ファイリング・デザイナー検定3級はどのような試験? – 入門として受けてみたい人向け
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ファイリング・デザイナー検定とは
「ファイリング・デザイナー検定」という資格を耳にしたことはありますか?
ファイリング・デザイナー検定とは、日本経営協会が実施する、トータル・ファイリングシステムの知識技能に関する検定試験のことを指します。
あまり聞き慣れない資格ではあるかと思いますが、様々な情報が錯綜する現代において、情報を上手くさばきながら仕事の質や生産性を高めることは、我々にとって必要不可欠なスキルだと言えます。
ファイリング・デザイナー検定の概要
この検定は、3級、2級、1級で構成されており、この順で難易度が高くなっていきます。
試験時間は1級のみ90分、その他は60分となっており、1級では記号選択問題の他に記述問題も出題されます。
試験形態及び開催時期は、CBT形式により7月、12月の年に2回で、1か月程度の期間から希望の日時を選択できるようになっています。
受験料は、3級から順に4,000円、6,000円、8,000円となっています。
3級を取得するメリット
ファイリング・デザイナー検定3級は情報活用スキルの入門編であるので、取り組みやすい内容となっております。
約1か月の勉強で範囲を網羅できることから、大学生が長期休みに勉強することにも適しています。3級取得に向けた学習の過程で、日々のオフィスワークの効率を見直すこともできます。
比較的認知度が低い資格であるからこそ、資格取得を通じて身に着けた情報活用スキルによって周りと差をつけることができるでしょう。
3級の難易度
気になる合格率ですが、2018年度の平均合格率は89.7%と高めです。
普段からオフィスワークをしている人にとっては当たり前だと感じる内容も多いので、専門用語などを確認しながら対策すれば難なく合格できるレベルです。
一方で、オフィスワークになじみがない高校生や大学生にとっては難しいと感じる内容もあるので、約1か月程度の学習が必要です。
日本経営協会が出版している3級用テキストの第4章の内容が、特に大学生にとっては馴染みがなく、苦戦する部分であるかもしれません。
まとめ
今回はファイリング・デザイナー検定の3級にフォーカスして紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
普段何気なく扱っている情報やビジネスファイルですが、適切に扱うことによってより安全かつ効率的に情報を管理することができます。
多様な情報が行き交う現代において必須ともいえるファイリングシステムについて学んでみたい、今一度見直したいという人は是非、3級からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。