社会保険労務士(社労士)試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
社会保険労務士(社労士)の概要
社会保険労務士(社労士)は、社会保険労務士法に基づいて厚生労働省が認定する国家資格です。社労士の主な業務は、労働社会保険の手続き代理、労務管理の相談、年金相談業務、紛争解決手続代理業務、補佐人業務などがあります。社会保険のスペシャリストとして重要な役割を担っています。
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社会保険労務士(社労士)の公式参考書・テキスト
公式テキストはなく、資格取得学校などが独自にシリーズ物のテキストを発行しています。試験の合格率は10%以下と低く、試験範囲も広いので参考書選びは慎重に行いたいところです。また、資格講座も充実しているので、それらを活用して資格を取得するのも方法の一つです。ここでは人気のシリーズの1冊をそれぞれ紹介していきます。
社労士のおすすめ参考書
1.「みんなが欲しかった! 社労士の教科書」(TAC出版)
資格の学校TACが初学者・独学者専用に開発したフルカラーの教科書! この1冊で合格水準の知識がしっかり身につきます。 今年注目の法改正点でもある「働き方改革関連法」にもしっかり対応しています!
2.「2019年版出る順社労士 必修基本書」(東京リーガルマインド)
「必修基本書」を核とする、社労士受験対策「出る順社労士」シリーズ。 初学者から学習経験のある方まで、社労士受験生すべての方におすすめです。 ウォーク問の「本試験型過去問題集」、「一問一答過去問BOOK ポケット」、「選択式マスター」は全て「必修基本書」とリンク。 シリーズを通してインプット・確認・アウトプットの徹底したトレーニングが効率よく図れるようになっています。
3.「2019年版 ユーキャンの社労士 基礎完成レッスン」(自由国民社)
全ページフルカラーで、すらすら頭に入る! わかりやすさ1!社労士受験を考える全ての人のために開発した最強の入門書!社労士に興味を持ったら必ず手に取りたい一冊!
4.「ごうかく社労士基本テキスト 2019年版」(中央経済社)
本試験での頻出事項を完全網羅! 最新の法改正を織りこむとともに、図表と制度趣旨の解説を充実。社労士受験のバイブル「うかるぞ社労士」の後継書。過去問の詳細な分析で本試験の頻出事項を網羅した基本テキストです。働き方改革による労基法の改正をフォローした最新版。社労士受験のバイブル「うかるぞ社労士」の後継書。労基法の改正をフォローした最新版。
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(スマホで見れる電子版付) 読めばわかる! 社労士テキスト 2021年対策 (合格のミカタシリーズ)
はじめに
労働・社会保険に関する法律、人事労務管理の専門家である、社会保険労務士。そんな社会保険労務士試験の合格を目指す方にとって、「とにかく分かりやすい」テキストを作りたい。そんな思いから「読めばわかる!社労士テキスト」を発刊いたしました。
本書は、とにかく「わかる!」を目指して、一つ一つの項目について簡潔にまとめながら、流れを追って理解できる構成です。フルカラーでスラスラ読めるだけでなく、情報を整理して必要な図解や具体例を豊富に掲載しています。特に本文をコンパクトにまとめた「わかる!メモ」は、文章だけでは分かりづらい法律も、一目で分かる講義板書です。本文から流れを追って読み進めれば「わかる!」という実感を持ちながら、納得して学習を進めることができます。また、社会保険労務士試験は範囲が膨大で「何から学習をしていいか分からない」と感じられるかもしれませんが、合格への近道は、基本項目をきちんとマスターすること、合格に必要な情報を選び抜いて学習することです。
本書は、資格の大原 社会保険労務士講座の講師陣が培ってきたノウハウを駆使して、厳選・監修を行いました。読めばわかるだけでなく、合格に必要な知識を効率良く、一からしっかり身に付けられます。2021年度版の発刊にあたり、本試験や出題傾向を改めて徹底分析し、合格のために必要な情報をより充実させ、整理して掲載しました。本書は優先順位をつけて学習効率を高めるため、本試験の出題実績に応じ「基本」「発展」とし、また、条文・図解をより理解していただけるように「読めばわかる!」で丁寧に説明をしています。はじめて学習をされる方から学習経験がある方まで、全ての方の合格のお役に立てる内容になっています。
また、「合格のミカタシリーズ」として、アウトプット教材「解けばわかる!社労士問題集」、「解いて覚える!社労士選択式トレーニング問題集」も発刊しています。合格のミカタシリーズは、合格を本気で目指す受験生の皆様の効率的な学習をサポートするため、資格の大原 社会保険労務士講座講師陣が自信を持っておすすめする書籍シリーズです。本書をご活用頂き、皆様の努力が実を結び合格を勝ち取られることを心よりお祈り致します。
2020年8月吉日
資格の大原 社会保険労務士講座 講師一同
本書は、令和2年6月5日現在において公布され、令和3年度の社会保険労務士試験の実施についての公示(毎年4月中旬)が行われるまでに施行されるものに基づいて作成しています。なお、令和2年6月6日以降に公布された法改正等に伴う修正については、下記ホームページにて順次公開いたします。
※法令については、「平成」を用いて改元日以降の年を表示していても、有効であり、原則、改元のみを理由とする改正は行わないものとされているため、本書においても平成のままで記載しているものがあります。
資格の大原書籍販売サイト「大原ブックストア」
https://www.o-harabook.jp/
本書の紹介
本文について
社労士試験合格のために、必要な情報を掲載しています。フルカラーで見易いだけでなく、学習をスムーズに進めることができるように、文字の大きさや全体のバランスにもこだわりました。また、読み進めるうちに自然と理解することができるように、「わかる!」をテーマに様々な要素を取り入れています。
サイドのアイコンについて
サイドのアイコンの記載は、本文とリンクしています。用語の意味や本文中の試験対策の他に押さえるべきポイントや関連する過去問等です。
合格を引き寄せる!効果的な学習の進め方
まずはじめに、本書を学習する際の心得をご紹介します。
合格のための3か条
1. どんどん読み進める!
2. 結論が最も大事。結論→理解の順番を意識する!
3. 重要度の高い項目からおさえる!
この3か条を頭において、学習スタート!
インプット 「本書の紹介」とあわせて確認してください。
ステップ1 まずは本文を読む!
まずはどんな法律の規定なのかを確認しましょう。読みづらい法律の条文も、読めばわかる文章にしているのでスラスラ読み進められます。細かい内容が理解できなくても、全体像がイメージできれば大丈夫です。赤字は大事なキーワード! しっかりおさえておきましょう。
ステップ2 「わかる!メモ」で内容を理解する!
次に「わかる!メモ」を確認します。本文の内容をコンパクトにまとめた講義板書です。文章を、目で見てイメージできるので「わかる!」に繋がります。あわせて 読めばわかる!) が、さらに理解を深めるのに役立ちます。
ステップ3 『試験対策』をおさえる!
本試験でよく出題される内容が「試験対策」です。本文の内容が理解できたら、必ずおさえておきましょう。ここでも赤字が重要ポイント。本試験で問われる重要論点です。赤字を中心にチェックすれば、試験の正誤判断に役立つこと間違いなし!
ステップ4 『基本』『発展』で合格レベルへ!
本文の後は、サイドを確認しましょう。出題実績が高い順に「基本」→「発展」を確認すると、より効果的に学習できます。「発展」までおさえられれば、合格に必要な情報はバッチリです。また、理解を深める豆電球もあわせて確認しましょう。
ステップ5 ポイントチェックにチャレンジ!
