毛筆書写技能検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)

毛筆書写技能検定の概要
毛筆書写技能検定は、毛筆書写の技術を問う文部科学省が後援している検定試験です。日本で唯一の書写技術試験で、合格の資格は履歴書に書くこともできます。また、一定の級を合格することで、単位を出す大学があるなどの広がりを見せています。試験科目は実技と理論の2つがあり、合格点が明確にされています。資格を取得することで書道教室やペン字講座などの指導者になることができ、字に自信のある方にはオススメの検定となっています。
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毛筆書写技能検定の公式テキストは?
公式ホームページで参考書、過去問題、練習用紙が販売されています。市販の対策テキストも販売されているので、ご紹介します。
毛筆書写技能検定のおすすめテキスト
1.「毛筆書写検定ガイド 実技1・2級」(日本習字普及協会)
試験の実際をふまえ、俳句・自由作品・掲示・賞状・他出題各問に問題例、学習ガイド 、模範例の段階学習で、効果的に合格へと導きます。
2.「毛筆書写検定ガイド―文部省認定(実技3・4級)」(日本習字普及協会)
毛筆書写検定3、4級の実技を主に解説したテキスト。漢字・ひらがな・カタカナ・漢字かな交じり文・掲示について解説。各問題に実際に出された「問題例」 。書体、大きさ、用筆、字形、配置などのポイントを示した『学習ガイド』 。大きく表現した「模範解答例」の段階学習で効果的に技術が習得できる実技指導の決定版。
3.「硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて」(岩崎芸術社)
文部科学省後援の硬筆と毛筆の書写検定1級から5級までの「理論問題と解答例」を示して、合格のためのポイント「学習方法」「解答時の注意点」を豊富な参考資料を加えて、詳しく、わかりやすく解説しています。
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毛筆書写検定ガイド―文部省認定 (実技3・4級)(最新情報版)
目次
はじめに(最新)
毛筆書写技能審査基準について(現行概要)
受験に必要な用具(最新の注意点)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
団体受験申込み(最新)
受験に関する注意(最新)
3級・4級の試験内容(現行概要)
四級(現行概要)
第一問 漢字(楷書)
第二問 ひらがな
第三問 カタカナ
第四問 掲示
第五問 筆順(教育漢字・ひらがな・かたかな)
第六問 教育漢字の書き取り
三級(現行概要)
第一問 漢字(楷書)
第二問 漢字(行書)
第三問 ひらがな
第四問 カタカナ
第五問 漢字かな交じり文
第六問 掲示
第七問~第十問 理論問題(マークシート)
ひらがな模範例
カタカナ模範例
理論問題
四級
三級
はじめに
一般財団法人日本書写技能検定協会が実施している毛筆書写技能検定試験は、文部科学省後援の検定試験です。現在は6級から1級までの8等級で実施され、年3回、全国的な規模で行われています。
本ページは『毛筆書写検定ガイド―文部省認定 (実技3・4級)』の紹介スタイルをもとに、毛筆書写技能検定3級・4級の現行情報(出題内容・試験時間・受験料・申込み方法・受験上の注意等)を整理したものです。
漢字、ひらがな、カタカナ、掲示、漢字かな交じり文などを学習するうえで、旧版の良さを生かしながら、現在の試験制度にあわせた学習準備ができるように構成しています。
受験時には、必ず最新の受験要項・受験票・公式サイトをご確認ください。
著者しるす(原書)
毛筆書写技能審査基準について(現行概要)
(一財)日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)
この試験は、自己の書写能力を知ることができる、わが国唯一の文部科学省後援による硬筆・毛筆の書写技能検定試験です。毛筆書写技能検定は、6級から1級までの8等級に分かれています。
3級・4級の現行概要は、次のとおりです。
| 級 | 程度(目安) | 検定時間 | 出題内容(現行概要) |
| 4級 | 中学生・高校生程度 毛筆書写の基礎的技術及び知識 |
80分 | 【実技】漢字2字(楷書)/平仮名3字/片仮名3字/掲示文(1行) 【理論】教育漢字(学習漢字)の楷書・平仮名・片仮名の筆順/教育漢字の書き取り |
| 3級 | 中学生・高校生程度 毛筆書写一般の技術及び知識 |
