入門Webデザイン [改訂第三版]




目次 – contents

本書の目的と構成

1 Webデザインへのアプローチ
Overview
1-1 Webデザイン
1-1-1 インターネットとWeb
1-1-2 Webサイトの目的とデザイン
1-1-3 Webページの表現手法
1-2 Webサイトの種類
1-2-1 Webサイトの種類と表現
1-3 Webサイトの制作フロー
1-3-1 Webサイト構築の流れ
1-3-2 Webサイト構造の設計図
keywords

2 Webデザイン
Overview
2-1 Webサイトのしくみ
2-1-1 Webサーバとクライアント
2-1-2 WebページとHTML
2-2 コンセプトメイキング
2-2-1 コンセプトとは
2-2-2 コンセプトの考え方
2-2-3 コンセプトの重要性
2- 3 情報の収集・分類・組織化
2-3-1 情報の収集
2-3-2情報の分類と組織化
2-4 情報の構造化とアクセスルート
2-4-1 情報の構造化
2-4-2 情報へのアクセスルート
2- 5 さまざまな関覧機器
2-5-1 PCとスマートフォンの違い
2-5-2 両機器への対応の必要性と対応手法
2-6 Webページの画面構成
2-6-1 PCにおける画面の分割と配置
2-6-2 スマートフォンにおける画面の分割と配置
2-6-3ナビゲーション手法
2- 7 素材の制作
2-7-1文字
2-7-2写真
2-7-3 ピクトグラムとダイヤグラム
2-7-4 アニメーションの利用
2-7-5 動画像の利用
2-7-6 音の利用
2-8 テストと修正
2-8-1 テストと修正
2-8-2 Webサーバへのアップロード
2-8-3利用者への配慮
2-9 評価とメンテナンス
2-9-1 評価
2-9-2 更新とメンテナンス
keywords

3 Webページを実現する技術
Overview
3-1 HTMLとCSSの基礎
3-1-1 本章を読むにあたって
3-1-2文章の構造とHTML
3-1-3 HTMLの基本構成
3-1-4 基本的なマークアップ作業
3-1-5 CSSによる装飾の基礎
3-1-6 HTML5の詳細
3-2 文書要素の制御
3-2-1 画像の貼り付け
3-2-2 ハイパーリンク
3-2-3 表組み
3-2-4 リスト
3-3 文字の装飾
3-3-1 CSSで用いられる単位
3-3-2 フォントの指定
3-3-3 フォントスタイルの指定
3-3-4 フォントウェイトの指定
3-3-5 フォントサイズの指定
3-3-6 行間の設定
3-3-7 文字の揃え
3-3-8 そのほかの文字装飾指定
3-4 フォーム
3-4-1 フォームの基本と構造
3-4-2 コントロールの識別方法
3-4-3 テキストコントロール
3-4-4 サブミットコントロール
3-4-5 ラジオボタンコントロール
3-4-6 チェックボックスコントロール
3-4-7 セレクトコントロール
3-4-8 テキストエリアコントロール
3-5 CSSレイアウト
3-5-1 CSSにおけるレイアウトのイメージ
3-5-2 要素ボックス
3-5-3 ブロックレベル要素ボックスの詳細
3-5-4 ノーマルフローによるレイアウト
3-5-5 フローティングによるレイアウト
keywords

4 技術の基礎
Overview
4-1 ディジタルとは
4-1-1 2進法と16進法
4-1-2 アナログデータとディジタルデータ
4-2 ソフトウェア
4-2-1 システムソフトウェア
4-2-2 アプリケーションソフトウェア
4-2-3 代表的なCG・Webページ制作ソフトウェア
4-3 入出力装置
4-3-1 入出力装置とは
4-4 インターネットの基礎
4-4-1 ネットワークへの接続
4-4-2 代表的なサービス
4-4-3 セキュリティ
4-4-4 インターネットリテラシー
keywords

appendix
a-1 知的財産権
a-1-1 知的財産権とは
a-1-2 著作権法での保護
a-1-3 権利の発生・取得
a-1-4 保護期間
a-1-5 侵害行為
a-1-6 ©️(マルシーマーク)著作権表示
a-1-7 知的財産権に関する具体例
a-2 データフォーマット
a-2-1 画像のデータフォーマット
a-2-2 動画像のデータフォーマット
a-2-3 文書記述のデータフォーマット
a-2-4 音のデータフォーマット