節ごとの最後に、内容の理解度を確認するためのポイントチェックがあります。択一式対策と選択式対策の問題があるので、どちらも確実に解けるようにしましょう。間違えてしまった問題は、必ず本文に戻って復習を!これが知識の定着に繋がります。
「合格のミカタシリーズ」でアウトプット
「テキスト」を読んで内容を理解、「問題集」でテキストの内容が理解できているか確認します。問題を解いて、間違えたところはテキストで確認→知識の定着に! 問題集は択一式対策から重点的に解きましょう。
科目ごとの問題で、選択式を完全マスター! 豊富な過去問+オリジナル問題で、細かい論点もしっかり網羅。選択式の仕上げにバッチリです。
社会保険労務士試験の概要
主な受験資格
・学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者又は専門職大学の前期課程を修了した者(専攻の学部学科は問わない)
・修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が、1,700時間以上の専修学校の専門課程を修了した者
・労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員(非常勤の者を除く)又は従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
・行政書士となる資格を有する者
など
(注)詳細は、「全国社会保険労務士会連合会 試験センター」にお問い合わせ下さい。
試験日程等
受験案内の配布 | 4月中旬~ |
受験申込書の受付期間 | 4月中旬~5月下旬 |
試験日 | 8月下旬 |
合格発表日 | 11月上旬 |
受験料 | 9,000円 |
試験形式
選択式 | 条文や通達等の語句や数字等が空欄となっていて、適切なものを選択肢の中から選びます。 ・出題数は8問 (40点満点(1問あたり5つの空欄となっている)) |
択一式 | 5つの選択肢の中から、正解肢を選択します。 ・出題数は70問(70点満点) |
※選択式、択一式ともに、マークシートに記入します。
合格基準
合格基準は、選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定められています。参考として、令和元年度本試験の合格基準を掲載します。
<令和元年度本試験の合格基準>
次の条件を満たした者を合格とする。
選択式 | 択一式 |
総得点26点以上かつ各科目3点以上(た だし、社会保険に関する一般常識は2点 以上)である者 |
総得点43点以上かつ各科目4点以上であ る者 |
試験科目・出題数
科目 | 選択式 | 択一式 |
①労働基準法 | 2科目から1問 | 7問 |
②労働安全衛生法 | 3問 | |
③労働者災害補償保険法 | 1問 | 7問 |
④労働保険の保険料の徴収等に関する法律 | – | 3問 |
3問 | ||
⑤雇用保険法 | 1問 | 7問 |
⑥労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問 | 5問 |
⑦社会保険に関する一般常識 | 1問 | 5問 |
⑧健康保険法 | 1問 | 10問 |
⑨ 厚生年金保険法 | 1問 | 10問 |
⑩国民年金法 | 1問 | 10問 |
合計 | 8問 | 70問 |
過去5年間の試験動向
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | |
受験申込者数 | 52,612人 | 51,953人 | 49,902人 | 49,582人 | 49,570人 |
受験者数 | 40,712人 | 39,972人 | 38,685人 | 38,427人 | 38,428人 |
合格者数 | 1,051人 | 1,770人 | 2,613人 | 2,413人 | 2,525人 |
合格率 | 2.60% | 4.40% | 6.80% | 6.30% | 6.60% |
CONTENTS
はじめに
本書の紹介
合格を引き寄せる!効果的な学習の進め方
読めばわかる! 社労士テキスト特典のご紹介
全体像
社会保険労務士試験の概要
第1部 労働関係科目 重要度A
第1章 労働基準法
出題傾向と対策
第1節 総則
1 労働基準法とは
2 労働基準法に違反した場合
3 適用事業
4 適用除外
5 労働者
6 使用者
7 賃金
8 平均賃金
9 労働関係の指導原理
10平等取扱いの原則
11 労働者の人権の擁護
ポイントチェック
第2節 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金
1 契約期間の制限
2 契約期間の制限の検討・契約解除の例外
3 労働条件の明示
4 賠償予定の禁止
5 前借金相殺の禁止
6 強制貯金の禁止
7 労使協定
8 賃金支払の五原則
9 賃金の非常時払、出来高払制の最低保障
10 休業手当
ポイントチェック
第3節 労働時間、休憩及び休日
1 法定労働時間
2 労働時間の概念と計算
3 休憩時間の規制
4 週休制
5 休日振替(事前の振替)
6 労働時間の弾力化
7 時間外・休日労働の意味と規制
8 時間外・休日労働協定による場合の時間外・休日労働
9 災害等による臨時の必要がある場合の時間外・休日労働
10 時間外・休日労働及び深夜労働の割増賃金
11 代替休暇
12 労働時間のみなし制
13 事業場外労働のみなし労働時間制
14 専門業務型裁量労働制
15 企画業務型裁量労働制
16 適用除外
ポイントチェック
第4節 年次有給休暇
1 雇入れ後6か月間継続勤務した場合
2 1年6か月以上継続勤務した場合
3 時間単位年休
4 短時間労働者の比例付与
5 日時季指定権と時季変更権
6 計画年休
7 年次有給休暇の確実な取得
8 その他
ポイントチェック
第5節 年少者・妊産婦等
1 年少者に対する規制
2 女性保護の規制
ポイントチェック
第6節 就業規則・労働契約終了時の規制
1 就業規則の作成・効力
2 減給制裁に関する制限
3 解雇
4 労働契約終了後に関する配慮
ポイントチェック
第7節 その他の規制
1 労働者派遣における労働基準法の適用
2 監督機関
3 法令規則の周知義務、労働者名簿、賃金台帳
4 記録の保存、付加金、時効、罰則
ポイントチェック
第2章 労働安全衛生法 重要度C
出題傾向と対策
第1節 総則、労働者の危険・健康障害防止措置
1 労働安全衛生法とは
2 目的等
3 事業者・労働者の責務
4 危険性・有害性の調査等
5 元方事業者等の講ずべき措置等
6 機械等・建築物貸与者等の講ずべき措置等
ポイントチェック
第2節 安全衛生管理体制等
1 一般的な安全衛生管理体制
2 下請混在事業における管理体制
ポイントチェック
第3節 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等
1 特定機械等に関する規制
2 検定
3 危険物及び有害物に関する規制
4 労働者に対する就業措置等
ポイントチェック
第4節 健康の保持増進のための措置・その他
1 作業環境管理
2 健康診断
3 長時間労働に係る面接指導
4 心理的な負担の程度を把握するための検査等
5 (特別)安全衛生改善計画
6 派遣労働者についての労働安全衛生法の適用
7 労働時間・賃金の取扱い
8 法令等の周知
9 心身の状態に関する情報の取扱い
10 健康診断等に関する秘密の保持
11 罰則
ポイントチェック
第3章 労働者災害補償保険法 重要度A
出題傾向と対策
第1節 総則、労災保険の適用、保険事故 改正
1 労災保険の適用
2 保険事故
ポイントチェック
第2節 保険給付① 改正
1 保険給付①
ポイントチェック
第3節 保険給付② 改正
1 保険給付②
ポイントチェック
第4節 保険給付の通則等 改正
1 支給制限
2 給付基礎日額
3 保険給付の通則
ポイントチェック
第5節 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 改正
1 社会復帰促進等事業
2 特別加入
3 届出等
ポイントチェック
第4章 雇用保険法 重要度A
出題傾向と対策
第1節 総則、被保険者・賃金
1 総則
2 被保険者・賃金
ポイントチェック
第2節 求職者給付(基本手当) 改正
1 求職者給付
2 基本手当
3 基本手当の日額
ポイントチェック
第3節 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 改正
1 基本手当以外の求職者給付
2 就職促進給付
ポイントチェック
第4節 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付
1 教育訓練給付
2 雇用継続給付
3 育児休業給付
ポイントチェック
第5節 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険者証、不服申立て・時効・罰則等
1 失業等給付の通則
2 費用の負担
3 届出・被保険者証
4 不服申立て・時効・罰則
5 暫定措置
ポイントチェック
第5章 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 重要度B
出題傾向と対策
第1節 総則・保険関係
1 総則
2 保険関係
ポイントチェック
第2節 労働保険料 改定
1 一般保険料
2 労災保険率・雇用保険率
3 特別加入保険料・印紙保険料・特例納付保険料
4 労働者派遣
ポイントチェック
第3節 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先
1 労働保険料の申告・納付(継続事業)
2 労働保険料の申告・納付先
ポイントチェック
第4節 労働保険料の申告・納付(有期事業)、印紙保険料、督促等
1 労働保険料の申告・納付(有期事業)
2 印紙保険料
3 督促等
ポイントチェック
第5節 労働保険事務組合・その他
1 労働保険事務組合
2 その他
ポイントチェック
第6章 労務管理その他の労働に関する一般常識 重要度C
出題傾向と対策
第1節 労働関係法規① 改正
1 労働契約法
2 個別労働関係紛争解決促進法
3 最低賃金法
4 労働組合法
5 労働関係調整法
6 労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律
7 職業安定法
8 労働者派遣法
ポイントチェック
第2節 労働関係法規② 改正
1 高年齢者雇用安定法
2 障害者雇用促進法
3 男女雇用機会均等法
4 パートタイム・有期雇用労働法
5 育児・介護休業法
6 次世代育成支援対策推進法
7 女性活躍推進法
8 職業能力開発促進法
ポイントチェック
第3節 労務管理・労働統計
1 労務管理
2 労働統計
ポイントチェック
(スマホで見れる電子版付) 解けばわかる! 社労士問題集 2021年対策 (合格のミカタシリーズ)
はじめに
社会保険労務士試験合格のためには、知識のインプットだけでなくアウトプットの演習が必要不可欠です。インプットした知識は、そのままでは合格に結びつきません。問題を繰り返し解くことで、本試験で解答できる力が養われます。
本書は、社会保険労務士試験で重要な「過去問」と大原オリジナルの「予想問題」を組み合わせて収録しています。膨大な過去問から、近年の出題傾向を踏まえて必要十分な量の過去問を厳選し、さらに予想問題を組み合わせているので、今後の出題が予想される内容もカバーすることができます。また、本試験形式の問題演習後に、ポイントを絞った解説を読むことで、確実に実力アップできます。本書の過去問と予想問題は「読めばわかる! 社労士テキスト」の項目と連動させて作成しています。インプット→アウトプットがスムーズにでき、知識の定着に繋がります。
社会保険労務士試験は、過去問の焼き増しが多い試験です。過去問を制する者は試験を制すると言っても過言ではありません。それだけ、過去問は重要です。ただし、過去問が重要だとしても、一度出題されただけでその後の出題がない問題まで全てを確認する必要はありません。繰り返し出題されている問題を、しっかりと知識としてマスターすることができれば、本試験で合格できるレベルに十分達します。
本書掲載の厳選した過去問と、予想問題を繰り返し解答していただき、解説をしっかりとご確認ください。資格の大原が培ってきたノウハウが詰め込まれた本書であれば、自然と皆様に効率的な学習方法が身に付くものと自信を持っておすすめ致します。「合格のミカタシリーズ」とあわせてぜひご利用ください。本書をご活用いただき、皆様の努力が実を結び合格を勝ち取られることを心よりお祈り致します。
2020年8月吉日
資格の大原 社会保険労務士講座 講師一同
本書は、令和2年6月5日現在において公布され、令和3年度の社会保険労務士試験の実施についての公示(毎年4月中旬)が行われるまでに施行されるものに基づいて作成しています。なお、令和2年6月6日以降に公布された法改正等に伴う修正については、下記ホームページにて順次公開いたします。
※法令については、「平成」を用いて改元日以降の年を表示していても、有効であり、原則、改元のみを理由とする改正は行わないものとされているため、本書においても平成のままで記載しているものがあります。
資格の大原書籍販売サイト「大原ブックストア」
https://www.o-harabook.jp/
本書の紹介
本書には「過去問」と「予想問題」の両方を収録しています。
演習を繰り返すことで、合格レベルの実力を身に付けてください。
合格を引き寄せる!効果的な学習の進め方
まずはじめに、本書を学習する際の心得をご紹介します。
合格のための3か条
1. 学習の優先順位は択一式→選択式!
