建築積算士試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




建築積算士の概要

建築物の工事費や材料費などを見積もり、算定する専門家です。1次試験と2次試験に分かれており、二次試験は記述と実技となっています

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建築積算士のおすすめテキスト

1、建築積算士ガイドブック

阿久津 好太 (著), 生島 宣幸 (著, 監修), 加藤 秀雄 (著), & 12 その他
出版社: 公益社団法人 日本建築積算協会; 第5版 (2013/2/1)、出典:amazon.co.jp

出版したBSIJが実施する「建築コスト管理士」「建築積算士」の資格試験のテキストとして活用するほか、大学、専門学校などで実施する教育活動でのテキストとして使用していく。あくまで実務を重視した内容となっていることから、建設プロジェクトに関わる幅広い層の方々に役立ててもらいたい。

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目次 – 建築積算士ガイドブック

はじめに

建築積算は、これまでは設計図書から建築物の数量を計測・計算し、これに単価を掛けて建築物のコストを算定することが目的でした。

しかし最近は対象領域を拡大し、建築積算は建築の生産プロセス(過程)のすべての段階において建築コストを算定し、生産活動をコスト面からマネジメント(管理)することが目的となっています。

これは近年、建築をめぐる社会経済環境が変化し、建築物の品質や安全性を確保するうえで建築コストの重要性が再認識されるとともに、適切な建築コストのマネジメントが生産プロセスのすべてにおいて求められるようになってきたことによります。

建築積算は、建築生産活動の経済行為を支える基本的な知識と技術です。いかなる設計(デザイン)も施工(技術)も建築積算(コスト)なしには成り立ちません。また建築生産活動の経済行為はビジネスの世界でもあり、建築コストの評価は、関係するさまざまな人たちにとって重要な業務となっています。

そのため建築積算は、発注者と受注者、設計者と施工者、あるいは建築に関わる行政や不動産、または金融機関の担当者など、さまざまな立場や職域で建築業務に関係する人にはすべて必要とされる基本的な知識や技術となっています。

本ガイドブックは、さまざまな職域で建築積算関連の業務に携わっているすべての人たちの更なるスキル向上に寄与し、建築生産過程における工事費の算定ならびにこれに付帯する業務に関し、高度な専門知識および技術を有する専門家として必要な事項を網羅しています。

また、公益社団法人日本建築積算協会の資格認定事業のひとつである建築積算士の受験勉強にも役立つように編纂されておりますので有効に活用されることを願っております。

公益社団法人日本建築積算協会
会長藤上輝之

建築積算士について

公益社団法人日本建築積算協会が認定する資格には、以下のようなものがある。

1建築コスト管理士
2建築積算士(旧建築積算資格者)
3建築積算士補

建築積算士は、コストマネジメントにおける基幹技術である建築積算における専門家として、建築生産に欠くことのできない技術者であり、当協会認定資格制度の中核をなしている。また建築物のライフサイクルけるコストマネジメントを担う建築コスト管理士に到達する最も近い位置にある資格である。

建築積算士は、以下のように定義されている。

建築生産過程における工事費の算定ならびにこれに付帯する業務に関し、高度な専門知識および技術を有する専門家

また求められる技術は、以下のように規定されている。

1建築工事分野の数量算出。
2建築工事分野の工事費算定

この技術を成立させるために、求められる知識として、以下のものがあげられている。

1生産プロセス(建設産業の特徴・変遷・現状、コストマネジメントの考え方、建築生産プロセスとマネジメント)
2工事発注スキーム(入札の種類、発注方式、契約方式、数量公開、発注単位)
3設計図書構成(設計図書構成と種類、優先順位)
4工事費構成(直接工事費と共通費の構成、主要建築物用途の種目別工事費構成比率)
5積算業務内容(積算業務の流れ、積算実務、概算手法の概要、値入業務)
6数量積算基準
7標準内訳書式
8主要な市場価格(市場価格、コスト情報の入手方法)
9データ分析と積算チェック(データ整理、歩掛、分析方法、積算チェック)
10施工技術概要(建築施工プロセス、標準的な施工法、特殊工法概要)
11LCC、VE概要
12環境配慮概要(環境配慮とコスト概要)

このような各資格の定義と位置づけの明確化により、建築積算士補から建築積算士、そして建築コスト管理士へと段階的にスキルアップしていく基本的なキャリアパスが形成されてくる。

