1 図面鑑別1(消火栓および消火ホース)
1-2 図面鑑別2(加圧送水装置)
1-3 図面鑑別3(呼水槽および補助高置水槽)
1-4 図面鑑別4(閉鎖型湿式スプリンクラー設備)
1-5 図面鑑別5(開放型スプリンクラー設備)
1-6 図面鑑別6(放水型スプリンクラー設備)
1-7 写真鑑別1(消火ポンプおよび付属設備)
1-8 写真鑑別2(屋内消火栓および付属設備)
1-9 写真鑑別3(屋外消火栓および付属設備)
1-10 写真鑑別4(閉鎖型ヘッド①)
1-11 写真鑑別5(閉鎖型ヘッド②)
1-12 写真鑑別6(開放型ヘッドなど)
1-13 写真鑑別7(流水検知装置)
1-14 写真鑑別8(一斉開放弁)
1-15 写真鑑別9(弁類①)
1-16 写真鑑別10(弁類②)
1-17 写真鑑別11(送水口、管継手他)
1-18 写真鑑別12(管継手および配管支持材)
1-19 写真鑑別13(工具類①)
1-20 写真鑑別14(工具類②)
1-21 写真鑑別15(測定工具)
1-22 アンカボルトなどの施工方法

レッスン2 試験の方法および試験装置
2-1 測定器および測定方法
2-2 警報試験1(加圧送水装置)
2-3 警報試験2(閉鎖型スプリンクラー設備)
2-4 警報試験3(開放型スプリンクラー設備)
2-5 耐圧試験

レッスン3 製図
3-1 図記号
3-2 屋内消火栓設備1(加圧送水装置関連の作図)
3-3 屋内消火栓設備2(配管および電気配線の作図)
3-4 屋内消火栓設備3(ポンプの全揚程の計算①)
3-5 屋内消火栓設備4(ポンプの全揚程の計算②)
3-6 スプリンクラー設備1(加圧送水装置関連の作図)
3-7 スプリンクラー設備2(スプリンクラー配管の作図)
3-8 スプリンクラー設備3(電気配線の作図)
3-9 スプリンクラー設備4(ヘッドの平面配置①)
3-10 スプリンクラー設備5(ヘッドの平面配置②)

3学期 模擬試験

レッスン1 模擬試験(第1回)
レッスン2 模擬試験(第2回)

松岡 浩史 (著)
出版社: オーム社; 改訂2版 (2019/8/24)、出典:出版社HP