80分 | 【実技】漢字4字(楷書)/漢字4字(行書)/平仮名4字/片仮名4字/漢字仮名交じり文約20字/掲示文(2行) 【理論】漢字の部分の名称/常用漢字の楷書の筆順/草書を文中で読む/漢字の字体 |
合格点(現行)
4級:実技・理論合わせて400点以上/600点満点中
3級:実技415点以上/600点満点中、理論275点以上/400点満点中
※3級以上は、実技または理論のいずれか一方のみ合格(片方合格)の場合、申込み時に「準登録」の手続きを行うことで、不合格科目のみ受験できる制度があります(次回とその次回)。
受験に必要な用具(最新の注意点)
毛筆書写技能検定試験では、実技問題は筆(筆ペンは使用不可)を使用します。理論問題の答えの筆記具は、1級・準1級・4級・5級は自由、2級・準2級・3級はマークシートのため鉛筆またはシャープペンシルを使用します。
また、試験問題には筆の太さや種類などの指定を特に設けていないため、各自使い慣れたものを使用して構いません(1級のみ赤色マーカーが必要)。
令和8年度 検定スケジュール(最新)
毛筆書写技能検定(第1回~第3回)は、各回とも説明開始時間は午後1時です。毛筆の試験に要する時間は40分~150分(級による)です。
| 回 | 申込み期間(必着) | 試験日 | 毛筆説明開始時間 |
| 令和8年度 第1回 | 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 | 令和8年6月21日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第2回 | 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 | 令和8年11月8日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第3回 | 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 | 令和9年2月7日(日) | 午後1時 |
受験料(最新)
毛筆書写技能検定 受験料(消費税込み)
| 時間 | 受験料 | |
| 6級 | 40分 | 1,400円 |
| 5級 | 50分 | 1,700円 |
| 4級 | 80分 | 1,900円 |
| 3級 | 80分 | 3,500円 |
| 準2級 | 120分 | 4,000円 |
| 2級 | 120分 | 4,500円 |
| 準1級 | 130分 | 6,500円 |
| 1級 | 150分 | 8,000円 |
個人受験申込み(最新)
個人受験申込みは、次の方法で行えます。
- 〔インターネット申込み〕(願書不要)
- 〔受験願書の請求・郵送申込み〕
- 〔検定協会へ直接持参〕
※ひとたび納入した受験料は、原則として返還されません(自然災害等の不可抗力・協会都合による場合を除く対応規定あり)。
※受験票は試験日の6日前までに検定協会より発送されます。
※令和5年度第1回より、従来の「特約書店での個人受験申込み受付」は廃止されています。
※令和5年度第1回より、一般受験者の方向けの「公開会場制度」が開始されています(条件が合えば公開会場団体へ申込み可)。
身分証明書・顔写真(個人受験)
文部科学省の助言により、令和元年度第1回検定より、個人受験票への顔写真貼付と試験当日の身分証明証等の持参が必要となっています。
ただし、4級・5級・6級を受験される方は、写真の貼付および身分証明証は不要です。
(3級は個人受験の場合、原則として顔写真貼付・身分証明証等が必要)
団体受験申込み(最新)
団体受験申込みは、硬筆・毛筆合わせた受験者が5名以上の場合、団体責任者のもとで会場を設置して受験できます。学校・教室単位で5名以上の受験者があれば、単独会場の設置が可能です。
団体受験の申込みは、資料請求による方法とWEB登録による方法があります(WEB登録にはID・パスワードが必要)。
受験に関する注意(最新)
1 受験当日に持参するもの(毛筆)
受験票、筆(筆ペン不可)、理論解答用の筆記具(級により異なる)、下敷、文鎮、ものさし、消しゴムなど、問題冊子・受験票の指示に従って持参してください。
※筆の太さ・種類に特別な指定はありません。各自使い慣れたものを使用できます。
※3級の理論はマークシートのため、鉛筆またはシャープペンシルを使用します。4級の理論は筆記具自由です。
2 集合時間を守ること(一般会場)
毛筆の説明開始時間は午後1時です。
令和6年度第2回より、一般会場では試験開始時刻(毛筆:13時、説明時間含む)の10分以後は「遅刻」となり、試験会場へ入室できません。