2. 択一式、選択式ともに覚えることを優先する!
3. 問題演習は繰り返し行う!
この3か条を頭において、学習スタート!
択一式 「本書の紹介」とあわせて確認してください。
ステップ1 選択肢ごとに正誤の判定をする!
ブラインド・シートを活用して、選択肢ごとに正しいか、誤っているかを十分に検討しましょう。一肢の判定力が合否を左右します。最終的な解答を導きだす時は、十分に検討してから判定を! 正誤の判定を誤った選択肢は復習が必須です。しっかり内容を理解しておきましょう。
ステップ2 『解けばわかる!』で知識を定着させる!
問題解答後に、解けばわかる!を確認しましょう。試験の押さえどころをマスターできます。さらに+αを確認すれば応用力アップ! 問題への理解が深まります。
ステップ3 まとめ表で知識を横断的に整理する!
最後にまとめ表を確認して、全体像を再確認しましょう。問題全体のポイント整理ができれば、より確実な知識を身に付けられます。
選択式
択一式の後は、選択式にチャレンジ!
合格への近道は、まず択一式を合格レベルに仕上げることです。択一式の問題演習を通じて、自然と選択式の解答力も引き上げられます。ただし、本試験合格のためには、選択式の学習も必要です。択一式の演習を優先しながら、選択式にもチャレンジしましょう。選択式のレベル引き上げには「解いて覚える! 社労士選択式トレーニング問題集」をご活用下さい。
※本書第5章の労働保険の保険料の徴収等に関する法律では、本試験で選択式問題が出題されないため、掲載しておりません。
「合格のミカタシリーズ」でインプット+選択式を強化!
本書は「読めばわかる! 社労士テキスト」に準拠しています。問題演習を始める前にテキストを活用すると、学習がスムーズに進みます。問題を解いて、間違えたところはテキストで確認→知識の定着に!
科目ごとの問題で、選択式を完全マスター! 豊富なオリジナル問題+過去問15年分で、細かい論点もしっかり網羅。選択式の仕上げにバッチリです。
社会保険労務士試験の概要
主な受験資格
・学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者又は専門職大学の前期課程を修了した者(専攻の学部学科は問わない)
・修業年限が2年以上で、かつ、課程の修了に必要な総授業時間数が、1,700時間以上の専修学校の専門課程を修了した者
・労働社会保険諸法令の規定に基づいて設立された法人の役員(非常勤の者を除く)又は従業者として同法令の実施事務に従事した期間が通算して3年以上になる者
・行政書士となる資格を有する者
など
(注)詳細は、「全国社会保険労務士会連合会 試験センター」にお問い合わせ下さい。
試験日程等
受験案内の配布 | 4月中旬~ |
受験申込書の受付期間 | 4月中旬~5月下旬 |
試験日 | 8月下旬 |
合格発表日 | 11月上旬 |
受験料 | 9,000円 |
試験形式
選択式 | 条文や通達等の語句や数字等が空欄となっていて、適切なものを選択肢の中から選びます。 ・出題数は8問 (40点満点(1問あたり5つの空欄となっている)) |
択一式 | 5つの選択肢の中から、正解肢を選択します。 ・出題数は70問(70点満点) |
※選択式、択一式ともに、マークシートに記入します。
合格基準
合格基準は、選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定められています。参考として、令和元年度本試験の合格基準を掲載します。
<令和元年度本試験の合格基準>
次の条件を満たした者を合格とする。
選択式 | 択一式 |
総得点26点以上かつ各科目3点以上(た だし、社会保険に関する一般常識は2点 以上)である者 |
総得点43点以上かつ各科目4点以上であ る者 |
試験科目・出題数
科目 | 選択式 | 択一式 |
①労働基準法 | 2科目から1問 | 7問 |
②労働安全衛生法 | 3問 | |
③労働者災害補償保険法 | 1問 | 7問 |
④労働保険の保険料の徴収等に関する法律 | – | 3問 |
3問 | ||
⑤雇用保険法 | 1問 | 7問 |
⑥労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問 | 5問 |
⑦社会保険に関する一般常識 | 1問 | 5問 |
⑧健康保険法 | 1問 | 10問 |
⑨ 厚生年金保険法 | 1問 | 10問 |
⑩国民年金法 | 1問 | 10問 |
合計 | 8問 | 70問 |
過去5年間の試験動向
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | |
受験申込者数 | 52,612人 | 51,953人 | 49,902人 | 49,582人 | 49,570人 |
受験者数 | 40,712人 | 39,972人 | 38,685人 | 38,427人 | 38,428人 |
合格者数 | 1,051人 | 1,770人 | 2,613人 | 2,413人 | 2,525人 |
合格率 | 2.60% | 4.40% | 6.80% | 6.30% | 6.60% |
CONTENTS
はじめに
本書の紹介
合格を引き寄せる!効果的な学習の進め方
社会保険労務士試験の概要
第1部 労働関係科目
第1章 労働基準法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則 択一 易
問題2 総則 択一 難
問題3 総則 択一 普
問題4 総則 択一 普
問題5 総則 択一 易
問題6 総則 択一 普
問題7総則 択一 易
問題8 総則 択一 易
問題9 総則 選択 難
問題10 総則 選択 難
問題11 第2節 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題12 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題13 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題14 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題15 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題16 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題17 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題18 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 易
問題19 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題20 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 普
問題21 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 択一 易
問題22 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 選択 普
問題23 労働契約締結時の規制・労使協定・賃金 選択 易
問題24 第3節 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題25 労働時間、休憩及び休日 択一 易
問題26 労働時間、休憩及び休日 択一 易
問題27 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題28 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題29 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題30 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題31 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題32 労働時間、休憩及び休日 択一 普
問題33 労働時間、休憩及び休日 択一 易
問題34 労働時間、休憩及び休日 択一 易
問題35 労働時間、休憩及び休日 選択 普
問題36 労働時間、休憩及び休日 選択 易
問題37 労働時間、休憩及び休日 選択 易
問題38 労働時間、休憩及び休日 選択 普
問題39 第4節 年次有給休暇 択一 普
問題40 年次有給休暇 択一 普
問題41 年次有給休暇 択一 普
問題42 年次有給休暇 選択 普
問題43 年次有給休暇 選択 普
問題44 第5節 年少者・妊産婦等 択一 易
問題45 年少者・妊産婦等 択一 普
問題46 年少者・妊産婦等 選択 普
問題47 第6節 就業規則・労働契約終了時の規制 択一 易
問題48 就業規則・労働契約終了時の規制 択一 難
問題49 就業規則・労働契約終了時の規制 選択 普
問題50 就業規則・労働契約終了時の規制 選択 普
問題51 第7節 その他の規制 択一 普
問題52 その他の規制 択一 普
問題53 その他の規制 択一 普
問題54 その他の規制 選択 普
問題55 その他の規制 選択 普
第2章 労働安全衛生法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則、労働者の危険・健康障害防止措置 択一 易
問題2 総則、労働者の危険・健康障害防止措置 択一 易
問題3 総則、労働者の危険・健康障害防止措置 択一 普
問題4 総則、労働者の危険・健康障害防止措置 選択 普
問題5 第2節 安全衛生管理体制等 択一 易
問題6 安全衛生管理体制等 択一 易
問題7 安全衛生管理体制等 択一 普
問題8 安全衛生管理体制等 択一 普
問題9 安全衛生管理体制等 択一 普
問題10 安全衛生管理体制等 択一 易
問題11 安全衛生管理体制等 択一 普
問題12 安全衛生管理体制等 択一 普
問題13 安全衛生管理体制等 選択 普
問題14 安全衛生管理体制等 選択 普
問題15 安全衛生管理体制等 選択 普
問題16 第3節 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等 択一 難
問題17 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等 択一 普
問題18 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等 択一 易
問題19 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等 択一 難
問題20 特定機械等、危険物及び有害物、労働者に対する就業措置等 選択 普
問題21 第4節 健康の保持増進のための措置・その他 択一 普
問題22 健康の保持増進のための措置・その他 択一 普
問題23 健康の保持増進のための措置・その他 択一 易
問題24 健康の保持増進のための措置・その他 選択 普
問題25 健康の保持増進のための措置・その他 選択 普
第3章 労働者災害補償保險法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則、災保險適用、保險事故 択一 易
問題2 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 普
問題3 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 難
問題4 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 難
問題5 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 難
問題6 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 普
問題7 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 普
問題8 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 難
問題9 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 普
問題10 総則、労災保険の適用、保険事故 択一 難
問題11 総則、労災保険の適用、保険事故 選択 普
問題12 総則、労災保険の適用、保険事故 選択 普
問題13 第2節 保険給付① 択一 易
問題14 保険給付① 択一 易
問題15 保険給付① 択一 易
問題16 保険給付① 択一 普
問題17 保険給付① 択一 普
問題18 保険給付① 択一 普
問題19 保険給付① 択一 普
問題20 保険給付① 択一 普
問題21 保険給付① 択一 普
問題22 保険給付① 択一 難
問題23 保険給付①・② 選択 普
問題24 保険給付① 選択 普
問題25 保険給付① 選択 普
問題26 保険給付① 選択 普
問題27 第3節 保険給付② 択一 普
問題28 保険給付② 択一 易
問題29 保険給付② 択一 普
問題30 保険給付② 択一 普
問題31 保険給付② 択一 普
問題32 保険給付② 択一 易
問題33 保険給付② 択一 普
問題34 保険給付② 選択 普
問題35 保険給付② 選択 普
問題36 第4節 保険給付の通則等 択一 易
問題37 保険給付の通則等 択一 難
問題38 保険給付の通則等 択一 普
問題39 保険給付の通則等 択一 普
問題40 保険給付の通則等 択一 普
問題41 保険給付の通則等 択一 普
問題42 保険給付の通則等 択一 普
問題43 保険給付の通則等 選択 普
問題44 保険給付の通則等 選択 普
問題45 第5節 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 難
問題46 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 易
問題47 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 普
問題48 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 易
問題49 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 易
問題50 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 択一 易
問題51 社会復傷促進等事業、特別加入、届出等 選択 難
問題52 社会復帰促進等事業、特別加入、届出等 選択 普
第4章 雇用保険法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則、被保険者・賃金 択一 難
問題2 総則、被保険者・賃金 択一 普
問題3 総則、被保険者・賃金 択一 普
問題4 総則、被保険者・賃金 択一 普
問題5 総則、被保険者・賃金 択一 易
問題6 総則、被保険者・賃金 選択 普
問題7 総則、被保険者・賃金 選択 普
問題8 総則、被保険者・賃金 選択 易
問題9 総則、被保険者・賃金 選択 普
問題10 第2節 求職者給付(基本手当) 択一 易
問題11 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題12 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題13 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題14 求職者給付(基本手当) 択一 易
問題15 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題16 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題17 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題18 求職者給付(基本手当) 択一 易
問題19 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題20 求職者給付(基本手当) 択一 易
問題21 求職者給付(基本手当) 択一 普
問題22 求職者給付(基本手当) 択一 易
問題23 求職者給付(基本手当) 選択 普
問題24 求職者給付(基本手当) 選択 普
問題25 第3節 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 普
問題26 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 易
問題27 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 易
