オシロスコープ超入門 (測定器入門シリーズ)
【オシロスコープを学ぶためのおすすめ本 – 電気工事関係の資格の参考書にも!】も確認する
はじめに
本書「オシロスロープ超入門」に関心をもっていただいたということは、下記のような疑問や不安をお持ちなのではないでしょうか。
・つなぎ方を間違えると壊れるのでは。誤って壊してしまわないか不安。
・使ったことのない機種になるとさっぱり使い方がわからない。
・見よう見まねで使ってはいるが、基本的な知識を再確認しておきたい。
・取扱説明書を見ても専門用語が多くてよく分からない。
オシロスコープに限らず、どんな測定器でも使えば覚えますし使わなければ忘れてしまいます。オシロスコープは昔に比べて安くなったとはいえ、ハンディのマルチメータなどと比べるとまだまだ高価な測定器です。破損することを恐れて使うのを躊躇しているようでは、慣れるのに時間がかかってしまいます。本書で、オシロスコープの基本的なしくみさえ学習していただければ、あとは怖がらずどんどん使って慣れるだけです。
個々のオシロスコープの操作方法は、お使いの取扱説明書をご覧いただく方が良いでしょう。本書はどんなオシロスコープを扱う上でもベースとなる知識を身に付けていただけるよう構成しました。
目次
1はじめに
2オシロスコープとは
3各部名称
4校正信号を見てみよう
【波形の種類】
5画面の見方
【交流電圧の表記】
6プローブの減衰比
7プローブの役割と影響
【実際に観測される波形例】
8プローブの入カインピーダンス
【インビーダンスとは】
9ブローブの補正
10電圧レンジ・ポジションの調整
11時間レンジ・ポジションの調整
【信号のデジタル化】
12直面表示内容
【プローブに触れた時に現れる波形の正体】
13オシロスコープのGND
【アースの役割】
【感電とは】
【接地とは】
14おろそかになりがちな注意事項
【差動信号とは】
15オシロで家庭用電源を観測できるか
16帯域幅(周波数帯域)
17日入力結合(入カカップリング)
18オシロで家庭用電源を観測できるか(続き)
19トリガの役割
20各種トリガ設定
21帯域幅短形波の場合
22帯域幅ゲイン実測
23サンプリングレート
24メモリ
25参考資料