SEO検定公式テキスト2級 2018年度版 




SEO検定試験2級とは

SEO検定2級試験は、いま企業に必要とされるコンテンツSEOと、ソーシャルメディア活用の実務を習得するためのSEO検定です。サイトに集客力を付けてGoogleからの評価を高める力を養う事が出来ます。単に概念を解説するだけにとどまらず、現場で行き詰ったときや迷ったときに使えるSEO運用マニュアルとしても活用できます。

全ての級のSEO検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法)を確認する

4級.「SEOの基礎知識」
SEOの全体像をつかむ初心者向け入門書。わかり易い図解入りでスピード合格を目指す。
SEO
3級「キーワード調査と内部要因最適化」
SEOの2大要素、目標キーワード設定とデータに基づいたサイト内部改善スキルを身に付ける。
2級「コンテンツSEOと外部要因最適化」
集客できるウェブサイトを目指し、コンテンツSEOの重要性と、ソーシャルメディアの活用を徹底習得。
1級「モバイルSEOとペナルティー復旧」
即実践可能な応用技術を解説。最高峰SEO技術の習得を目指しプロフェッショナルとしての確実なSEO実務を学ぶ。

一般社団法人全日本SEO協会 (著), 鈴木 将司 (著)
出版社: 全日本SEO協会出版局; 2版 (2018/4/27)、出典:出版社HP

 

目次 – SEO検定公式テキスト2級 2018年度版

はじめに
第1章コンテンツ資産の構築
1、内部要素のコンテンツ要因
1-1コンテンツのテーマ
1-2コンテンツの量
1-3コンテンツの質1-4コンテンツの人気度

2、Webコンテンツの種類
2-1テキスト(文字)
2-2画像
2-3動画
2-4音声
2-5ソフトウェア・プログラム
2-6ソーシャル

3、ユーザーの種類と提供するコンテンツ
3-1既存客
3-2見込み客
3-3無料コンテンツを探しているユーザー
3-4検証・公募・モニター募集
3-5偶然客
3-6社内スタッフ
3-7外注先企業担当社
3-8求職者
3-9マスコミ関係者
3-10業界人
3-11外国人

4、ドメイン内ブログと外部ブログ
4-1ドメイン内ブログ
4-2外部ブログ
4-3成約率を高めるための記事の書き方

5、オウンドメディア
5-1コンテンツマーケティング
5-2トリプルメディア
5-3各メディア連携と相互作用

6、コンテンツマグネット
6-1コンテンツマグネットとは
6-2情報発信者のメリット
6-3エンドユーザーのメリット

第2章外部リンク対策
1、被リンク元の数と質
1-1被リンク元の数
1-2被リンク元の質
1-3被リンク元の増加率

2、被リンク元の獲得方法
2-1被リンク元をどうやって集めるのか?
2-2リンク広告には必ずrel=”nofollow”を付ける

3、被リンク元の調査方法
3-1サーチコンソール内の「サイトへのリンク」
3-2Googleでドメイン名を検索する方法
3-3被リンク元調査ツール

第3章トラフィック要因の重要性
1、トラフィックとは?
1-1トラフィックの意味
1-2検索順位決定要因で年々重要性を増すトラフィック要因
1-3トラフィックの多いサイトが上位表示をしている

2、Googleはどのようにトラフィックを認識しているのか?
2-1検索結果上のクリック数とクリック率
2-2Googleのサービスにログインをしているユーザー
2-3Googleを利用するあらゆるユーザー

3、検索結果上位表示集団の特徴
3-1検索結果1ページ目にある「見えない垣根」
3-2無料情報提供サイト
3-3ポータルサイト
3-4比較・ランキングサイト
3-5ショッピングモール
3-6政府系サイト
3-7協会・団体サイト
3-8メーカーサイト
3-9マスメディアサイト
3-10ニュースサイト
3-11質問サイト
3-12大学・研究機関
3-13チェーン店
3-14コングロマリット

4、トラフィック獲得の施策
4-1トラフィックを増やすための9のステップ
4-2系列サイトの活用によるトラフィック獲得方法
4-3広告によるトラフィック獲得方法
4-4オフラインのトラフィック獲得方法
4-5他社との連携によるトラフィック獲得方法
4-6新しいトラフィック獲得方法第

4章ソーシャルメディア対策
1、ソーシャルメディアの重要性
2、SEOに役立つソーシャルメディアの種類
2-1Facebook
2-2Twitter
2-3Google+
2-4LINE@
2-5Youtube
2-6ソーシャルブックマーク
2-7その他ソーシャルメディア