3 受験票が届かないとき
受験票は試験日の6日前までに発送されます。届かない場合は、検定協会へ問い合わせしてください。
4 準登録(片方合格)について
3級以上で実技または理論のいずれか一方のみ合格(片方合格)の場合、申込みの際に準登録の手続きを行うことで、不合格科目のみを受験することができます。受験料・試験時間は正規受験と同様です。
3級・4級の試験内容(現行概要)
4級
実技4問+理論2問(合計6問)で構成されます。4級は実技・理論を合わせた合計点で合否判定されます。試験時間は80分です。
| 第6問 | 第5問 | 第4問 | 第3問 | 第2問 | 第1問 |
| 教育漢字の書き取り(理論) | 筆順(教育漢字・ひらがな・かたかな)(理論) | 掲示文(1行)(実技) | 片仮名3字(実技) | 平仮名3字(実技) | 漢字2字(楷書)(実技) |
3級
実技6問+理論4問(合計10問)で構成されます。3級は実技・理論それぞれに合格点があります。試験時間は80分です。
| 第10問 | 第9問 | 第8問 | 第7問 | 第6問 | 第5問 | 第4問 | 第3問 | 第2問 | 第1問 |
| 漢字の字体(理論) | 草書を文中で読む(理論) | 常用漢字の楷書の筆順(理論) | 漢字の部分の名称(理論) | 掲示文(2行)(実技) | 漢字仮名交じり文 約20字(実技) | 片仮名4字(実技) | 平仮名4字(実技) | 漢字4字(行書)(実技) | 漢字4字(楷書)(実技) |
※詳細な出題形式・用紙・解答方法は、必ず公式の「問題例と解答例」および当回の受験要項・問題冊子の指示をご確認ください。
目次 – 毛筆書写検定ガイド 実技1・2級(最新情報版)
令和8年度時点の公式公開情報にあわせて、受験制度・出題内容・受験料・注意事項を更新した案内です。
※本ページは書籍紹介スタイルをもとにした整理版です。受験時は必ず最新の受験要項・受験票・公式サイトをご確認ください。
平成30年度より毛筆書写技能検定試験の二・準二・三級の理論問題の解答方法がマークシートによる選択式に変更になりました。巻末にマークシートの案内を掲載しましたのでご参照ください。なお本書でこれまで通りに理論問題の学習をしていただければ、二級のマークシートでの解答には余裕をもって臨めますし、かつ一級にも対応しやすくなります。
(現行制度でも、毛筆3級・準2級・2級の理論問題はマークシート方式です。)
目次
はじめに(最新)
毛筆書写技能検定について(現行制度)
毛筆書写技能審査基準(1・2級の現行概要)
受験に必要な用具(最新)
答案用紙・練習について(学習のポイント)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
団体受験申込み(最新)
受験に関する注意(最新)
第一問
二級 漢字の楷書と行書(現行概要)
一級 楷行草三体(現行概要)
模範例
第二問
一・二級 漢字仮名交じり文(現行概要)
模範例
第三問
一・二級 漢字古典の臨書(現行概要)
解説と模範例
第四問
一・二級 仮名古典の臨書(現行概要)
模範例
第五問
二級 俳句(自由な書体)
模範例
一級 自由作品
模範例
第六問
二級 掲示
模範例
一級 賞状
模範例
理論問題
二級(マークシート)
一級(記述式)
はじめに
文部科学省後援の毛筆書写技能検定試験は、一般財団法人日本書写技能検定協会が全国的な規模で年3回実施している検定試験で、現在は六級から一級までの八つの等級に分かれています。合格の資格は履歴書等に記載でき、学習目標としても広く活用されています。
また、一級合格者は、協会の案内にある「一級合格指導者証」の申請制度を利用することができます。
本書は一・二級を受験するに当たって、どんな勉強をすればよいか、実技問題を第一問から順を追って解説してあります。各問のガイドをよく読んで、問題が受験者に何を要求しているのか理解し、模範例を参考に合格するに十分な実力を付けてください。
この毛筆書写検定ガイド【実技一・二級】が受験者の皆様の、合格の手掛かりとなれば幸いです。
續木湖山(原書)
毛筆書写技能検定について(現行制度)
(一財)日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)
この試験は、自己の書写能力を知ることができる、わが国唯一の「文部科学省・全国都道府県教育委員会後援」の硬筆・毛筆の書写技能検定試験です。
毛筆書写技能検定は、6級・5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の8つの等級に分かれ、全級の試験を同時に行います(併願不可)。