日本建築積算協会における各資格の定義に関しては、ひとつの特徴を有する。一般的に資格を定義する場合、どのような業務をおこなうことができるかといった業務内容や業務領域について規定されることが多い。それに対して日本建築積算協会は、建築積算士の定義において、求められる技術と求められる知識のみを規定しており、業務内容や業務領域については具体的に規定していない。

これは建築積算に携わる技術者が現在活動している領域は限定されているものの、将来的に活動の場を広げ、活躍レベルを大きく飛躍させることが可能となりつつあることに起因する。社会経済および建設を取り巻く環境が厳しくなるとともに、プロジェクト遂行のためのマネジメントの必要性がより高まり、特にコストマネジメントのウエイトが増大してきている状況が見られる。

今後、自ら保有する高度なスキルを武器に、さらなる上位資格への挑戦とともに新たな活動領域を開拓していくたくましい行動力の源泉として、本資格が有効に働くことを期待している。

阿久津 好太 (著), 生島 宣幸 (著, 監修), 加藤 秀雄 (著), 加納 恒也 (著, 監修), 神尾 和明 (著), 佐藤 隆良 (著), 塩田 克彦 (著, 監修), 三宮 政一 (著), 田中 和雄 (著), 七海 則夫 (著), 野呂 幸一 (著, イラスト), 橋本 真一 (著, イラスト, 監修), 吉田 倬郎 (著, 翻訳), 吉村 達之助 (著, 翻訳), 社団法人 日本建築積算協会 (編集)
出版社: 公益社団法人 日本建築積算協会; 第5版 (2013/2/1)、出典:出版社HP

Contents

はじめに
建築積算士について

1 建築積算とは
1.1建築積算の定義
1.2建築積算の目的
1.3.建築積算の役割
1.4建築積算の活動領域
1.5建築積算技術者の倫理観

2 建設産業について
2.1建設産業の特徴
2.2建設産業の変遷と現状
2.3建築生産プロセスとコストマネジメント

3工事の発注・契約
3.1発注方式
3.2発注単位
3.3契約選定方式の種類
3.4契約方式
3.5入札時積算数量書活用方式

4 設計図書
4.1設計図書の構成
4.2設計図書の優先順位

5 工事費の構成
5.1工事費種目
5.2工事費の構成比率
5.3単価の種類
5.4仮設工事の単価

6 建築積算業務の実際
6.1建築積算業務の流れ
6.2土工
6.3地業
6.4躯体(コンクリート・型枠・鉄筋)
6.5鉄骨
6.6仕上
6.7外部仕上
6.8内部仕上
6.9開口部
6.10間仕切下地
6.11内外装仕上の工種ごとの解説
6.12仮設
6.13屋外施設等
6.14設備の積算
6.15内訳書の作成
6.16値入業務
6.17概算

7 建築数量積算基準
7.1基準の目的
7.2基準の構成
7.3基準で決めていること

8 内訳書標準書式
8.1内訳書とは
8.2工種別内訳書標準書式
8.3部分別内訳書標準書式
8.4改修内訳書標準書式
8.5内訳書作成上の留意点

9 市場価格
9.1相場観の必要性(コストとプライス)
9.2価格情報の収集方法と分析

10 チェックおよびデータ分析
10.1建築積算におけるチェック
10.2歩掛りの活用
10.3データの整理と分析
10.4設備工事の積算チェック

11 建築積算と施工技術
11.1近代建築における構造の変遷
11.2構法と工法
11.3標準的な施工プロセス
11.4特殊構法・新技術

12 LCC(ライフサイクルコスト)
12.1LCCとは
12.2LCCによる分析メリットの高い対象物
12.3建築分野へのLCCの応用
12.4建築分野におけるLCCの目的
12.5建築物LCCの考え方
12.6LCC手法の活用

13 VE(バリューエンジニアリング)
13.1VEとは
13.2建設業におけるVEの発達
13.3発注者側でのVEの適用
13.4設計VE
13.5受注者側の建設VE

14 改修工事
14.1はじめに
14.2改修工事の特徴

15 環境配慮とコスト
15.1建築物に係る環境関連等の社会的動向
15.2環境配慮計画
15.3省エネ化技術の事例
15.4省エネ化技術とコスト評価

<巻末資料>
建築数量積算基準
建築工事内訳書標準書式
監修・査読委員会・執筆者一覧
参考文献

※本ガイドブックに記載されている各種事例は、読者の皆様が具体的なイメージをご理解いただけることを目的としたサンプルです。このまま実務に使用していただけるものではありません。