3、誰にどのような情報を発信するのか?
3-1新商品の発表
3-2キャンペーン情報
3-3プレゼント・懸賞情報
3-4モニター募集案内
3-5求人募集案内
3-6お役立ち情報
3-7イベント情報
3-8自社サイトの更新情報
3-9スタッフ・経営者の日常報告
3-10企業の活動報告

4、ドメイン内ブログとソーシャルメディア
4-1ソーシャルメディアの落とし穴
4-2ソーシャルメディアとドメイン内ブログの使い分け
4-3ドメイン内ブログとソーシャルメディアのシナジー

5、情報拡散を促す方策
5-1ソーシャルボタンの設置
5-2ユーザーがシェアしたくなるページ
5-3ソーシャルメディアページへのリンク
5-4タイムラインの設置
5-5ソーシャルメディア広告の活用
5-6その他広告の活用
5-7インフルエンサーへの紹介依頼
5-8プレスリリース

第5章アクセス解析と競合調査
1、アクセス解析ツール
1-1Googleアナリティクス
1-2サーチコンソールとの連携
1-3その他アクセス解析ツール

2、競合調査ツール
2-1シミラーウェブPRO
2-2シミラーウェブ無料版
2-3アレクサ

3、ツールで注目すべき5つの指標

4、流入経路
4-1流入経路とは?
4-2Webマーケティングの成功とは?
4-3競合調査ツールでの流入元の見方
4-4アクセス解析ツールでの流入元の見方
4-5流入元の7つの診断ポイント

5、流入キーワード
5-1流入キーワードとは?
5-2競合調査ツールでの流入キーワードの調べ方
5-3アクセス解析ツールでの流入キーワードの調べ方
5-4流入キーワードの4つの診断ポイント

6、サイト滞在時間
6-1サイト滞在時間とは?
6-2競合調査ツールでのサイト滞在時間の調べ方
6-3アクセス解析ツールでのサイト滞在時間の調べ方
6-4サイト滞在時間の4つの診断ポイント
6-5直帰率と離脱率を下げてサイト滞在時間を伸ばす工夫

7、人気ページ
7-1人気ページとは?
7-2競合他社の人気ページの調べ方
7-3自社サイト内の人気ページの調べ方7-4人気ページの4つの診断ポイント
7-5特定のページのページビューを増やす工夫

8、ユーザー環境
8-1ユーザー環境とは?
8-2競合調査ツールでのユーザー環境の調べ方
8-3アクセス解析ツールでのユーザー環境の調べ方
8-4ユーザー環境の3つの診断ポイント
参考文献
SEO検定試験のご案内
本書について

はじめに

現代のSEOは年々複雑化の一途を辿っているように見えます。SEO検定3級で解説したようなサイトの内部を技術的に最適化することにより確かに一定の順位まで検索順位は上昇します。しかし、それだけではその順位のさらなる上昇や維持すらおぼつかないくらい検索順位の決定要因は複雑化してきています。こうした混迷する時代には一度、基本に戻ることが必要です。そもそもWebサイトを企業が作る目的は何でしょうか?

それは自社サイトに見込み客が求めるコンテンツを掲載して、少しでも早くそのコンテンツをより多くの人達に見てもらうための告知活動をすることではないでしょうかこの当たり前のことに見える「基本」に戻ることを検索エンジン最大手のGoogleは全てのサイト運営者に要求するようになりました。それは本書で解説するように訪問者数が多いWebサイトのページが様々な検索キーワードで上位表示するというトラフィック要素をGoogleは検索順位算定の大きな要因として使用するようになったからです。トラフィックというのは直訳すれば交通量のことを意味するもので、Webサイトにアクセスする訪問者数のことを言います。

Webサイトのトラフィックを増やすために何が必要かといえば、企業のWebサイト運営の基本である「コンテンツの充実」とそれをより多くのユーザーに見てもらうための「コンテンツの告知」というたった2つのことを愚直に行うことです。本書の目的は、この偶然、あるいは必然とも言えるGoogleが求める2つの必須工程を企業の現場においてSEO技術を活用し検索順位を上げ検索エンジンからの集客数を最大化する具体的な方法論を解説することです。本書は単に概念を解説するだけにとどまらず、現場で行き詰まった時、迷った時にどのような方策を取ることが出来るのかを「SEO運用マニュアル」として提供することを目標に執筆されました。