問題28 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 易
問題29 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 普
問題30 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 普
問題31 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 易
問題32 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 普
問題33 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 択一 普
問題34 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 選択 普
問題35 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 選択 普
問題36 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 選択 普
問題37 基本手当以外の求職者給付・就職促進給付 選択 難
問題38 第4節 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 普
問題39 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 易
問題40 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 普
問題41 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 易
問題42 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 易
問題43 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 択一 易
問題44 教育訓練給付・雇用總統給付・育児休業給付 択一 普
問題45 教育訓練給付・雇用継続給付・育児休業給付 選択 普
問題46 第5節 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 易
問題47 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 易
問題48 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 普
問題49 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 普
問題50 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 普
問題51 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 普
問題52 失業等給付の通則、費用の負担、届出・被保険 者証、不服申立て・時効・罰則等 択一 普
第5章 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則・保険関係 択一 普
問題2 総則・保険関係 択一 易
問題3 総則・保険関係 択一 易
問題4 総則・保険関係 択一 普
問題5 総則・保険関係 択一 難
問題6 総則・保険関係 択一 普
問題7 総則・保険関係 択一 難
問題8 総則・保険関係 択一 易
問題9 総則・保険関係 択一 普
問題10 第2節 労働保険料 択一 普
問題11 労働保険料 択一 普
問題12 労働保険料 択一 普
問題13 第3節 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 易
問題14 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 普
問題15 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 普
問題16 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 普
問題17 労働保険料の申告・納付(継続事業)、勞動保険料の申告・納付先 択一 易
問題18 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 普
問題19 労働保険料の申告・納付(継続事業)、労働保険料の申告・納付先 択一 普
問題20 第4節 労働保険料の申告・納付(有期事業)、印紙保険料、督促等 択一 易
問題21 労働保険料の申告・納付(有期事業)、印紙保険料、督促等 択一 普
問題22 労働保険料の申告・納付(有期事業)、印紙保険料、督促等 択一 易
問題23 第5節 労働保険事務組合・その他 択一 普
問題24 労働保険事務組合・その他 択一 普
問題25 労働保険事務組合・その他 択一 難
問題26 労働保険事務組合・その他 択一 普
問題27 労働保険事務組合・その他 択一 普
問題28 労働保険事務組合・その他 択一 難
問題29 労働保険事務組合・その他 択一 難
問題30 労働保険事務組合・その他 択一 難
第6章 労務管理その他の労働に関する一般常識
出題傾向と対策
問題1 第1節 労働関係法規① 択一 普
問題2 労働関係法規① 択一 普
問題3 労働関係法規① 択一 難
問題4 労働関係法規① 択一 普
問題5 労働関係法規① 択一 普
問題6 労働関係法規① 択一 易
問題7 労働関係法規① 択一 普
問題8 労働関係法規① 択一 易
問題9 労働関係法規① 択一 普
問題10 労働関係法規① 選択 普
問題11 労働関係法規① 選択 普
問題12 労働関係法規① 選択 普
問題13 労働関係法規① 選択 難
問題14 第2節 労働関係法規② 択一 易
問題15 労働関係法規② 択一 普
問題16 労働関係法規② 択一 普
問題17 労働関係法規② 選択 難
問題18 労働関係法規② 選択 難
問題19 労働関係法規② 選択 普
問題20 労働関係法規② 選択 普
問題21 労働関係法規② 選択 難
問題22 第3節 労務管理・労働統計 択一 普
問題23 労務管理・労働統計 択一 普
問題24 労務管理・労働統計 択一 普
問題25 労務管理・労働統計 選択 普
第2部 社会保険関係科目
第7章 健康保険法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 普
問題2 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 普
問題3 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題4 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題5 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題6 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題7 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 普
問題8 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題9 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 易
問題10 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 普
問題11 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 択一 普
問題12 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 選択 普
問題13 総則、被保険者及び被扶養者、標準報酬月額及び標準賞与額 選択 普
問題14 第2節 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題15 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題16 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題17 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題18 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 易
問題19 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 易
問題20 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題21 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 難
問題22 費用の負担、保険料、保険給付① 択一 普
問題23 費用の負担、保険料、保険給付① 選択 普
問題24 費用の負担、保険料、保険給付① 選択 普
問題25 費用の負担、保険料、保険給付① 選択 普
問題26 第3節 保険給付② 択一 普
問題27 保険給付② 択一 難
問題28 保険給付② 択一 易
問題29 保険給付② 択一 易
問題30 保険給付② 択一 易
問題31 保険給付② 択一 普
問題32 保険給付② 択一 普
問題33 保険給付② 択一 易
問題34 保険給付② 択一 易
問題35 保険給付② 選択 普
問題36 保険給付② 選択 普
問題37 第4節 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 普
問題38 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 易
問題39 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 普
問題40 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 普
問題41 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 普
問題42 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 易
問題43 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 普
問題44 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 易
問題45 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 択一 易
問題46 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 選択 普
問題47 保険給付③、資格喪失後の給付、保険給付の制限等 選択 普
問題48 第5節 任意継続被保険者、特例退職被保険者、日雇特例被保険者 択一 難
問題49 任意継続被保険者、特例退職被保険者、日雇特例被保険者 択一 易
問題50 任意継続被保険者、特例退職被保険者、日雇特例被保険者 択一 普
問題51 任意継続被保険者、特例退職被保険者、日雇特例被保険者 選択 普
問題52 任意継続被保険者、特例退職被保険者、日雇特例被保険者 選択 普
問題53 第6節 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 択一 易
問題54 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 択一 普
問題55 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 択一 易
問題56 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 択一 易
問題57 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 選択 普
問題58 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 選択 普
問題59 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 選択 普
問題60 全国健康保険協会・健康保険組合、届出等 選択 普
第8章 国民年金法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総論、被保険者 択一 普
問題2 総論、被保険者 択一 普
問題3 総論、被保険者 択一 易
問題4 総論、被保険者 択一 普
問題5 総論、被保険者 択一 普
問題6 総論、被保険者 択一 易
問題7 総論、被保険者 択一 難
問題8 総論、被保険者 択一 普
問題9 総論、被保険者 選択 選択 普
問題10 総論、被保険者 選択 選択 普
問題11 第2節 費用の負担 択一 難
問題12 費用の負担 択一 易
問題13 費用の負担 択一 易
問題14 費用の負担 択一 難
問題15 費用の負担 択一 普
問題16 費用の負担 択一 易
問題17 費用の負担 択一 難
問題18 費用の負担 択一 易
問題19 費用の負担 択一 普
問題20 費用の負担 選択 普
問題21 費用の負担 選択 普
問題22 第3節 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 易
問題23 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 難
問題24 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 易
問題25 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 普
問題26 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 普
問題27 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 難
問題28 給付の通則(1)、老齢基礎年金 択一 普
問題29 給付の通則(1)、老齢基礎年金 選択 普
問題30 給付の通則(1)、老齢基礎年金 選択 普
問題31 給付の通則(1)、老齢基礎年金 選択 普
問題32 給付の通則(1)、老齢基礎年金 選択 普
問題33 給付の通則(1)、老齢基礎年金 選択 普
問題34 第4節 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 普
問題35 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 普
問題36 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 易
問題37 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 易
問題38 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 普
問題39 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 難
問題40 障害基礎年金、遺族基礎年金 択一 普
問題41 障害基礎年金、遺族基礎年金 選択 普
問題42 障害基礎年金、遺族基礎年金 選択 普
問題43 第5章 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 普
問題44 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 普
問題45 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 易
問題46 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 普
問題47 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 普
問題48 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 易
問題49 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 択一 普
