TEAPの時間配分をどうする? – 試験で高得点を狙うためにチェック!
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TEAPを受験する予定であるみなさん、セクションごとの時間配分は考えていますか?
TEAPでは、リーディングパートのPart3の長文問題で時間を要します。Part1やPart2あたりで時間を使いすぎて時間が足りなくなってしまっては、自分の納得のいかない結果になりかねません。
ここでは、TEAPを受験するにあたって重要となる各パートの時間配分の目安についてご紹介していきます。
TEAPの概要
TEAPとは、主に高校生を対象とした大学入試を想定して作られた試験であり、「大学教育レベルにふさわしい英語力」を測定するために設計された問題内容となっています。難易度の目安としては、英検準2級〜準1級程度と言われています。具体的なテスト内容は、リーディング、リスニング、ライティングとスピーキングの四技能で、すべて大学教育での場面を考えて作られています。リーディングとリスニングは選択問題、ライティングは解答用紙への記入、そしてスピーキングが1対1の面接となっています。
TEAPの試験内容
リーディング、リスニング、ライティングとスピーキングの四技能から出題されます。リーディングは、細かく分けると図表の読み取り、Eメールなどの読み取り、短めの長文問題、長文空所補充問題、長文問題に分けられ、リスニングに関してもグラフなど図表を読み解く必要があります。ライティングでは、解答用紙に自分の考えを記載する必要があります。スピーキングでは、対面式で伝える力、相手に質問する力、スピーチをする力が問われます。
TEAPのリーディングセクションはPart 1からPart 3までの3部門で構成され、60問を70分で解かなくてはなりません。細分化してみると、以下のような配分が理想になります。
part1 語彙・空所補充
6分40秒(1問20秒)
part2A グラフ問題
7分30秒(1問90秒)
part2B 短文読解
7分30秒(1問90秒)
part2C 短文読解
15分(1問90秒)
part3A 文章読解
8分(1題4分)
part3B 長文読解
24分(1題12分)
ライティングは、70分で70文字と200文字の作文を行います。前半におよそ20分、後半におよそ50分かけるのが理想的な時間配分でしょう。
まとめ
今回は、TEAP試験における時間の使い方、配分について説明しました。この配分を目安に進めると時間通り、効率的に解くことができます。しかし、あくまで目安なので、自分の得意な部分を素早く解答し、苦手な部分に多く時間を割く方法も取れると思います。そのために、問題を繰り返し解くことで自分の得意分野と苦手分野を明確にしていくことも大切です。