これにより今、SEO担当者に求められる品質の高いコンテンツの作成ノウハウ・安全で効果のあるリンク獲得ノウハウ・トラフィックを獲得するための具体的な施策・ソーシャルメディアの効果的な活用方法・それら施策の効果を測定してその改善に役立てる方法を解説するものです。検定試験合格の参考書として使うだけはなく、問題に直面した時の真の参考書として活用していただけることを願い上梓させていただきました。本書がSEOを実際の現場で役立てて社会で大きく活躍しようという熱意ある学習者の一助になることを心より祈念しています。
2018年3月
一般社団法人全日本SEO協会

第1章 コンテンツ資産の構築

内部要素の1つ目の要因はSEO検定3級で解説した技術要因ですが、本書がカバーする2級では内部要素のもう1つの要因であるコンテンツ要因を改善し検索順位アップを目指す方法を解説します。

1、内部要素のコンテンツ要因
コンテンツというのは情報の中身の事のことを言います。

Googleは検索ユーザーが求めるコンテンツを検索
結果ページの上位に表示させようとします。そのためGoogleで上位表示をするためにはユーザーが求めるコンテンツを作り自社サイトに掲載することが必須条件になります。

1-1コンテンツのテーマ
検索ユーザーが求めるコンテンツであるかどうかを判断する第一の条件はコンテンツのテーマが検索キーワードと一致しているかどうかです。例えば、ユーザーが東京にあるリフォーム会社を探すために「リフォーム東京」で検索した場合Webページ上に「リフォーム」をテーマにしたコンテンツが掲載されていることと東京にその会社が存在している事を指し示す言葉である「東京」というキーワードが書かれていれば、そうで無い場合に比べて検索で上位表示しやすくなります。

反対に、「リフォーム」というキーワードよりも「新築」という言葉が多く書かれていれば「新築東京」では上位表示しやすくなりますが、「リフォーム東京」では上位表示しづらくなります。そして「東京」という地域を示すキーワードよりも「神奈川」がそのWebページに多く書かれていれば「リフォーム」というキーワードが十分書かれていても「リフォーム東京」では上位表示しづらくなります。

さらには、そのWebページだけに「リフォーム」と「東京」が十分に書かれていても、そのサイトの他のWebページにそうしたキーワードがほとんど書かれていなければ評価が低くなり「リフォーム東京」では上位表示しづらくなります。コンテンツのテーマと上位表示を目指すキーワードとを一致させることが内部要素の最適化で最も重要なポイントです。これは別の言い方をすれば、「上位表示を目指すキーワードのことだけをページ内に書いてそれ以外の事はそのページには書かないようにする」という事になります。

1-2コンテンツの量

いくらコンテンツのテーマが上位表示を目指すキーワードと一致していたとしてもコンテンツの量が少なければ上位表示に不利に働きます。上位表示をするためにはコンテンツの量を競合他社に比べて増やす必要があります。例えば自社サイトにある「リフォーム東京」で上位表示を目指すページの中に「リフォーム」と「東京」という言葉が含まれた文章が300文字書かれていたとします。

しかし競合する他社サイトのページには同じ「リフォーム」と「東京」という言葉が含まれた文章が600文字書かれていた場合、コンテンツの量に2倍の開きがあり300文字しか書かれていないページは上位表示に不利になります。また、上位表示を目指すページの文字数が競合のページと同じかそれ以上あったとしても、サイト全体で見た場合、文字数が多いページが自社サイトに競合サイトよりも少なければ、競合サイトのほうが上位表示に有利になってしまいます。このため上位表示を目指す場合、特に競争率が高いビッグキーワードで上位表示するには、上位表示を目指すページにある文字数が競合よりも多い事と、サイト全体にそうした文字数が多いページの数が競合よりも多いことが重要になります。

1-3コンテンツの質

しかし、この事はコンテンツの量だけをむやみに増やせば良いということを意味するものではありません。Googleはパンダアップデートというコンテンツの品質について厳しくチェックするアップデートを実施しています。そのため、ただコンテンツ量を増やすというのではなく、質が高いコンテンツを増やす必要があります。コンテンツの質には2つの意味があります。