問題50 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 選択 普
問題51 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 選択 普
問題52 第1号被保険者に独自の給付、給付の制限、給付の通則(2) 選択 普
問題53 第6節 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 普
問題54 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 難
問題55 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 普
問題56 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 易
問題57 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 普
問題58 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 普
問題59 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 択一 易
問題60 国民年金基金、国民年金基金連合会、被保険者の届出等、その他 選択 普
第9章 厚生年金保険法
出題傾向と対策
問題1 第1節 総則、被保険者 択一 普
問題2 総則、被保険者 択一 普
問題3 総則、被保険者 択一 普
問題4 総則、被保険者 択一 易
問題5 総則、被保険者 択一 易
問題6 総則、被保険者 択一 易
問題7 総則、被保険者 選択 普
問題8 総則、被保険者 選択 普
問題9 第2節 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 難
問題10 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 難
問題11 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 易
問題12 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 易
問題13 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 普
問題14 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 普
問題15 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 普
問題16 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 択一 普
問題17 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 選択 普
問題18 標準報酬月額及び標準賞与額、費用の負担 選択 普
問題19 第3節 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 普
問題20 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 易
問題21 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 普
問題22 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金) 択一 普
問題23 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 易
問題24 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 普
問題25 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 易
問題26 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 択一 易
問題27 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 選択 普
問題28 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 選択 普
問題29 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 選択 普
問題30 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 選択 普
問題31 保険給付の通則(1)、老齢厚生年金の変遷、特別支給の老齢厚生年金 選択 普
問題32 第4節 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 易
問題33 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 普
問題34 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 易
問題35 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 普
問題36 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 普
問題37 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 易
問題38 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 普
問題39 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 択一 普
問題40 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 選択 普
問題41 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 選択 普
問題42 65歳から支給する老齢厚生年金、障害厚生年金、障害手当金 選択 普
問題43 第5節 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 易
問題44 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題45 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 易
問題46 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題47 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題48 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題49 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 易
問題50 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 難
問題51 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題52 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 普
問題53 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 択一 易
問題54 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 選択 普
問題55 遺族厚生年金、脱退一時金、保険給付の制限、離婚時分割 選択 普
問題56 第6節 保険給付の通則(2)、届出等、その他 択一 易
問題57 保険給付の通則(2)、届出等、その他 択一 易
問題58 保険給付の通則(2)、届出等、その他 択一 普
問題59 保険給付の通則(2)、届出等、その他 択一 普
問題60 保険給付の通則(2)、届出等、その他 選択 普
第10章 社会保険に関する一般常識
出題傾向と対策
問題1 第1節 社会保険法規① 択一 普
問題2 社会保険法規① 択一 普
問題3 社会保険法規① 択一 難
問題4 社会保険法規① 択一 易
問題5 社会保険法規① 択一 易
問題6 社会保険法規① 択一 易
問題7 社会保険法規① 択一 難
問題8 社会保険法規① 択一 普
問題9 社会保険法規① 択一 普
問題10 社会保険法規① 択一 易
問題11 社会保険法規① 択一 普
問題12 社会保険法規① 択一 普
問題13 社会保険法規① 択一 易
問題14 社会保険法規① 択一 易
問題15 社会保険法規① 選択 普
問題16 社会保険法規① 選択 普
問題17 社会保険法規① 選択 普
問題18 社会保険法規① 選択 普
問題19 社会保険法規① 選択 普
問題20 社会保険法規① 選択 普
問題21 第2節 社会保険法規② 択一 易
問題22 社会保険法規② 択一 普
問題23 社会保険法規② 択一 易
問題24 社会保険法規② 択一 普
問題25 社会保険法規② 択一 易
問題26 社会保険法規② 択一 易
問題27 社会保険法規② 選択 普
問題28 社会保険法規② 選択 普
問題29 社会保険法規② 選択 普
問題30 社会保険法規② 選択 普
※第3節の問題は掲載しておりません。
解いて覚える! 社労士 選択式トレーニング問題集 1労働基準法・労働安全衛生法 2021年対策 (合格のミカタシリーズ)
選択式トレーニング問題集の使い方
1 本書の特長
●豊富な問題数で、社労士試験で出題される重要論点を網羅。
●最新の改正箇所が一目で分かる改正マーク付き。
●選択式試験問題としての難度を表記することで、学習優先順位を明確にしている。
●持ち運びやすいA5サイズ。
●左ページに問題、右ページに解答の見開きで構成されており、学習しやすい。(なお、長文の問題については一部構成が異なります。)
●空欄ごとの習熟度が把握できる空欄別チェック欄付き。
●解答ページには、出題条文の空欄に解答語句を当てはめ、完成された文章とした「完成文」を収載。条文読込みに活用できるほか、解答語句以外の語句についての対策も可能。
●解答ページには、出題条文に関係する択一式試験の重要論点を「択一のカギ」として収載。(一部の問題を除く。)択一式試験対策としても活用できる。
●色文字が機能的に活用されている。
●平成18年から今和元年までの過去本試験問題を収載。本試験における合格基準点も掲載。(一部、改正により改題させていただいた問題もあります。)
※合和2年の本試験問題は、労働者災害補償保険法の巻に収載致します。
2 仕様
[1] 出題問題
科目別講義テキストの内容に対応するオリジナルの予想問題です。
問題を左ページ、解答を右ページとする見開きの構成です。(一部除く。)問題ページには、問題本文と選択肢、解答ページには、解答のほか、出題条文に関係する択一式試験の重要論点を「択一のカギ」として収載(一部除く。)しており、過去本試験問題においては合格基準点も掲載。
※合格基準点・・本試験における合格基準点を表しています。
3 問題(左)ページ
[1] 難度ランク
難度は、選択式問題としての難しさの度合いを示したものです。難度が高い順に、A・B・Cとランク付けしています。
難度A・・選択式問題対策として学習しておかなければ、解答することが難しい問
難度B・・難度Aランクの問題と、難度Cランクの問題が混在した問題
難度C・・択一式問題対策の学習をしておけば、解答しやすい問題
問題文見出しの右横に「改正」が付いているものは、改正箇所であることを示しています。 [3] 語群欄
4 問題(右)ページ
各見出しの意味は、以下の通りです。
完成文
問題文の空欄に解答語句を当てはめた完成文章です。条文として読み込みをしたいときに、活用して下さい。
また、解答語句以外の他の重要な語句を、色文字(アンダーライン付)としておりますので、空欄以外の語句を押さえたいときも役立ちます。
択一のカギ
出題条文に関連する択一式試験の重要論点です。択一式試験対策としても活用できます。
5 よくある質問
[1] 択一式対策の学習と選択式対策の学習はどっちが重要?
まず択一対策、次いで選択対策の順が効率的
択一式試験・選択式試験のいずれにも合格基準点が設けられている以上、どちらとも重要です。しかし、選択式問題の論点には、択一式問題の論点と重複するものが多く、択一式対策の学習を進めていけば、自然と選択式対策の学力も向上していきます。
まずは、択一式トレーニング問題集などで択一式対策の学習を進め、次いで、選択式トレーニング問題集で選択式対策の学習を進めるという方法が効率的です。
難度A・B・Cの順で取り組みましょう
時間がないときは、選択式問題としての難度が高いものから、優先して取り組みましょう。具体的な優先順位は、難度A・B・Cの順です。難度ランクの意味合いは、2ページをご覧下さい。 [3] 未知の論点への対応方法は?
選択肢を絞り込んで、正解率を高めましょう
1つの空欄に対する解答の仕方は2種類あります。一つは、問題文の空欄だけで見て、解答語句を思い浮かべ、その語句を選択肢から見つけるという方法です。もう一つは、空欄を見ただけでは解答語句が思い浮かばないという場合に、選択肢から解答語句を探しだし、空欄に当てはめるという方法です。
後者の方法をとる場合に欠かせない作業が「選択肢の絞り込み」です。選択式の問題は、5つの空欄に対して20個の選択肢が設定されており、一つの空欄に対する選択肢は、基本的には4個に絞ることができます。この正解肢候補の4個を相対比較し、かつ、問題文のテーマと照らし合わせた上で、最も適当と考えられる選択肢を選ぶようにすれば、正解率を格段に高めることができます。
未知の論点に出くわしたら、絞り込みを行うくせをつけましょう。
目次
改正は、改正箇所の問題です
難度A~Cは、問題の難度ランクです。
第1章 労働基準法
問1 労働基準法の実効性確保 難度C
問2 労働者・使用者の定義、適用除外 難度B
問3 賃金、平均賃金 難度B
問4 労働条件の原則、決定 難度C
問5 平等取扱いの原則、強制労働の禁止 難度B
間6 中間搾取の排除、公民權行使の保障 難度B
問7 契約期間等 難度A
問8 有期働契約の締結に関する基準 難度B
問9 労働条件の明示 難度B
問10 賠償予定の禁止、前借金相殺の禁止、強制貯金の禁止 難度B
問11 賃金の支払 難度C
問12 賃金の非常時払、出来高払制の最低保障、休業手当 難度B
間13 労働時間 難度C
問14 休憩、休日 難度C
問15 変形労働時間制(1か月・1週間) 難度B
間16 1年単位の変形労働時間制(1) 難度A
問17 1年单位の変形労働時間制(2) 難度B
問18 フレックスタイム 難度B
問19 時間外・休日労働(1) 難度B
問20 時間外・休日労働(2) 難度C
問21 時間外・休日労働(3) 難度A
問22 割増貸金(1) 難度C
問23 割增資金(2) 難度C
問24 代替休暇 難度A
問25 事業場外労働のみなし労働時間制 難度B
問26 専門業務型裁量労働制 難度B
問27 企画業務型裁量労働制 難度B
問28 労働時間等に関する規定の適用除外(1) 難度C
問29 労働時間等に関する規定の適用除外(2) 難度B
問30 年次有給休暇(1) 難度B
問31 年次有給休暇(2) 難度C
問32 年次有給休暇(3) 難度C
問33 年次有給休暇(4) 難度B
問34 年少者の保護(1) 難度B
問35 年少者の保護(2) 難度B
問36 年少者の保護(3) 難度C
問37 年少者の保護(4) 難度B
問38 妊産婦等(1) 難度B
間39 妊産婦等(2) 難度 C
問40 妊産婦等(3) 難度C
問41 災害補償 難度A
問42 就業規則(1) 難度B
問43 就業規則(2)その他 難度C
問44 解雇制限 難度C
問45 解雇予告 難度C
問46 退職時等の証明 難度B
問47 金品の返還、申告 難度B
問48 労働者派遣・出向関係における法の適用 難度B
問49 寄宿舎 難度A
問50 労働者名簿・賃金台帳・記錄の保存 難度B
問51 付加金、時効 難度C
第2章 労働基準法及労働安全衛生法(過去本試験問題)
問1 平成18年(改題) 難度A
問2 平成19年 難度B
問3 平成20年(改題) 難度A
問4 平成21年(改題) 難度A
問5 平成22年 難度A
問6 平成23年 難度A
問7 平成24年 難度B
問8 平成25年 難度B
問9 平成26年(改題) 難度B
問10 平成27年 難度B
問11 平成28年(改題) 難度B
問12 平成29年 難度B
問13 平成30年 難度A
問14 令和元年 難度A
無敵の社労士 (1) スタートダッシュ 2021年合格目標
CONTENTS
Part1|社労士360度徹底解剖
★社労士をまるごとチェック!