3級・準2級・2級の理論問題はマークシートになります。
また、試験問題は実技と理論の二つに分けられていて、四級・五級は実技・理論を合わせた合計点で判定されますが、一級・準一級・二級・準二級・三級では、実技・理論それぞれに合格点が定められています。したがって、実技と理論の両方が合格点に達しないと、その級位に合格したことにはなりません。
なお、3級以上では、実技・理論のどちらか一方だけが合格点に達した場合、申込み時に「準登録」をすることで、次回とその次の回に限り不合格科目のみ受験する特典があります。ただし、準登録者が合格済みの問題に解答した場合(実技・理論ともに)正規受験として扱い、片方合格の特典は無効となります。
(一財)日本書写技能検定協会
〒170-0005 東京都豊島区南大塚三-四一-三
毛筆書写技能審査基準(1・2級の現行概要)
一般財団法人 日本書写技能検定協会
〈2級〉 程度……毛筆書写の専門的技術及び知識をもって書くことができる。
〈1級〉 程度……毛筆書写の高度な専門技術及び知識をもって書くことができる。
| 領域 | 内容(現行概要) | |
| 2級 実技 |
漢字・仮名 | 漢字3字(楷書・行書)、漢字仮名交じり文約30字を書く。 |
| 古典の臨書 | 漢字の臨書、仮名の臨書。 | |
| 文章及び文書 | 俳句を自由な書体で書く、掲示文(6~7行)を書く。 | |
| 2級 理論 |
国語の表記法等 | 常用漢字の楷書と行書の筆順、旧字体・書写体、漢字の字体など。 |
| その他 | 草書を熟語で読む、文字の歴史、書道史など。 | |
| 1級 実技 |
漢字・漢字仮名交じり文 | 漢字5字(楷行草三体)、漢字仮名交じり文約50字を書く。 |
| 古典の臨書 | 漢字の臨書、仮名の臨書。 | |
| 文章及び文書 | 自由作品(漢詩・漢字5字・和歌・現代詩から選択)、賞状を書く。 | |
| 1級 理論 |
国語の表記法等 | 常用漢字を旧字体と書写体で書く、漢字の字体、歴史的仮名遣い。 |
| その他 | 草書(一字ずつ)と古典(主として古筆)を読む、書道用語・書道史。 |
注 1. この表において、「漢字」とは、2級では常用漢字、1級では常用漢字およびその他主な漢字を含みます。
2. 実技では縦書きを中心に課されます。
3. 詳細な書きぶり・形式は、必ず当回の問題冊子および公式の問題例・解答例に従ってください。
1級・2級の合格点(現行)
2級:実技 475点以上/600点満点中 理論 295点以上/400点満点中
1級:実技 535点以上/600点満点中 理論 315点以上/400点満点中
1級・2級の検定時間(現行)
2級:120分 / 1級:150分
受験に必要な用具(最新)
毛筆書写技能検定試験では、実技問題を筆(筆ペン使用不可)で解答します。
理論問題の答えの筆記具は、1級・準1級・4級・5級は自由、2級・準2級・3級はマークシートのため鉛筆またはシャープペンシルを使用します。
試験問題には筆の太さや種類などの指定は特に設けられていないため、各自使い慣れたものを使用して構いません。
なお、1級のみ赤色の油性または顔料系のマーカーが必要になります。
受験票・問題冊子の指示に従い、下敷、文鎮、ものさし、消しゴム、練習用の控え紙等を準備してください。
答案用紙について(学習のポイント)
本番では、各問ごとに指定の答案用紙に従って体裁よくまとめることが求められます。特に一・二級では、字そのものの巧拙だけでなく、行のそろえ方、字間・行間、余白、全体構成が大きく評価に関わります。
協会の問題例・解答例、過去問題、実物大練習用紙などを活用し、紙面の使い方に慣れておくことが合格への近道です。
令和8年度 検定スケジュール(最新)
毛筆書写技能検定(第1回~第3回)の説明開始時間は、各回とも午後1時です。毛筆の試験に要する時間は40分~150分(級による)です。
| 回 | 申込み期間(必着) | 試験日 | 毛筆説明開始時間 |
| 令和8年度 第1回 | 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 | 令和8年6月21日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第2回 | 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 | 令和8年11月8日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第3回 | 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 | 令和9年2月7日(日) | 午後1時 |