(1)独自性
1つは文字コンテンツが他のドメインのサイトに書かれている事をコピーしたり、一部だけを改変して見た目だけ独自性があるように見せかけたものであるかどうかです。オリジナルの文字コンテンツであることが上位表示には必要になります。また独自性があるかどうかは1つのドメインのサイト内にある他のページと比較した時も必要になります。同じような文章のかたまりが書かれているページがサイト内に多数ある場合、そのサイトの独自性が損なわれてしまいます。そのためサイト内の1つ1つのページを確認して重複している文字コンテンツがあるかどうかを調べ、重複した文字コンテンツを発見したら重複コンテンツを削除しそれぞれのページに独自の文字コンテンツを追加することが必要になります。

(2)人気度

ただし、例外もあります。それは他のドメインのサイトにある情報をまとめただけのいわゆる「まとめサイト」が上位表示しているという現象です。その理由は独自性が無い、あるいは非常に低い文字コンテンツでも様々な情報源から情報を探してとりまとめて編集するというユーザーが情報を探す手間を省くという一定の付加価値があるため、時間を節約しようとする検索ユーザーがまとめサイトを訪問するため人気がある文字コンテンツだと評価するからです。独自性が無い、あるいは非常に低い文字コンテンツばかりのサイトでも上位表示している事例が稀にあるのはこのことが理由です。

1-4コンテンツの人気度

Googleはコンテンツの人気度をどのように測定しているのでしょうか?これまでGoogleが公式に発表している情報や公開している特許情報から次の要因によってコンテンツの人気度を測定している事が分かっています。

1検索結果上のクリック率

これはGoogleが創業期のころから参考にしているデータで、検索結果上に表示されるWebページのリンクの表示回数とクリック数から算出するクリック率がコンテンツの人気度を推測する重要な指標になっています。検索結果ページ上のどのリンクがどのくらいクリックされるかという非常にシンプルなデータです。Google以外のサイトであるブログランキングシステムや各種ポータルサイトでもクリックされればされるほど順位が上がるアルゴリズムを採用しているところが昔からあります。同じユーザーが短時間に何度も同じWebページをクリックして自社のページの検索順位を引き上げる不正行為を防止するためにGoogleは検索ユーザーがネット接続する際のIPアドレスを把握しています。そのためそうした単純な不正行為は順位アップには効果が無いようになっています。

2サイト滞在時間

これはGoogleが無償で提供しているGoogleアナリティクスというアクセス解析ログソフトを見ても分かるようにGoogleは検索結果上でクリックされたページにユーザーが何秒間滞在しているか、そしてそのページからサイト内の他のページへのリンクを辿りどのページを何秒間見ているかをクッキーという技術によって計測しています。そしてそれらユーザーが閲覧した各ページの滞在時間を合計したものがサイト滞在時間として計算されてサイトの評価、そのサイトのドメインの評価にも影響を及ぼすことがわかっています。ページ滞在時間を伸ばすためには分かりやすい情報を十分な量だけ掲載することが必要です。そしてサイト滞在時間を伸ばすためには検索ユーザーが検索結果ページ上にあるリンクをクリックして訪問したランディングページから関連性の高いページにわかりやすくリンクを張る事が必要になります。

以上が検索エンジンの中でも最も高い評価基準を持っているGoogleがサイト運営者に要求するコンテンツの質の定義です。コンテンツの質の定義を知った後は、実際に質が高いコンテンツを作る方法を知る必要があります。

2、Webコンテンツの種類

質が高いコンテンツを作る方法を知る前に、そもそもWebサイト上で提供出来るコンテンツにはどのような種類があるのかを知る必要があります。

2-1テキスト(文字)

テキスト(文字)は最もポピュラーで一般的なコンテンツの種類です。そして検索エンジンが検索順位を決める上で最も重視しているコンテンツの種類です。Webページ上にはたくさんの文字数があったほうがそうでない場合よりも上位表示しやすい傾向があります。文字数を増やす工夫としては次のようなものがありま。

(1)文字部分を画像化したものはテキストに戻す
→サイト閲覧者にインパクトを与えるためにテキスト部分を画像にすることが一時期流行しました。テキスト部分を画像にすることで綺麗なフォントを使ったり立体的にしたり、縁に色を付けること等が可能になるからです。

しかし、そうすると見栄えは良くなりますが、通常のテキストよりも検索エンジンからの評価は若干下がることになります。また、画像にしてもそのALT属性にテキストを書くことは出来ますが、そこには上位表示を目指すキーワードを詰め込むことも出来るので検索工ンジンからの評価は若干下がります。

