きゅう師試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
きゅう師の概要
きゅう師とは、灸(きゅう)を体のツボに置いて燃やし、熱の刺激によって自然治癒力を高める専門家です。東洋医学の代表的な療法の一つで、厚生労働省が認可する国家資格です。受験資格に文部科学大臣が認定した専門学校や大学か厚生労働大臣が認可した養成機関に置いて、専門的な知識を身につけることが必要とされています。資格取得後は独立開業をすることもできます。
最新のきゅう師試験テキストを確認する
Amazon Rakuten
きゅう師の公式テキスト
公式テキストはありません。認可された養成機関を修了していることが必須なので、それらで使用したテキストを復習するといいでしょう。市販では試験対策専用の問題集やテキストが販売されています。
きゅう師のおすすめテキスト
1.「2019 第17回~第26回 徹底攻略! 国家試験過去問題集 はり師きゅう師用」(医道の日本社)
第17回~第26回国家試験の全問題を収録。科目別&「国家試験出題基準」項目順に、全問題を分類。過去10年間の出題傾向がよくわかり、ウィークポイントを強化しやすい。冊子タイプの付録に、試験当日と同じ通し問題を3年分収録!赤シート付き!解答・重要語をもっと活用できる。
2.「よくわかる! はり師・きゅう師試験合格テキスト(国家・資格シリーズ 362)」(弘文社)
本書は、はり師・きゅう師国家試験に合格するためのテキストです。科目別の国家試験問題を、専門用語に読み仮名をつけて、わかりやすく解説しています。また、東洋医学の考え方や診察方法、つぼの種類なども掲載しています。付録として、「見てすぐわかるつぼ療法」も収録しました。本書なら、短期間で実力アップが可能です。
3.「あん摩マッサージ指圧師・はり師きゅう師・柔道整復師国家試験対策 よく出るテーマ50 解剖学」(医道の日本社)
第1回から第19回までのはり師きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師国家試験問題の解剖学パート約1360問を分析し、3回以上出題されている問題をピックアップ。その中から問題を項目別に整理して50テーマを抽出し、イラストとチャート、要点の解説を加えたのが本書です。「右気管支は左気管支よりも垂直に近いのか?」「脾静脈は門脈に注ぐのか?」など、判断に迷うポイントもズバリ解決。国家試験の4択問題のキーとなる重要事項が難なく頭に入るように構成されています。
最新のきゅう師試験テキストを確認する
Amazon Rakuten
目次 – 2020 第18回〜第27回 徹底攻略! 国家試験過去問題集 はり師きゅう師用
編集委員会/解説執筆者一覽(2019年度)
糸井 マナミ(いとい まなみ)
糸井 恵(いといめぐみ)
井上 基浩(いのうえ もとひろ)
清藤 昌平(きよふじ しょうへい)
斉藤 宗則(さいとう むねのり)
田口 辰樹(たぐち たつき)
田中 健吾(たなか けんご)
林 知也(はやし ともや)
丸茂 栄士郎(まるも えいしろう)
水沼 国男(みずぬま くにお)
宮本 直(みやもとただし)
矢島 道子(やじま みちこ)
渡邉 康晴(わたなべ やすはる)
(五十音順)
序
時代と共に教材や参考書の中身も高度になり、またたくさんの副読本や問題集なども出版され、ユーザーサイドに立てば、多くの国家試験対策資料が安価に入手でき、恵まれた環境といえるのかもしれない。
しかし、似たような内容ではあっても問題集や参考書がたくさんあるということは、選択に迷い、かつ複数のテキストを購入しても、十分にその機能、目的を発揮しうるかどうか疑問でもある。
本書は、国家試験制度が導入された当初から、一貫して国家試験内容の解答を解説すると共に、国家試験対策用問題集として十分活用しうるような目的を持って編集、出版されてきた。過去に出題された国家試験問題の解説ではあるが、答えを羅列するだけではなく、要領よく設問の意義や狙い、鑑別点などを解説し、繰り返し読み返すことによって、関連する設問の理解も深めることができるよう配慮したものである。
複数の関連問題集やテキストを解くことも一つの学習法であるが、むしろ1冊を徹底的に何度も学習することによって関連問題まで含めて理解を深めるというのが、本書の活用の目的である。
2014年1月に国家試験出題基準が改定され(公益財団法人東洋療法研修試験財団『あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験出題基準 平成26年版』)、平成27年(第23回)国家試験から適用されている。
本書は、この新しい出題基準に基づき、過去10年間の全問題を各科目の担当執筆者の判断によって『出題基準』の「小項目レベル」で並び替え、収録している。そのため項目ごとに理解を深められるような体裁になっている。
受験生各位が国家試験対策のテキストとして活用いただき、合格の栄誉を獲得されんことを心より期待している。
2019年6月
学校法人明治東洋医学院編集委員会
この問題集の特徴
●国家試験第18回~第27回に実際に出題された全問題を、明治東洋医学院編集委員会の判断により科目分けし、ページ左段に問題、右段に解答・解説をまとめた。
●さらに、出題傾向や頻度がわかるよう、すべての問題を「国家試験出題基準」*の「小項目レベル」順に並べかえた。ただし、小項目の掲載は省略した。*注意:平成27年(第23回)国家試験から、改定された出題基準「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験出題基準平成26年版』(公益財団法人東洋療法研修試験財団)が適用されている。本書も同出題基準に準じている。
●出題されていない大項目・中項目は省略した。(例:大項目1の出題がなかった場合、大項目2からスタートしている。中項目も同様。また、途中でも出題されていない項目は掲載を省略した)。
●同じ内容の問題が複数並んだ場合、その中で出題年度順(時系列)とした。
●複数の項目にまたがる問題、あるいはその科目には該当するが、その中のどの項目にも該当しない問題は、担当執筆者の判断により、その項目の末尾におくか、大項目レベル・中項目レベルで各々末尾に「該当項目なし」という項目を設け、まとめた。
●担当執筆者が重要と思われる語句を色字とした。
●各設問の解説は、基本的に公益社団法人東洋療法学校協会監修の教科書の表記にそって記載している。ただし、出題年度によって表記が異なる用語については、設問文に合わせて表記している。
●各設問の正解の欄には、基本的には公益財団法人東洋療法研修試験財団の解答を掲載しているが、担当執筆者の解答が異なっている場合は担当者の解答を記載して、公益財団法人東洋療法研修試験財団が発表した解答も財団解答として併記した。
●解説中に「問題1を参照」とある場合、問題1を指す。
目次
序
この問題集の特徴
專門基礎科目
医療概論
衛生学・公衆衛生学
関係法規
解剖学
生理学
病理学
臨床医学総論
臨床医学各論
リハビリテーション医学
專門科目
東洋医学概論
經絡穴概論
東洋医学臨床論
はり理論
きゅう理論