受験料(最新)
毛筆書写技能検定 受験料(消費税込み)
| 時間 | 受験料 | |
| 6級 | 40分 | 1,400円 |
| 5級 | 50分 | 1,700円 |
| 4級 | 80分 | 1,900円 |
| 3級 | 80分 | 3,500円 |
| 準2級 | 120分 | 4,000円 |
| 2級 | 120分 | 4,500円 |
| 準1級 | 130分 | 6,500円 |
| 1級 | 150分 | 8,000円 |
個人受験申込み(最新)
個人受験申込みは、主に次の方法で行えます。
①〔インターネット申込み〕(願書不要)
②〔受験願書の請求・郵送申込み〕
③〔検定協会へ直接持参〕
※受験票は試験の5日前までに発送される個人受験票(公式ページの身分証案内より)を確認し、顔写真貼付が必要な級は貼付のうえ持参してください。
※受験料は、原則として返還されません(受験規約・協会案内による)。
※令和5年度第1回より、従来の「特約書店受付」は廃止されています。
※令和5年度第1回より、「公開会場(一般受験者受入)」制度が開始されており、条件が合えば公開会場団体へ申込みできる場合があります。
身分証明書・顔写真(個人受験)
検定受験には身分証明書が必要になります。文部科学省の助言により、令和元年度第1回検定より、ご本人確認のため個人受験票への顔写真貼付が必要です。
ただし、4級・5級・6級を受験される方は写真貼付および身分証明証は不要です。
顔写真は、個人受験票の写真貼付欄に縦30mm×横24mmのものを1枚貼付します。
身分証明証等は、原則として氏名・生年月日・顔写真のいずれも確認できるもの(運転免許証、旅券、社員証、学生証など第3者発行)を持参してください。
(中学生の学生証は顔写真なしでも可/小学6年生以下は身分証明証不要)
団体受験申込み(最新)
団体受験では、硬筆・毛筆合わせた受験者が5名以上いることが、単独会場設置の要件になります(同じ人が硬筆と毛筆を両方申込む場合は2名として計算)。
団体登録自体に要件はありません。
受験申込みは、申込み書類を請求して送付する方法と、WEB上から登録する方法があります。WEB登録にはIDとパスワードが必要です。
受験に関する注意(最新)
1 集合時間を守ること(一般会場)
毛筆の試験開始時刻は午後1時(説明時間含む)です。
令和6年度第2回より、一般会場では試験開始時刻(毛筆:13時、説明時間含む)の10分以後は「遅刻」となり、試験会場へ入室できません。
遅刻にならないよう開始時刻前には入室してください。
2 受験票が届かないとき
個人受験票が届かない場合は、検定協会へ問い合わせしてください。最新の会場・注意事項は受験票および公式サイトで確認してください。
3 不正行為・問題漏えい等について
試験問題の漏えい・不正行為が発覚した場合は、その受験または試験の扱いが無効となる場合があります。非常時の取り扱い(災害・感染症等)については、協会の案内および会場責任者の指示に従ってください。
4 学習の進め方(1・2級)
1・2級では、漢字・仮名・漢字仮名交じり文に加え、漢字古典・仮名古典の臨書、自由作品・賞状・掲示など、幅広い実技力が求められます。理論では、筆順・字体・草書・文字の歴史・書道史・書道用語等の学習が必要です。問題例と解答例、過去問題、公式テキスト等を併用して学習してください。
目次 – 毛筆書写検定の臨書―文部省認定(現行制度対応版)
まえがき
文部省認定の毛筆書写検定は、多岐多様の書的表現を主張している現代書道に対して、基礎的な書写力を重視して評価する試験であるので、その専門クラスの一級・二級の実技問題の中に、既に評価の定まっている楷・行・草や仮名の古典的作品を臨書させる問題が入っています。
その臨書の対象となる古典的作品は、すべて「毛筆書写検定の手びきと問題集」の中に示されていて、その数は四〇点の多きにのぼっています。これだけの数の法帖や古筆を一冊ずつ買いそろえることは、金額的にも大変ですし、それだけのものをどのように勉強したらよいか迷ってしまうことでしょう。
この本は、これら指定されている古典的作品のすべてをとりあげて、その書きぶりの特徴や習い方を最もわかりやすい形で展開させていますが、今回、さらに学習の効果があがる新しい工夫を加えました。
したがって、毛筆書写検定の一級・二級をめざす人は、ぜひこの本一冊と徹底的に取り組んでください。また、受験を考えていない人でも、この本を参考にして古人の筆の跡を習うのもたいへん楽しいし、またそこに、何か大きな意味があると思われるので、この本での勉強をおすすめします。