阿久津 好太 (著), 生島 宣幸 (著, 監修), 加藤 秀雄 (著), 加納 恒也 (著, 監修), 神尾 和明 (著), 佐藤 隆良 (著), 塩田 克彦 (著, 監修), 三宮 政一 (著), 田中 和雄 (著), 七海 則夫 (著), 野呂 幸一 (著, イラスト), 橋本 真一 (著, イラスト, 監修), 吉田 倬郎 (著, 翻訳), 吉村 達之助 (著, 翻訳), 社団法人 日本建築積算協会 (編集)
出版社: 公益社団法人 日本建築積算協会; 第5版 (2013/2/1)、出典:出版社HP

目次 – 改訂版 初めての建築積算

まえがき

西日本工高建築連盟は、工業高校建築科の生徒が自主的に学習を行い、建築に関する基礎知識の修得のための手引き書となるように建築のテキスト編集委員会を編成し、「建築環境」、「建築一般構造」、「建築構造設計」、「建築積算」、「建築製図」の5巻を発刊することになった。

内容は、工業高校建築科の生徒はもとより、専門学校、短大、大学の建築関係の学生および若い実務家に至るまでの幅広い読者層を考慮したものとなっている。

「建築環境」は、建築物をとりまく自然環境と都市環境に関する基本的な要素と、その中で快適な室内環境をつくりだすために必要な方法をわかりやすく解説している。

「建築一般構造」は、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造を中心に、建築物の骨組みや仕上げの構成を、多くの図を用いてわかりやすく解説している。

「建築構造設計」は、安全な建築物を設計するための基本的な考え方を対話形式で解説するとともに、鉄筋コンクリート造と鉄骨造の小規模なオフィスビルの構造計算書を例示して、構造計算の具体的な手順を詳細に解説している。

「建築積算」は、建築数量積算基準にもとづく土工、躯体、仕上げの数量を、鉄筋コンクリート造鉄骨造、木造の設計例を用いてわかりやすく解説している。

「建築製図」は、木造と鉄筋コンクリート造の各種図面の作図順序を色分けをして示し、はじめて建築図面を描く場合の基本事項をわかりやすく解説している。

最後に、本シリーズは、日頃建築教育にたずさわる本連盟の会員が知恵を出し合い、多くの図版を用いて初学者の皆さんが楽しく学べるように工夫し、編集したものである。皆さんが多少の努力をおしまず根気よく学べば、建築に関する基礎的知識が必ず修得できるものと確信している。

発刊にあたり、貴重な資料の提供と適切な助言を賜った関係各位に深い謝意を表するとともに、出版を引き受け積極的な援助をいただいた(株)学芸出版社社長をはじめ、編集部の諸氏に厚くお礼申し上げます。

建築のテキスト編集委員会

〈建築のテキスト〉編集委員会 (編集)
出版社: 学芸出版社; 改訂版 (2018/11/29)、出典:出版社HP

目次

まえがき

1章 積算の概要
1・1積算の種類
1概算積算
2明細積算

1・2工事費の構成

1・3積算方式

1・4数量の計算
1数量計算の流れ
2数量の種類
3単位と数値
4積算の区分と順序

2章 土工・地業
2・1積算の区分と順序
1積算の区分
2積算の順序

2・2設計例

2・3土工の数量
1土工の細目
2数量算出の共通事項
3各部の数量

2・4地業の数量
1地業の細目
2地業の数量

3章 鉄筋コンクリート造の積算
3・1積算の区分と順序
1積算の区分
2積算の順序

3・2設計例
1設計例の概要
2使用材料

3・3コンクリート数量
1コンクリート数量の表示例
2基礎(F)
3基礎梁(-G)
4柱(C)
5大梁(G)、小梁(B)
6床板(スラブ:S)
7壁(W)
8階段
9その他

3・4型枠の数量
1型枠数量の表示例
2基礎(F)
3基礎梁(-G)
4柱(C)
5大梁(G)、小梁(B)
6床板(スラブ:S)
7壁(W)
8階段)
9その他

3・5鉄筋の数量
1鉄筋の定着・継手・フックの長さ
2鉄筋数量の表示例
3基礎(F)
4基礎梁(-G)
5柱(C)
6大梁(G)、小梁(B)
7床板(スラブ:S)
8壁(W)
9階段
10その他
11鉄筋の集計表

