樹木医は役に立つ?メリット、デメリットは?
樹木医は意味がある?意味がない?
「緑の文化財」として親しまれている巨樹や古木林は、環境悪化や病虫害などによって樹勢の衰えたものも多く、適切な保護が急がれています。樹木医は、そうした樹木の診断や治療、後継樹の保護育成を行うほか、樹木保護に関する知識の普及や指導を行う専門家です。
今回は、樹木医を取得するときのメリット、デメリットについて紹介していきます。
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メリット
文化財の維持に関わる
樹木医は、数百年と生きている古木や巨樹の保守管理を行う仕事です。文化財の維持に関わることができます。
キャリアアップにつながる
造園会社などに勤めながら、キャリアアップのために資格習得を目指す方が多いです。
デメリット
実務経験が必要
樹木医を受験するためには最低7年の実務経験が必要となります。特定の大学などで学ぶことで取得できる樹木医補という資格を取得することで、1年の実務経験で樹木医の資格試験を受けられるようになる制度もあります。
研修費が高額
筆記試験合格者は研修を行ったのち樹木医として認定されますが、この研修の受講費用が90,000円と高額です。筆記試験の受験料は研修料とは別で18,000円かかります。