おすすめGTECの勉強法は? – 初めて受験する初心者向けの対策も!
GTEC試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)!も確認する
GTECとは
GTECは、ベネッセが主宰しているスコア型英語4技能検定です。中学1年生から高校3年生までを対象に、レベルに合わせた4つのコースがあります。主に日本の大学入試の際に活用することができます。試験時間は175分で、4技能がそれぞれ350点満点で、計1440点満点です。
GTECのレベル
GTECには、「GTECjunior」「GTEC中学生・高校生版」「GTEC大学生・社会人版」の3種類があり、それぞれの世代にあったレベルが出題されています。大学入試の際に活用できるのは、このうちの「GTEC中学生・高校生版」となります。
GTEC勉強法
スピーキング
スピーキングでの評価の基準となるのは、聞き手に自分の主張したい内容が伝わるか、それを効果的に伝えられるか、の二点となります。前者では内容が、後者では語彙力や文法、発音などが見られています。語彙力や文法のレベルをあげる場合、音声付きの単語帳や文法問題集が効果的です。繰り返しながら知識として定着させましょう。この際に気をつけておきたいポイントは、耳で正確な音を聞き、しっかりと発音することです。実際に理解して、使えるようになるために必要な工程ですのでその辺りを意識して取り組みましょう。
ライティング
ライティングでの評価基準もスピーキングと同じで、内容や主張が伝えられているか、それを効果的に実行できているか、です。文章での回答なので、構成能力や意見の展開の仕方なども見られています。このパートは、メールの書き方やエッセイの構成を知っているか否かでスコアが大きく変わります。GTECの実際の過去問題や練習問題などを通して何度も書く練習をすることが大切です。しっかりと質問に簡潔に答えることと、型を身に着けることを意識しながら練習しましょう。
リーディング
リーディングは、インプットでの作業がメインとなります。念頭に置いておくべきなのが、なるべくスピーディーに読むことです。制限時間が厳しく設定されているGTECでは、他の英語の試験と違って問題全体で時間を設定されていません。そのため早く正確な読解力が求められます。GTECの過去問や問題集などを繰り返し解くことで、問題に慣れながら読むスピードを早めていきましょう。語彙力などは、単語帳などで補完していきましょう。
リスニング
リスニング分野は、他と比べて比較的早くスコアを伸ばすことができます。対策問題集やその他英語教材に付属しているCDを活用しましょう。繰り返し聞くことで、どんな問題が出題されるのか、どのレベルなのかを把握しましょう。スピーキングの練習にもありますが、聞くだけでなく、実際に声に出すことも、慣れるために大切な作業です。
まとめ
今回はGTECの勉強法について、各分野に分けて説明しました。四技能を測るテストであるため、満遍なく勉強する必要があります。特に、スピーキングとライティングの分野は、日本の義務教育ではあまり徹底して習わないため、苦労すると思います。それでも、高度な技術などを要求されているわけではないので、基本を徹底し、繰り返し学習を行うことで十分高得点を狙うことができます。