★絶対に合格する学習プランの立て方
★無敵の社労士 年間カレンダー
無敵を読んで2021年社労士合格宣言!!
受験勉強は最初の一歩が肝心!
Part2|日本一わかりやすい入門講義
★岡根式 これならわかる! 社労士1st Edition -入門編-
★知って得する労働法のはなし
★絵で見る 業務災害・通勤災害の事例集
★ここが知りたかった! 派遣労働者の適用区分を確認しよう
★書類に注目! 雇用保険の受給手続き
★これで納得! 健康保険の保険給付
★年金クリニック その1
Part3|これで合格! 問題演習
★比較認識法®︎で社労士マスタープチ講義 択一対策編
★チャレンジ! 論点マスター
Part4|合格を徹底サポート!
★ときこの小部屋 ~はじめまして編~
★2021年試験対応!! 法改正最前線
★お悩み相談室
知識定着のためのマストアイテムはコレ!!
全受験生必備カード
切り取り式暗記カード全128枚
凡例
本書においては、下記のとおり略称を使用しております。
・社労士=社会保険労務士
・労基=労働基準法
・安衛=労働安全衛生法
・労災=労働者災害補償保険法
・雇用=雇用保険法
・徴収=労働保険の保険料の徴収等に関する法律
・健保=健康保険法
・厚年=厚生年金保険法
・労一=労務管理その他の労働に関する一般常識
・社一=社会保険に関する一般常識
※本書は、2020年7月9日現在において、公布され、かつ、2021年本試験実施要綱が発表されるまでに施行されることが確定しているものに基づいて作成しています。
Part1 社労士360度徹底解剖
CONTENTS
社労士をまるごとチェック!
絶対に合格する学習プランの立て方
無敵の社労士 年間カレンダー
社労士をまるごとチェック!
今、注目の国家資格!
それが社会保険労務士!!
資格編
幅広い年代から人気を集めている国家資格、社労士。まずはその魅力や仕事の内容、社労士になるまでの流れを紹介します。
「働き方改革」の専門家
社労士は、昭和43年に成立した「社会保険労務士法」にもとづく国家資格者です。社労士は、労働条件の最低基準を定めた「労働基準法」をはじめとした労働法、「健康保険法」をはじめとした社会保険に関するスペシャリストで、企業や働く人にとって、とても身近な存在です。
労働・社会保険に関する法律は、頻繁に制度改正が行われています。最近では、「働き方改革」として、長時間労働の是正、多様な働き方の実現、同一労働・同一賃金の実現に向け、平成31年4月からさまざまな法改正が行われました。社労士は、こういった制度改正に対応するためにも、労働・社会保険に関する専門家として企業をサポートすることができる頼もしい存在です。
このほか、中小事業主向けの助成金申請サポートや、テレワークの拡大による就業規則などの社内規程の見直しなど、社労士の活躍する場面はますます広がっています。
社労士資格が強いワケ
1 独占業務を持つ
社労士の仕事で特に重要なのが、「申請書等作成・提出代行・事務代理(1号業務)」と「帳簿書類の作成(2号業務)」です。この2つの業務は、社労士の資格を持っているものでなければ報酬を得て行ってはならない「独占業務」となっています。
2 コンサルタントとして活躍できる
企業は常に経営環境の変化への対応を迫られます。社労士は法律知識や労務管理に関する知識をもとに、育児休業や介護休業規程などの提案を行ったり、パートや派遣社員などの非正規社員の雇用管理や人事制度策定をサポートするなど、専門家の立場から「労務管理コンサルティング(3号業務)」を行います。これは社労士の独占業務ではありませんが、その知識と能力があるからこそできる仕事という意味では、社労士ならではの業務といえるでしょう。
3 活躍の場が多い
社労士の果たす役割はとても大きく、職域もどんどん広がっています。資格登録後には「特定社会保険労務士」となる道もあります。
【参考】特定社会保険労務士とは?
社労士の登録者で「紛争解決手続代理業務試験」に合格すると、特定社会保険労務士の付記を受けることができます。
特定社会保険労務士は、労働者と経営者が争いになったとき、裁判外紛争解決手続※制度に則った代理業務を行うことができます(詳細は6ページ参照)。
※裁判外紛争解決手続(ADR)
「Alternative(代替的)」「Dispute(紛争)」「Resolution(解決)」の頭文字をとって「ADR」と略す。さまざまな法的トラブルに対して、費用や時間のかかる訴訟ではなく、当事者以外の専門家である第三者に仲裁人として介在してもらい、解決をはかる制度。
4 働き方が選べる
働き方の幅が広いのも社労士の大きな魅力です。資格を活かした働き方には次の2つがあります。
独立開業社労士
社労士は、取得後に独立開業を狙える資格の1つです。企業と顧問契約を結び、給与計算など人事・労務分野の手続業務の代行をはじめ、労働者や雇用に関するマネジメントも含めたコンサルティング業務等幅広く活躍することができます。
企業内社労士
一般企業で人事、労務、社会保険に関するスペシャリストとして活躍する企業内社労士。総務や人事部門では社労士の知識は必要不可欠なので、有資格者は貴重です。
社労士の業務を徹底解剖!
社労士の仕事は次のように分類されます。具体的な業務内容を見てみましょう。
1号業務 申請書等作成、提出代行、事務代理 独占業務
労働社会保険諸法令に基づく「申請書等の作成」、労働社会保険諸法令に基づく申請書等の書類を行政機関等に提出する手続を行う「提出代行」、事業主から委任を受けて、行政機関等への提出から主張、陳述を行う「事務代理」があります。
[具体例]
*厚生年金保険の算定基礎届および月額変更届
*労働保険の年度更新手続
*健康保険の傷病手当金や出産手当金などの給付申請手続
2号業務 帳簿書類の作成 独占業務
労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類等の作成を行います。
[具体例]
*就業規則、賃金規程、退職金規程等の諸規程および三六協定などの各種労使協定の作成・届出
*労働者名簿、賃金台帳の作成等
3号業務 労務管理専門のコンサルティング業務
社労士は、法律で唯一認められた労務管理専門のコンサルタントです。企業の人事や労務上の相談業務に応じ、企業の実情に即して適切なアドバイスを行います。
[具体例]
*賃金・人事制度および退職金制度の設計
*採用・異動・退職・解雇等の雇用管理
*労働時間管理(休日・休暇を含む)
裁判所における補佐人業務
労務管理その他の労働及び社会保険に関する事項について、裁判所において補佐人として出頭し陳述します。
【参考】特定社会保険労務士の業務
特定社会保険労務士は、労働者と事業主が争いになったとき、次のADRにおける代理人として、裁判によらない円満解決を進めていきます。
●個別労働関係紛争について厚生労働大臣が指定する団体が行う裁判外紛争解決手続の代理(紛争価額が120万円を超える事件は弁護士の共同受任が必要)
●個別労働関係紛争解決促進法に基づき都道府県労働局が行うあっせんの手続の代理
●障害者雇用促進法、男女雇用機会均等法、労働者派遣法、育児・介護休業法及びパートタイム・有期雇用労働法に基づき都道府県労働局が行う調停の手続の代理
●個別労働関係紛争について都道府県労働委員会が行うあっせんの手続の代理
*上記代理業務には、依頼者の紛争の相手方との和解のための交渉及び和解契約の締結の代理を含む。
社労士が扱う法律(一部抜粋)
○労働基準法 ○労働安全衛生法 ○労働者災害補償保険法 〇雇用保険法
○労働保険の保険料の徴収等に関する法律 ○健康保険法 ○国民年金法
○厚生年金保険法 〇職業安定法 ○労働者派遣法 ○労働施策総合推進法
○最低賃金法 ○高年齢者雇用安定法 ○障害者雇用促進法 ○職業能力開発促進法
○労働契約法 ○賃金支払確保法 ○労働時間等設定改善法 ○男女雇用機会均等法
○短時間・有期雇用労働者雇用管理改善法 ○育児・介護休業法 ○中小企業退職金共済法
○労働組合法 ○労働関係調整法 ○個別労働関係紛爭解決促進法
○次世代育成支援対策推進法 ○国民健康保険法 ○高年齢者医療確保法 ○介護保険法
○船員保険法 ○確定拠出年金法 ○確定給付企業年金法 ○社会保険労務士法
○児童手当法
社労士試験に合格したら…
社労士として働くためには、試験に合格後、全国社会保険労務士会連合会に登録し、さらに都道府県社会保険労務士会に入会しなければなりません。登録にあたっては、2年以上の実務経験または、連合会主催の「事務指定講習」の受講が必要です。
登録手数料や入会金は最初だけですが、登録後は毎月、都道府県社会保険労務士会の会費が発生します。会費は都道府県ごとに違い、開業と勤務でも金額が違います。なお、登録は試験合格から何年後でも可能となっています。
■社労士登録にあたって必要な費用
登録にあたって | 登録免許税 30,000円(収入印紙) |
登録手数料 30,00円 | |
社労士会 入会にあたって |
開業の場合 入会金50,000円/年会費96,000円 |
勤務等の場合 入会金30,000円/年会費42,000円 |
*東京都社会保険労務士会の場合(2020年7月現在)。
【参考】
事務指定講習
通信指導課程(4月間)と、面接指導課程(4日間)の組み合わせにより行われます。
受講料は77,000円(税込)です。
■全国の社労士の登録状況
2020年4月末時点での調査数(東京都社会保険労務士会発表)
開業者 | 法人社員 | 勤務等 | 合計 | 法人会員 |
24,211名 | 2,795名 | 15,965名 | 42,971名 | 1,946法人 |
*開業者は独立し事務所を開いている者、法人社員は社会保険労務士法人を開き代表社員となっている者、勤務等は、企業ならびに社会保険労務士事務所等で勤務する者です。
試験編
難関資格の1つといわれている社労士の試験とは、どんなものでしょうか。気になるその概要を徹底研究します!