4章 鉄骨造の積算
4・1積算の区分と順序
1積算の区分
2積算の順序

4・2鉄骨の数量
1鉄骨の細目
2鋼材の数量
3鋼材の欠除部分
4補助材の寸法
5ボルトの数量
6溶接
7設計数量の割増し

4・3設計例
1設計例の概要
2使用材料88

5章 木造の積算
5・1積算の区分と順序

5・2設計例

5・3土工事・地業工事
1土工事の数量
2地業工事の数量

5・4躯体工事
1基礎工事の数量
2木工事の数量

5・5仕上工事
1屋根工事の数量
2左官工事の数量
3塗装工事
4金属工事の積算
5建具工事・ガラス工事の数量
6タイル工事の数量
7.内装工事の数量
8雑工事の積算

索引

〈建築のテキスト〉編集委員会 (編集)
出版社: 学芸出版社; 改訂版 (2018/11/29)、出典:出版社HP

目次 – 図説 やさしい建築積算

はじめに

建物を造るということはとても面白く、また夢のある仕事であるが、ひとつの建物が完成するまでにはたくさんの職種の人たちが関わっている。

大きくは建築主と施工者の立場に分かれ、例えば設計者は建築主側の立場に立っているが、中にはその両方の人たちと関わる職種もある。

その職種のひとつが積算である。

同じ図面を見て積算しているにもかかわらず、両者に対する内訳書に記載される数量や項目は全く同じではない。

「建築数量積算基準」という、公に決められたルールに則っていても、内訳書という最終形になった時点においてそれぞれ異なるものになる。

それは内訳書を使用する目的や立場の違いが一因となって生じるのだが、いずれの場合においても、積算では「正しいことが当たり前」であり、正確でなければならないことに変わりはない。

適正な建設コスト、透明性の高い建設コストが求められて久しい。それらを実現するためには常に精度の高い数量積算が求められる。

昨今は積算ソフトも進化し、従前に比べると積算作業はずいぶんと楽にはなったが、それでも積算には図面を見るだけでなく、図面に描かれていないものを読み取るセンスと多様な知識が必要となる。

この本は積算の基本をしっかりと身に付けていただくために必要なことを中心に、普段実際に積算業務を行っている方々と建築教育の現場を知る方が協力してまとめたものである。

またそれ以外の積算に関連した内容についても最低限知っておいていただきたい内容について簡潔にまとめてある。

まず、第1章では積算の概要として積算の役割や数量積算を行うときのルールや、積算業務の大まかな流れ、また最終的にそれをまとめる内訳書の書式に至るまで、基本的なことについて解説をしている。

また第2章では鉄筋コンクリート造の建物を使って、土工事から躯体、仕上げと順を追って解説するとともに、実際にどのような計算になるのか、実例を示しながらその過程をわかりやすく解説してある。

そして第3章と第4章では鉄骨造や木造の積算、改修工事の積算に加え、BIMなどのこれからの新しい積算技術についても解説してあり、これから積算を学ばれる方だけでなく、積算とは普段かかわりの少ない方にとっても最適な書となっている。

この本から建築における積算の重要性を学び取っていただき、その中から一人でも多く将来積算に関する仕事に携わってくれる方が生まれることを期待している。

編著者

渡邉 浩文 (著, 編集), 生島 宣幸 (著, 編集), 堤 忠正 (著), 清家 将生 (著), 東 泰紀 (著), 花岡 健 (著)
出版社: 学芸出版社 (2017/10/26)、出典:出版社HP

目次

はじめに

第1章建築積算の概要
01建築積算とは何か
1建築積算の役割
2工事費の構成
3直接工事費と共通費、諸経費について
4各管理費と諸経費、共通費について
5単位について
6単価について
7建築数量積算基準
8建築工事内訳書標準書式
9内訳明細書の作成
10内訳明細書式の種類と特徴
11内訳書作成の注意点
12内訳書作成の手順
13概算とコストプランニング
14バリューエンジニアリング(VE)
15ライフサイクルコスト(LCC)
16建築積算の資格