なお、この本のもとの書名は「書道検定の臨書」でしたが、昨年度まで書道検定の名称で実施されてきた文部省認定のこの検定試験が、平成二年度から毛筆書写検定と名称が変更されたため、この本も「毛筆書写検定の臨書」と書名を変更しました。
平成二年九月二十日
著者
【現行制度との対応メモ(最新)】
現在の検定は「文部科学省後援」の毛筆書写技能検定として実施され、6級〜1級の8等級で、年3回行われています。1級・2級では現在も実技に「漢字の臨書」「仮名の臨書」が含まれており、公式の問題例でも第3問(漢字の臨書)、第4問(仮名の臨書)の構成が確認できます。
(本書は旧版・歴史的記述を含むため、以下に現行制度の要点を追記しています。)
目次
中国の作品
孔子廟堂碑
九成宮體泉銘
皇甫府君碑
孟法師碑
雁塔聖教序
顏氏家廟碑
告身帖
鄭文公下碑
張猛龍碑
高貞碑
牛橛造像記
始平公造像記
魏靈藏造像記
書風の比較
蘭亭叙
集字聖教序
枯樹賦
○争座位文稿
十七帖
真草千字文
書譜
礼器碑
曹全碑
乙瑛碑
史晨後碑
西狹頌
張遷碑
五鳳二年刻石
日本の作品
○李崎詩
風信帖
○白楽天詩卷
高野切第一種
高野切第二種
高野切第三種
粘葉本和漢朗詠集
○関戸本古今集
元曆校本万葉集
藍紙本万葉集
曼殊院本古今集
○大字朗詠集切
○元永本古今集
升色紙
○継色紙
寸松庵色紙
(○印は改訂版で加えられたもの)
現行制度での「臨書」位置づけ(1・2級)
一般財団法人 日本書写技能検定協会 公開情報ベース(令和8年度時点)
本書の主題である「臨書」は、現行の毛筆書写技能検定でも1級・2級の実技で重要な位置を占めています。協会の「毛筆書写技能検定の概要」では、1級・2級ともに実技に漢字の臨書・仮名の臨書が明記されています。
| 級 | 検定時間 | 実技(臨書関連) | 合格点 |
| 2級 | 120分 | 第3問:漢字の臨書 第4問:仮名の臨書(公式問題例の構成) |
実技475点以上/600点満点中 理論295点以上/400点満点中 |
| 1級 | 150分 | 第3問:漢字の臨書 第4問:仮名の臨書(公式問題例の構成) |
実技535点以上/600点満点中 理論315点以上/400点満点中 |
※公式の問題例では、2級の漢字臨書に「真草千字文」の一部分、仮名臨書に「粘葉本和漢朗詠集」の一部分、1級の漢字臨書に「書譜」の一部分、仮名臨書に「高野切第一種」の一部分が例示されています。年度・回により課題は変わりますので、必ず当回の問題冊子・問題例をご確認ください。
受験に必要な用具(臨書学習に関係する最新注意)
毛筆書写技能検定試験では、実技問題を筆(筆ペン使用不可)で解答します。試験問題には筆の太さや種類の指定は特に設けられていないため、各自使い慣れたものを使用できます。
1級のみ、赤色の油性または顔料系のマーカーが必要になります。
理論問題の答えの筆記具は、1級・準1級・4級・5級は自由、2級・準2級・3級はマークシートのため鉛筆またはシャープペンシルを使用します。
(したがって、本書のような理論学習は1級・2級の両方に有効ですが、2級ではマークシート対策も必要です。)
受験制度の変更点(受験前に確認したい事項)
- 現在の毛筆書写技能検定は、6級〜1級の8等級で実施(併願不可)。
- 3級・準2級・2級の理論問題はマークシートです。
- 個人受験では、令和元年度第1回より本人確認のため顔写真貼付・身分証明書持参が必要(4級・5級・6級は不要)。
- 令和5年度第1回より、個人受験申込み方法の「特約書店受付」は廃止。
- 同じく令和5年度第1回より、一般受験者向けの「公開会場制度」が開始。
- 令和6年度第2回より、一般会場では試験開始時刻(毛筆13時・説明時間含む)の10分以後は遅刻扱いで入室不可。
令和8年度(現行公開分)スケジュール・受験料(毛筆1・2級)
毛筆書写技能検定は年3回実施。説明開始時間は午後1時です。
| 回 | 申込み期間(必着) | 試験日 | 毛筆説明開始 |
| 令和8年度 第1回 | 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 | 令和8年6月21日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第2回 | 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 | 令和8年11月8日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第3回 | 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 | 令和9年2月7日(日) | 午後1時 |
