商業経済検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
マーケティング、経済活動、日本の法体系、など知識を必要とする試験です。経済の国際化や企業活動の学習で、ビジネスの変化に対応できる力が身につき、この資格の勉強で、新聞の経済面を読む力が身につきます。
全商商業経済検定試験の検定級の設定は独特で、検定科目【マーケティング】【 経済活動と法】【ビジネス経済A】【ビジネス経済B】【ビジネス基礎】のうちいずれかの科目のうち 1科目取得で2級、 2科目取得で1級となります。またビジネス基礎の科目のみが3級の位置づけとなります。
検定科目 | マーケティング | いずれかの科目のうち 1科目取得で2級 2科目取得で1級 |
---|---|---|
経済活動と法 | ||
ビジネス経済A | ||
ビジネス経済B | ||
ビジネス基礎 | 3級 |
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商業経済検定試験の公式教材(参考書・テキスト)をチェック
商業経済検定試験の参考書・テキストは公式での出版はなく、実教出版のテキストなどが定番として位置づけしています。今回は、実教出版を中心とした各出版社のもので合格に近づくための問題集・過去問(解説付き)をご紹介します。
全商商業経済検定試験3級対策 -ビジネス基礎対策
全商商業経済検定模擬試験問題集3級ビジネス基礎 平成30年度版
必修用語の確認428(96語追加)、模擬試験問題4回分+検定試験問題2回分と解答編で詳細な解説があります。
全商商業経済検定試験1級、2級対策
マーケティング、経済活動と法、ビジネス経済A、ビジネス経済Bの出題科目
「マーケティング」は、「顧客が満足する商品やサービス」を提供するための企業活動について学ぶ科目です。どのような商品が消費者に受け入れられるかを知り、ニーズにあった商品をつくったり仕入れを行い、どのように消費者にアピールし購入してもらうかが、企業にとって重要な関心事となります。また、今世界的な問題となっている環境保全や少子高齢化による人口動態の変化などへの対応も重要な課題となっています。
「経済活動と法」は、経済活動や日常生活で必要とされる基本的な法律について学ぶ科目です。日常生活を規範する民法が中心になりますが、企業の活動を法律の面から考えるため一部商法の内容も学びます。また、企業活動の全般的なルールや株式会社、契約、消費者としての知恵、労働関係の法律も学びます。
「ビジネス経済A」は,ビジネスに必要な経済に関する基礎的なミクロ経済理論やマクロ経済理論の基礎的な知識を取得させ,経済の仕組みや概念について学ぶ科目です。 ミクロ経済理論とは,商品やサービスの取引数を需要と供給関係からみて,さらに市場では価格がどのように決まるのかを学びます。マクロ経済理論とは,一国の経済指標を示す代表的なGDPについて,経済が成長するために政府がどのような役割をしているのかなどを学びます。 なお,「ビジネス経済A」は,高等学校学習指導要領(平成22年5月)における科目名「ビジネス経済」の学習内容から出題します。
「ビジネス経済B」は、産業構造の変化や国際化など、ビジネスに必要な経済に関する知識について学びます。テレビや新聞・インターネットなどで目にするような、経済の国際化や企業の国際化、ベンチャー企業における地域振興などを取り上げます。 なお、「ビジネス経済B」は、高等学校学習指導要領(平成22年5月)における科目名「ビジネス経済応用」の学習内容から出題します。
全商商業経済検定模擬試験問題集1・2級 平成30年度版
必修用語の確認348(39語追加)、模擬試験問題3回分+検定試験問題2回分と解答編で詳細な解説があります。
経済活動と法対策、ビジネス経済A対策、ビジネス経済B対策それぞれでの単元別で刊行されています。(Amazon、楽天ブックス、または出版社HPをご参照下さい)
過去問 – 全商商業経済検定模擬試験
公式財団法人、全国商業高等学校協会では平成19年2月4日第21回から現在まで、12回分の過去試験問題と解答が掲載されています。こちらは自由に閲覧することができます。こちらも最後の腕試しで試してください。