スケジュール
例年、4月中旬に試験要項が発表され、5月末までに願書提出、8月末に本試験、11月上旬に合格発表という流れです。令和2年度については、以下の流れで実施されています。
受験申込受付期間
4/13(月)~5/31(日)
試験日
8/23(日)
選択式10:30~11:50(80分)
択一式13:20~16:50(210分)
合格発表11/6(金)
受験資格(主なもの)
受験資格は幅広く、学部や学科に関係なく、大学か短大を卒業していれば受験可能です。受験資格のどれにも当てはまらない場合、まずは行政書士の資格取得がおすすめです。主なものは次ページの通りです。
○学校教育法による大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者又は専門職大学の前期課程を修了した者
○上記の大学(短期大学を除く)において62単位以上の卒業要件単位を修得した者
○上記の大学(短期大学を除く)において一般教養科目と専門教育科目等との区分けをしているものにおいて一般教養科目36単位以上を修得し、かつ、専門教育科目等の単位を加えて合計48単位以上の卒業要件単位を修得した者
○行政書士試験に合格した者
ほか
詳しくは「社会保険労務士試験オフィシャルサイト」にてご確認ください。
試験地全国19都道府県で実施!
北海道、宮城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県
受験料
¥9,000
試験科目及び配点
社労士試験の大きな特徴として、学習する科目数が多いことが挙げられます。試験科目は下記の8科目ですが、1科目の試験で2科目出題される科目もありますので、実際に学習する科目は10科目となります。
試験科目 | 選択式 | 択一式 | |
労働 関係 科目 |
労働基準法及び労働安全衛生法 | 1問(5点) | 10問(10点) |
労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む) | 1問(5点) | 10問(10点) | |
雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む) | 1問(5点) | 10問(10点) | |
労務管理その他の労働に関する一般常識 | 1問(5点) | 10問(10点) | |
社会 保険 関係 科目 |
社会保険に関する一般常識 | 1問(5点) | |
健康保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) | |
厚生年金保険法 | 1問(5点) | 10問(10点) | |
国民年金法 | 1問(5点) | 10問(10点) | |
合計 | 8問(40点) | 70問(70点) |
*選択式の労働基準法及び労働安全衛生法は、例年、労働基準法で3点分、労働安全衛生法で2点分出題されます。
*選択式の労働者災害補償保険法及び雇用保険法は、労働保険の保険料の徴収等に関する法律からの出題はありません。
*択一式の労働基準法及び労働安全衛生法は、労働基準法で7問(7点)、労働安全衛生法で3問(3点)となります。
*択一式の労働者災害補償保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)は、労働者災害補償保険法が7問(7点)、労働保険の保険料の徴収等に関する法律が3問(3点)となります。
*択一式の雇用保険法(労働保険の保険料の徴収等に関する法律を含む)は、雇用保険法が7問(7点)、労働保険の保険料の徴収等に関する法律が3問(3点)となります。
試験種
社労士試験には選択式と択一式の2種類の試験があり、すべてマークシート形式で実施されます。どのような形式なのか、実際の本試験問題を見てみましょう。
●選択式試験
A~Eまでの5つの空欄に、20個の選択肢の中から適切な語句を選択する試験です。最近の本試験では、各空欄ごとに選択肢が設定されている問題も出題されています。
試験時間は80分(1時間20分)です。
空欄ごとに、どのような語句が入りそうか、選択肢を見ながら検討します。問題文をよく読み、前後の対応関係などから正解を導き出すこともできます。日頃から、テキストなどで条文を丁寧に読み、重要語句等は意識しておきましょう。
●択一式試験
5つの肢の中から、正しいもの(誤っているもの)を1つ選択する試験です。最近の本試験では、5つの肢から正解肢の組合せを選択する「組合せ問題」や、正解肢の個数を問う「個数問題」が出題されています。
試験時間は210分(3時間30分)です。正確に答えを選んでいくことも重要ですが、タイムマネジメントも重要な攻略ポイントとなります。
1肢ずつ問題文を読み、正しい内容か、誤っている内容かを判断していきます。過去問などで、どのようなところを論点にしてくるのか、把握しておきましょう。
合格基準 総得点で7割以上、各科目6割以上が目標!
社労士試験には、合格基準が設けられています。選択式、択一式それぞれの試験で「総得点基進点」「科目別基準点」の両方の基準点以上を得点することにより、合格となります。この基準点は合格発まのときに発表され、毎年若干の調整が行われます。
「総得点基準点」とは、全科目の合計得点です。過去10年の試験結果を見ると、選択式が21点から26点の間で、択一式が42点から48点の間で調整されていますので、7割得点することを目指して対策するとよいでしょう。
「科目別基準点」とは、1科目の合計得点です。例年、選択式が3点、択一式が4点となっています。総得点基準点でどんなに良い点数をとれたとしても、科目別基準点を下回ってしまった科目が1科目でもあれば、不合格となってしまいます。
総得点基準点 | 選択式 | 21点~26点 |
択一式 | 42点~48点 | |
科目別基準点 | 選択式 | 1科目 3点 |
択一式 | 1科目 4点 |
令和元年度試験の合格基準は、選択式が総得点26点以上かつ各科目3点以上(ただし、「社会保険に関する一般常識」は2点以上)、択一式が総得点43点以上かつ各科目4点以上でした。
過去5年間の受験申込者・受験者・合格者数の推移
全国社会保険労務士会連合会試験センターが発表している資料を参考に、どれくらいの人が社労士試験を受験して、どれくらいの人が合格するのかを見ていきましょう。
【過去5年間の合格率の推移】
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 |
2.60% | 4.40% | 6.80% | 6.30% | 6.60% |
過去5年間の平均合格率は約5.3%となっています。直近3回は6%台で落ちついています。
<受験の申込み及び問い合わせ先>
全国社会保険労務士会連合会試験センター
〒103-8347 東京都中央区日本橋本石町3-2-12 社会保険労務士会館5階
ホームページ http://www.sharosi-siken.or.jp/
TEL 03-6225-4880
【受付時間9:30~17:30平日】
※試験日前日は10:00~16:00通話可(繋がりにくい場合あり)
FAX 03-6225-4883
【必ず連絡先を明記】
第51回(令和元年度)合格者調査
全国社会保険労務士会連合会試験センターより発表された、第51回(令和元年度)社会保険労務士試験の合格者の年齢階層別、職業別、男女別割合は次の通りです。
TAC受講生合格者調査
2017年~2019年合格目標のTAC社労士講座で学習し、合格した方の中から、ご協力いただいた195名のアンケートの結果を見てみましょう。試験センターの発表にはない貴重なデータです。
絶対に合格する 学習プランの立て方
社労士試験は、科目数も多く、学習する内容も多岐にわたります。ある程度計画的に学習をしていかないと、試験には太刀打ちできません。難しい試験ではありますが、コツコツ努力し、知識を積み上げていけば、必ず結果につながるものでもあります。ここからは、具体的な学習方法について説明していきます。みなさんも一緒に、これからの学習プランについて考えていきましょう。
まずは学習スタイルを考えよう!