| 時間 | 受験料 | |
| 2級 | 120分 | 4,500円 |
| 1級 | 150分 | 8,000円 |
団体受験(最新)
団体受験は、硬筆・毛筆合わせた受験者が5名以上で会場を設置して受験できます。学校・教室単位5名以上で単独会場の設置が可能です。団体登録自体に要件はなく、申込みは書類送付またはWEB(ID・パスワード必要)で行えます。
私の臨書に対する考え
わが国の古筆(それは肉筆そのものの形で残っていて、私たちが見るのはその写真版)の臨書には、意臨とか形臨とかの語は存在しない。書いたホンモノずばりが対象だから、そんな主観的な見方の入る余地がないのである。
それに対して、中国の法帖(それらのほとんどは書かれた字をいったん石に彫って、さらに拓本という方法で紙にうつしとられている)は、紙ひとえの違いといわれているが、それは、石と拓本との違いであって、ホンモノの肉筆と拓本とはかなり違っているだろうし、北魏の造像の字にもなれば、それはもう想像の外である。そこに意臨・形臨という語の生まれてきた原因の一つがある。
しかし、書の勉強の途上にある者が、古典的作品を臨書するのに、我意を入れて書いたものをどうだといわんばかりに人に見せるのは思い上がりである。古典的作品を書いた古人その人の心を自分の心にして、すなおに習う気持ちで臨書してこそ本当の意臨である。意 臨の意は古人の意であって我意の意ではない。
臨書の目的は二つある
私は、古典の臨書には二つの大きな目的があると考えている。
その一つは、臨書の対象ときめた法帖なり古筆なりの書きぶりを習い、特徴ある字形をつかむことである。
この目的のためには、各法帖・古筆の一冊の初めから終わりまでを浅く何回も繰り返して練習するか、適当な分量(ページ数・字数) をきめて、それだけを深く何百回も繰り返して練習するか、どちらでもよろしいが、もちろん、この本は後者の方法を採っている。
臨書のもう一つの目的は、漢字の書写体・行書・草書、平仮名以外の仮名(俗にいう変体仮名)などの字の形をできるだけたくさん覚えることである。この二つめの目的については、この本の末尾にあるあとがきで述べることとする。
この本での学習法
この本は、各法帖・古筆を数ページずつとり上げ、その忠実な臨書例をしめし、それぞれの筆づかいや字形などをわかりやすく説明 しているので、効果的な学習ができると思う。
例えば、仮名の古筆が九種あるが、高野切の第一種・第二種・第三種の三つを比べながら習ってその相違点を知り、また、ほかの古筆でも、この高野切のどれに似ているのかどれにも似ていないのか、 似ていながらどこが違うのか、互いに比較しながら書いてみるという勉強法はどんなに効果があるか容易に想像ができよう。
私の書きぶりと練習法
私は、いつも筆の軸はほとんど垂直に立てて書いている。筆の軸が全く傾かないというのではなく、瞬間的には傾くことがあっても、 倒したり起したりはせず、まして筆の軸を回転させたり、筆をこねまわしたりはしない。
「九成宮醴泉銘などは、それほど練習しなくても、側筆すなわち筆を寝せて書けば、簡単にそれらしく書ける」といった書家がいた。しかし、あの九成宮醴泉銘を見て、側筆で書いたとは私にはどうしても思えない。私は、筆は必ず立てて書くものだと思っている。
私が臨書するときは、いつも、同じ字を何度も書かないで、一回書くだけでどんどん先に進んでいく。それは、全体をつかむためであり、また字体・字形や筆順をできるだけ多く知るためである。
それはまた、いつも作品や清書を一枚で仕上げる癖をつけるためでもある。毛筆書写検定の受験者は、与えられた枚数の紙で提出する清書を仕上げなければならないことを忘れないでほしい。一枚一 枚が清書であり、一枚一枚が真剣勝負である。
目次 – わかりやすい毛筆の基本―毛筆書写技能検定五級対応(最新情報版)
この本について
○ 一人でも習いやすく、また書塾などでも使っていただける、わかりやすい毛筆書写の本です。
○ 本ページは書籍紹介スタイルをもとに、毛筆書写技能検定五級の現行制度(出題内容・検定時間・受験料・申込み方法・受験上の注意)を最新の公式公開情報にあわせて整理したものです。
○ 筆づかいには、用筆(始筆・送筆・終筆)と運筆(遅速緩急・抑揚・リズム)の二つがありますが、それをわかりやすく解説しています。
○ 字形の整え方を結構法・結体法といいますが、漢字、ひらがな、かたかなの整え方を詳細に解説しています。