参考図書
画像提供一覧
index

サンプルデータのダウンロードについて
Chapter3に掲載されている各サンプルのデータは、CG-ARTS協会のWebサイトからダウンロードすることができます。つぎのURLに直接アクセスしてください。
http://www.cgarts.or.jp/book/web/index.html

筆者
出版社: 画像情報教育振興協会; 改訂第3版 (2016/9/20)、出典:出版社HP

■本書の目的と構成

現代社会において,Webサイトはテレビや新聞と同様に、人が情報を取得するための重要なメディアとして広く浸透している。また、情報の取得だけに留まらず、ブログやSNS, twitterのようなマイクロブログなどを利用することによって、技術やデザインの専門的な知識がなくても、手軽にインターネットを利用した情報発信やコミュニケーションを行うことが可能になった。

本書は、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)がWebデザインの入門用教科書として編集したものである。合わせて、当協会が実施している検定試験「Webデザイナー検定」の、主としてペーシックを受験しようとする学習者のための教材でもある。Webデザイナー検定ベーシックは、個人がWebデザインを行うために必要な基礎知識の理解度を測る試験である。読者の皆様に、本書での学習と検定試験の受験を通じて、自分自身の知識や技能の習得度を把握し、学習や進学・就職活動に活かしていただくことが、本書の目的である。

つぎに、本書の構成の概要を解説する。

「chapter1 Webデザインへのアプローチ」では、Webデザインへの理解を深めるうえで必要なインターネットのしくみやその特性、Webサイトの種類などについて解説している。

「chapter2 Webデザイン」では、Webデザインに必要な基礎的なデザイン手法と素材の扱い方について解説している。

「chapter3 Webページを実現する技術」では、HTMLとCSSを用いて、実際にWebページを記述する手法の基礎を解説している。

「chapter4 技術の基礎」では、Webデザインに関連する技術的な基礎知識について解説している。

「appendix」では、Webデザインを行う際に制作者が配慮すべき知的財産権、各種のデータフォーマットについて解説している。

加えて、本書では、chapter3で解説しているHTML、CSS、静止画像ファイルをデータとして提供している。本書を用いてWebページ制作の実習をする際に活用していただきたい。

なお、Webデザインに関してさらに深く学びたい場合には、本書ではとり扱わなかったWebデザインに関連する業務をトータルな視点から解説している、『Webデザイン」を適宜参照されることをお勧めする。本書にて、Webデザインの基礎知識を学び、『Webデザイン』にて、より高度な知識や、業務としてのWebデザインへのとり組み方について学ぶことで、効果的な学習ができる構成となっている。

2016年3月
『入門Webデザイン』編集委員会
編集委員長 若林尚樹

本書の構成
chapter1
Webデザインへのアプローチ
インターネットの歴史とWebの特性,Webサイトの種類,Webサイトの制作フローについて理解する。
chapter2
Webデザイン
Web制作の基礎として、Webサイトのしくみ,コンセプトメイキング,情報の分類・組織化,Webページの画面構成、文字や写真といった素材の扱い方などについて理解する。
chapter3
Webページを実現する技術
HTML5およびCSS3を用いて、具体的にWebページを記述するために必要な技術の基礎を身につける。
chapter4
技術の基礎
ディジタルの基礎知識,システムソフトとアプリケーションソフト,入出力装置,ネットワークへの接続,インターネットにおけるサービスとセキュリティなどについて理解する。
appendix
a-1 知的財産権
a-2 データフォーマット

筆者
出版社: 画像情報教育振興協会; 改訂第3版 (2016/9/20)、出典:出版社HP