02積算業務の流れ
1図面の受け取りから着手まで
2業務着手時の注意点と工程管理
3数量積算業務から内訳書の作成
4値入れ業務から工事価格の算出
5成果品のとりまとめから提出
6チェック・確認作業
7第2章のモデル建物について
8積算業務のやりがいについて

第2章鉄筋コンクリート造の積算
01土工事
1土工事とは
2用語
3関係積算基準
4積算の順序
5事前の確認
6事例解説
7土工事のまとめ

02地業工事
1地業工事とは
2関係積算基準
3事例解説
4他の地業について

03躯体
1躯体工事とは
2計測順序
3拾い区分・集計
4コンクリート工事
5コンクリートに関する積算基準
6型枠工事
7型枠に関する積算基準
8鉄筋工事
9鉄筋に関する積算基準
10共通配筋図

1基礎(独立基礎)
1計測対象範囲
2コンクリート
3型枠
4鉄筋
5事例解説

2柱
1計測対象範囲
2コンクリート
3型枠
4鉄筋
5事例解説

3大梁
1計測対象範囲
2コンクリート
3型枠
4鉄筋
5事例解説

4床板
1計測対象範囲
2コンクリート
3型枠
4鉄筋
5事例解説

5壁
1計測対象範囲
2コンクリート
3型枠
4鉄筋
5事例解説

6その他の部位について
1階段
2その他(庇・パラペット・ドライエリア)
3その他の躯体関連

04仕上げ
1仕上げの区分
2仕上げ数量積算の基本的な手法

1数量積算の計測

2外部仕上げの計測
1屋根
2外壁
3軒天
4外部床
5外部雑

3内部仕上げの計測
1内部床
2幅木、内部壁
3内部天井
4内部雑

05開口部
1開口部の種類
2開口部の積算

06間仕切下地
1間仕切下地の種類
2間仕切壁の積算
3材種による間仕切壁の積算
4事例解説

05仮設工事の積算
1共通仮設
2直接仮設
3外部足場算出例

第3章その他の積算
01鉄骨造
1材料について
1鋼材
2ボルト
3溶接
4その他

2鉄骨の部位
1柱
2間柱
3大梁、小梁
4ブレース
5階段
6その他

3鉄骨の計測・計算

4事例解説
1柱
2大梁
3鋼材の内訳明細書計上について
4内訳明細書の構成

02木造
1木造積算の種類
1構想・企画段階での「概算積算」
2設計段階のコスト管理には「部分別積算」が向いている
3工事契約には「明細積算」

2部材の名称。
1木造軸組を構成する材の分類
2軸組の部材名称〈1階〉
3軸組の部材名称〈2階〉
4適材適所(材種)

3木造の数量積算の方法
1木造軸組材の数量算定は「一本拾い」
2木造建築の「木工事」は、造作工事+軸組工事
3柱の長さ(積算上の垂直材1本の長さ)
4柱の本数(数量算出)
5拾い落しのないように二通りの集計方法で
6胴差の長さ(積算上の水平材1本の長さ)
7胴差(水平材・横架材)の継手位置の検討、長さの算定例
8胴差の本数(数量算出)
92階床伏図から他の横架材をまとめて集計
10「化粧材」は、削り代を見込んだ断面寸法
11小屋組の構成部材

4屋根面積の算定、
1屋根面積は、勾配なりに実長をとる
2屋根面積(切妻屋根)
3屋根面積(寄棟屋根)

5見積書の構成
1見積書としてまとめる
2提出前には最後の検算を

03改修工事
1仮設
1墨出し
2養生及び整理清掃後片付け
3足場

2躯体改修(耐震改修)-
1躯体改修の定義と種類
2躯体改修の区分
3計測・計算の通則
4計測・計算の方法(抜粋)

3仕上改修
1仕上改修の定義と種類
2仕上改修の区分
3計測・計算の通則(抜粋)
4計測・計算の方法(抜粋)

第4章積算業務のシステム化
01コンピュータによる積算

02建築積算とBIM
1BIM連携積算実運用への課題点とメリット
2BIMEIPD
3BIMの運用体制
4BIMとフロントローディング

索引

渡邉 浩文 (著, 編集), 生島 宣幸 (著, 編集), 堤 忠正 (著), 清家 将生 (著), 東 泰紀 (著), 花岡 健 (著)
出版社: 学芸出版社 (2017/10/26)、出典:出版社HP