【文字部分を画像化してALT属性に画像の表面に書かれているテキストを記述した例】

そして近年ではスマートフォン等のモバイルデバイスでインターネット接続をするユーザーが増えており、文字部分を読み込みが早いテキストを使わずに画像を使えばダウンロードに若干の時間がかかるようになるためダウンロードスピードを重視するGoogleの評価も下がることになります。こうした理由から、見栄えを良くするためにこれまで画像化してきた文字をテキストに戻すことがSEOにプラスに働く環境になってきました。

そのため文字部分を画像化したものはテキストに戻すことがページ全体の文字数を増やすことになり推奨されるSEO手法になります。ただ、どうしても見出し部分はインパクトのある綺麗なフォントにしたいという場合はWebフォントを使うという手法があります。Webフォントとは、Webページの見栄えを記述するCSS(スタイルシート)のバージョン3.0で新たに導入された仕様で、ページ中の文字の表示に利用するフォント(書体)データを指定した場所からダウンロードして適用できるようにするものです。

これまでもフォントの指定は可能でしたが、Webページを閲覧しているコンピュータに指定したフォントが存在しない場合には、そのフォントでの表示はできませんでした。Webフォントを利用すると、フォントが存在しない場合にはWeb上の指定されたアドレスからフォントデータを自動的に読み込んで表示に使用することが可能になります。(e-Wordsより)

次の例は以前画像だった見出し部分をWebフォントを使いテキストに戻した例です。ソースを見るとH2タグで囲ったテキストだということがわかります。

【Webフォントを使って見出しをテキストに戻した例】

 

【その部分のソースコード】

 

<h2class=”msbg”>
<strong>プライバシーポリシー</strong>
<fontcolor=”#ECEBFC”>
PrivacyPolicy
</font>
</h2>
インパクトのあるフォントを使い見出しや本文を修飾したい場合はWebフォントを使い、少しでも多くの部分をテキストにして検索エンジンによる評価を高めるようにすべきです。

 

(2)画像の下にその画像についての説明文を追加する→

本文を追加することが出来ない場合はページ内にある画像の下にその画像についての簡単な説明をキャプション(説明文)としてテキストで記述すると文字を増やすことが出来ます。

さらに画像を増やしてそれらの下にキャプションを書けばかなり多くの文字を増やす事が出来ます。

(3)脚注を追加する→

脚注とは、ページの下部で本文の枠外に記載される短文のことです。用語の解説や補足説明など、文書中の特定の部分の内容をより詳細に説明するために付されます。文章中の、説明したい箇所に米印(※)や脚注番号などの特定の記号を付け加え、ページ下の欄外や文書の末尾に説明となる記述を添える形式が一般的です。

(IT用語辞典Weblio辞書)用語解説や補足説明、出典情報などの脚注を書き加えることにより文字数を増やせばページ内の情報がよりユーザーに伝わりやすくなるのでコンテンツの質を高める事も同時に出来ます。

(4)スタッフからの一言、挨拶文を追加する→

物販の場合は商品をお奨めする理由を一言、お店の場合はお客様への挨拶としての一言を書くとテキストを増やす事ができます。1人だけではなく何名かが書けばその何倍もテキストを増やす事ができます。

(5)レビューを追加する→

レビューというのは商品・サービスを使ったお客様の声の事ですが、非常に多くのWebサイトが商品の魅力や人気を証明するためにレビューを追加するようになってきています。そしてそれは同時にテキストを増やすための非常に有効な方法にもなっています。レビューを顧客に書いてもらうための工夫としてはポイントの付与やギフトカードやカタログギフト、単価の高い商品の場合は数パーセントの割引等を提供すると集まりやすくなります。ただし、極端な謝礼は法的な問題になったり悪い評判を起こす原因になることになるので避けるべきです

(6)質問文を追加する→

ページのテーマに関連した質問文を掲載すると文字コンテンツをたくさん増やすことが可能です。次の図は東京都内の墓石に関する100文字くらいの質問文を5件追加したことによって「墓石東京」でGoogleで1位表示されたページです。質問文の中にはしつこくない程度に墓石や東京を含めるようにしています。質問文はどのようにして集めたのかというと1つは過去にメールで貰った質問を編集したり、消費者視点に立って質問文を書いてくれるライターを外注するなどして集めました。ランサーズやクラウドワークス等のクラウドソーシングサービスを使えば低コストでオリジナルの記事を書いてくれることがありますのでたくさんの費用をかけずにページのコンテンツを増やすことが可能です。

続きを本書で確認

一般社団法人全日本SEO協会 (著), 鈴木 将司 (著)
出版社: 全日本SEO協会出版局; 2版 (2018/4/27)、出典:出版社HP