○ 文部科学省後援の毛筆書写技能検定五級合格の手引きとしてご利用いただけます。
○ 受験時は、必ず当回の受験要項・受験票・公式サイトの案内をご確認ください。
もくじ
基本点画
漢字一字
ひらがな二字
かたかな二字
漢字かなまじり四字
筆順
ひらがなの字形の整え方とその指導
かたかなの字形の整え方とその指導
毛筆書写技能審査基準(五級)(現行概要)
受験に必要な道具(最新)
五級の試験内容(現行概要)
令和8年度 検定スケジュール(最新)
受験料(最新)
個人受験申込み(最新)
受験に関する注意(最新)
毛筆書写技能審査基準(五級・現行概要)
一般財団法人 日本書写技能検定協会掲載情報ベース(最新公開内容を反映)
五級
程度……毛筆書写の初歩的な技術及び知識をもって書くことができる。
対象目安……小学校3年生以上程度
検定時間……50分
| 区分 | 内容(現行概要) |
| 実技 | ・漢字1字を書く(楷書) ・ひらがな2字を書く ・かたかな2字を書く ・漢字かな交じりの言葉4字を書く |
| 理論 | ・小学校5年生までの教育漢字の楷書・平仮名・片仮名の筆順 |
五級の合格点(現行)
実技・理論合わせて 295点以上/500点満点中
受験に必要な道具(最新)
○ 毛筆書写技能検定の実技問題は、筆(筆ペンは使用不可)で解答します。
○ 筆の号数・種類は特に指定されていないため、各自使い慣れたものを使用してください。
○ 下敷・文鎮・ものさし等、必要な道具は受験票・問題冊子の指示に従って準備してください。
○ 五級は理論問題がありますが、3級・準2級・2級のみがマークシート方式です(五級はマークシート対象外)。
五級の試験内容(現行概要)
試験問題は、実技4問・理論1問(合計5問)で構成されます。
各問100点満点で、合計500点満点中295点以上が合格の目安です。試験時間は50分です。
| 第5問 | 第4問 | 第3問 | 第2問 | 第1問 |
| 筆順(教育漢字・ひらがな・かたかな) | 漢字かな交じりの言葉4字 | かたかな2字 | ひらがな2字 | 漢字1字(楷書) |
(注)詳細な出題形式・用紙・書きぶりは、当回の問題例・解答例および問題冊子の指示をご確認ください。
令和8年度 検定スケジュール(最新)
毛筆書写技能検定(第1回~第3回)の説明開始時間は、各回とも午後1時です。毛筆の試験に要する時間は40分~150分(級による)です。
| 回 | 申込み期間(必着) | 試験日 | 毛筆説明開始時間 |
| 令和8年度 第1回 | 令和8年4月1日 ~ 令和8年5月15日 | 令和8年6月21日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第2回 | 令和8年9月1日 ~ 令和8年10月9日 | 令和8年11月8日(日) | 午後1時 |
| 令和8年度 第3回 | 令和8年12月1日 ~ 令和9年1月18日 | 令和9年2月7日(日) | 午後1時 |
受験料(最新)
毛筆書写技能検定 受験料(消費税込み)
| 時間 | 受験料 | |
| 6級 | 40分 | 1,400円 |
| 5級 | 50分 | 1,700円 |
| 4級 | 80分 | 1,900円 |
| 3級 | 80分 | 3,500円 |
| 準2級 | 120分 | 4,000円 |
| 2級 | 120分 | 4,500円 |
| 準1級 | 130分 | 6,500円 |
| 1級 | 150分 | 8,000円 |
個人受験申込み(最新)
個人受験申込みは、主に次の方法で行えます。
①〔インターネット申込み〕(願書不要)
②〔受験願書の請求・郵送申込み〕
③〔検定協会へ直接持参〕
※申込み方法の詳細は、協会ホームページの受験案内をご確認ください。
※令和5年度第1回より、従来の「特約書店での個人受験申込み受付」は廃止されています。
※令和5年度第1回より、一般受験者の方を受け入れる「公開会場制度」が開始されています。
受験に関する注意(最新)
○ 五級受験者は、写真の貼付および身分証明証は不要です(4級・5級・6級は不要)。
○ 受験票は試験の6日前までに発送されます。届かない場合は、検定協会へお問い合わせください。
○ 一般会場では、令和6年度第2回より、毛筆の試験開始時刻(13時、説明時間含む)の10分以後は遅刻扱いとなり、入室できません。時間に余裕をもって来場してください。
○ 災害時や公共交通機関の遅延等がある場合は、会場責任者・検定協会の指示に従ってください。
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