社労士試験の学習スタイルは、大きく2つに分かれます。受験指導校を利用して、講義を受けながら学ぶ「通学スタイル」と、市販書籍を使用しながら独力で学ぶ「独学スタイル」です。どちらにするか、ご自身で選択していただくことになります。それぞれの特徴を簡単に説明していきましょう。
①通学スタイル
「資格の学校TAC」(以下TACという)をはじめとして、社労士試験に合格するための講座を開講している学校はたくさんあります。合格するために必要とされるものがすべて整った環境の中で学習することができるので、「とにかく絶対合格したい」という方にはオススメです。
TACの社労士講座の中で最も人気を集めている、スタンダードコース「総合本科生」の場合、通学期間は10カ月から1年で、例年8月から10月にかけての開講となります。受講料約20万円の中には、講義で使用するテキストはもちろんのこと、豊富な演習教材、さらに法改正セミナーや全国模試など、合格に必要なアイテムがすべて含まれています。
スクールを利用するのであれば、教室での講義への参加がオススメとなります。講義の進行に沿って学習を進めていくことになりますので、学習ペースもつかみやすいですし、励まし合える仲間にも出会うことができるでしょう。
なかでも一番の魅力は、社労士試験を知り尽くした実力派講師による迫力ある生講義です。やはり迫力のある講義を聞くと、インプットもスムーズに進みます。
*TAC社会保険労務士講座の戦略的合格カリキュラム(総合本科生)
TAC社労士講座の総合本科生で収録講義担岡根一雄先生は、通学講座の魅力を次のように 話してくれました。
テキストの活字だけではなかなか理解していただけない説明が、話し言葉や身振り手振り、時には声のトーンや顔の表情筋(?!)で理解していただけることが、通学講座の生講義の魅力(!)だと思っています。「えっ、そうなの!?」とちょっとでも興味、関心を持たれたら、ぜひ、教室にお運びください、笑顔でお待ちしております。
そんな教室講座の講義ですが、お仕事などの都合で、どうしても通学することができないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、通信講座という選択肢があります。ライブで行われる講義の魅力を余すことなく収録したものを、DVDやWebで視聴することができます。ライブの講義と違って、自分の都合のよい時間に、好きなだけ、巻き戻しも早送りも自由自在というフレキシブルな形で学習することができます。
②独学スタイル
社労士試験は、市販書籍などを活用しながら、独学で合格を目指すことも十分可能です。市販されているテキストや問題集を購入し、自分でスケジュール管理をしながら学習を進めていくことになります。社労士試験対策に関する書籍は、さまざまなものが販売されており、受験対策上必要なアイテムは、ひと通り書店で購入することができます。
テキストは1冊3,000~4,000円、問題集は1冊1,000~3,000円が一般的で、通学に比べると、かなりお財布にもやさしいといえます。
スクールでの学習との最大の違いは、自分自身で学習ペース配分を決め、スケジュール管理をしていくことにあります。自分のライフスタイルに合わせて、自由自在にスケジュールを組めますが、「絶対にやるぞ!」とどこまで自分を追い込めるかもポイントになります。また、学習を進めていくなかで疑問が出てきたときは、自分の力で解決しなければならないなど、スクール利用者と比べて、自分でやらなければならないことも多くなります。
最近では、独学者向けの書籍等をすべてパッケージ化した商品などもあり、独学でも安心して学習できる環境は、かなり整ってきています。TAC出版では、フルカラーでわかりやすいと評判の『みんなが欲しかった! 社労士の教科書』や、完全準拠の問題集、さらには教科書の内容の理解度を高める講義を収録したCDやDVDなどをパッケージにした「独学道場」を用意しております。
*TAC出版の独学道場パッケージ内容の一例
講義を収録したCDやDVDは、短時間で集中して学習するために、解説を超重要ポイントに絞り込み、ピンポイント解説を行っていますので、スクールを利用するよりもかなり短時間にインプットを終えることができます。あとは、ひたすらご自身で演習を重ねていくスタイルとなります。
「独学道場」の速攻マスターCDならびに総まとめDVDを担当されているTAC社会保険労務士講座の古賀太先生と梅田泰丞先生から、講義のときに意識していることについてお聞きしましたのでご紹介しましょう。まずは総まとめDVDを担当する梅田先生のコメントから。
合格の重要なポイントは、教材とカリキュラムを信じ、コツコツと継続して学習を続けることです。DVDでは日々の学習のパートナーとして、教科書の内容の理解がより深まるような講義を行います。ぜひ、総まとめDVDをご活用ください!
続いて、速攻マスターCDを担当する古賀先生からのコメントです。
社会保険関係科目は主に医療と年金の法律で構成されていますが、これらの法律は、単に用語や数字を記憶していくだけでなく、制度を「仕組み」として理解することが大切です。なぜなら多くの試験問題が、受験生に対して「仕組み」が理解できているかどうかを問うものだからです。労働関係科目も同様に、「どのような仕組みなのか」に重点を置くように心がけ、みなさんが問題演習をしていく上での理解が深まるように講義を進めていきます。
このように、学習スタイルにはさまざまな選択肢があります。ご自身の学習環境を踏まえて、選択されるとよいでしょう。
戦略的学習プランを考えよう!
学習スタイルが決まったら、具体的な学習プランを考えていきましょう。ここでは、独学者向けに、説明していきます。
①総学習時間から学習スタート時期を考える
~短期集中型か、じっくりコツコツ派か?
一般的に、社労士試験合格に必要とされる学習期間は「半年から1年弱」、学習総時間は「800~1,000時間」といわれています。学習期間を1年とすると、おおよそ1日あたりの学習時間は約2時間半(1週間あたり約18時間)の学習が必要となります。仮に8カ月という学習期間であれば、1日あたりの学習時間は約4時間(1週間あたり28時間)となります。
一見すると、1年のほうが楽そうに思えますが、一概にそうともいえません。社労士試験にチャレンジする多くの方が社会人であることを考えれば、コンスタントに1年間、毎日2時間半の学習時間を確保することは難しいでしょう。となれば、学習期間を短縮して、集中して学習していくという方法もありますよね。
8月下旬の本試験までにどの程度の時間をかけられるか、ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、考えてみるとよいでしょう。
*入門~基礎期の学習時間
※TAC社労士講座の合格者アンケートより
(2017年~2019年合格目標のTAC社労士講座で学習し、合格した方の中からご協力いただいた195名のアンケートです。)
②合格までの学習プランを考える
~大きく2つの時期に分けてみよう!
おおまかな学習時間のイメージができたら次に、具体的な学習プランを考えてみましょう。まずは本試験をゴールとして、月単位でざっくりと「この時期に○○をする」というプランを立てます。社労士試験の学習プランは、「基礎期」と「直前期」の大きく2つの期間に分けて考えます。
◎基礎期の学習
基礎期は、全科目の基本事項を身につけ、テキストを繰り返し読み込むことからスタートします。テキストを読んだ後、より理解を深めるために、テキストに準拠したCDやDVD教材も使うとよいでしょう。テキストの項目で区切って、1項目ずつ進めていきましょう。
1項目読み終わったら、知識が身についているかの確認として、問題演習を行いましょう。
だいたい4月から5月くらいまでは、この基本事項の定着に専念します。
◎直前期の学習
直前期は、身についた知識を確認することからスタートします。資格学校が実施する公開模試や答案練習会に参加したり、市販書籍等で本試験形式の演習を行いましょう。演習の過程で判明した苦手分野・弱点があれば、重点的に確認し、克服しましょう。
*学習プランのイメージ
③科目ごとの学習プランを考える
~スクールのカリキュラムを参考にしよう!
次に、もう少し具体的に科目別に何をどれくらいやるか、学習プランを考えていきます。スクールのカリキュラムは合理的に組み立てられていますので、そのカリキュラムを参考に、プランを立ててしまえばよいのです。
TACの総合本科生の基本講義編のカリキュラムをご紹介しましょう(右上図)。科目ごとの講義回数を見ると、各科目のボリューム感がわかりますね。これを参考に、科目ごとのおおよその学習プランを考えてみてください。
実際に学習を進めていくうちに、得意・不得意科目が出てくると思います。独学であれば、自分でスケジュール調整が可能ですので、得意な科目については時間をかけず、その分、苦手科目に時間を費やすといったことができますね。
学習は無計画にやるよりもある程度計画性があるほうが効果的です。ぜひ、ご自身に合った、合格するための戦略を練り込んでいってください。
*TAC社労士講座総合本科生のカリキュラム
*基本講義46コマ(1コマ2時間半)=115時間
*実力テスト8コマ(1コマ2時間半)=20時間
科目ごとの講義回数
労基…6コマ(15時間) 健保…6コマ(15時間)
安衛…2コマ(5時間) 国年…6コマ(15時間)
労災…5コマ(12時間30分) 厚年…6コマ(15時間)
雇用…5コマ(12時間30分) 社会常識…3コマ(7時間30分)
徴収…3コマ(7時間30分) 労務管理・統計・白書1コマ…(2時間30分)
労働常識…3コマ(7時間30分)
*講義→復習→問題演習の繰り返し
*実力テストで定着度確認
強い意志をもって、学習プランをこなそう!
社労士試験の学習期間は、短くて約半年、長い方は1年を超える人もいます。その間には、学習環境が変化することもあるはずです。学習に集中できる環境を手にする方もいるかもしれませんし、逆に、お仕事などが忙しくなり、学習から遠ざかってしまう時期もあるかもしれません。
学習初期に立てた学習プランは、あくまで計画ですから、環境の変化に合わせてフレキシブルに対応することが大切です。とはいえ、安易に変化を繰り返せば、合格から遠のいてしまいます。
ときに遠回りもあるかもしれませんが、「絶対に合格する」という意識を持って、学習を続けてください。毎日、合格へと1歩でも近づいていくという強い意志をもって、学習プランをこなしていけば、その先に合格は待っています。がんばってください。
目指せ合格! 『無敵の社労士 年間カレンダー』
「無敵年間カレンダー」を使ってスケジュール管理をしよう!
右ページに、9月から使えるカレンダーをつけました。記入例を参考に日付欄に、学習した科目と時間を書き込みましょう。学習スタート時から本試験までの記録ができるため、要計時間を見て励みにすることもできます。また、試験までの日数を把握できるので、学習の軌道修正もカンタンです。月ごとの目標を書き込むスペースもありますので、学習に役立ててください。キリトリ線で切り取ると小さな用紙になります。お手持ちのテキストに挟んで活用してください。