畑中敦子の「数的推理」勝者の解き方トレーニング
公務員試験の数的推理おすすめ問題集・テキスト(ランキングも)
はじめに
公務員試験の教養試験や基礎能力試験において、数的推理は出題数の多い重要科目です。
その内容は、中学校レベルの数学や算数であり、得意な人であれば最小限の対策で高得点を狙える「おいしい科目」なのですが、多くの受験生かこの科目に苦戦しているのが現状です。つまり、数学に苦手意識のある受験生が多いということですね。
そのような受験生の方の苦手意識を取り除くような参考書を作りたい、そういう思いで作られたのが、本書の姉妹書である『「数的推理」勝者の解き方敗者の落とし穴」です。この本は、津田秀樹先生と私の共著で、今までの参考書に類を見ないほど、1問の解説に多くのページ数を使い、とことん丁寧に解説した、まさに、「数学嫌いの救世主」ともいうべき1冊になりました。
しかし、同書では、1問の解説が丁寧であるため、あまり多くの問題数を掲載できず、問題演習の量としては不十分なものがありました。
そのため、同書の読者からは「もっと多くの問題を解きたい」という要望が多く、そのような声に応えて作られたのが本書です。
当然ですが、本書も『勝者の解き方敗者の落とし穴』同様、近年の出題数順の構成に従っています。
よく出るところを重点的に、しかも出る順に解くことは大変効率の良い学習方法といえるからです。
一通り学習した方や苦手意識のない方、また、あまり時間のない方は、本書をしっかり解くことで、近年の傾向とポイントを押さえることができるでしょう。
本書がご活用頂いた皆さんのお役に立てますよう、そして、皆さんが志望先に合格できますよう、スタッフ一同心よりお祈りしております。
畑中敦子
本書の見方と使い方
目次
●はじめに
●本書の見方と使い方
第1 章整数
No1 約数を求める問題 東京消防庁I類 2013年度
No2 公約数を求める問題 警視庁I類 2015年度
No3 余りの問題 警視庁I類 2015年度
No4 余りの応用問題 東京都I類A 2010年度
No5 「一の位」の性質に着目した問題 国家専門職 2012年度
No6 2数の和から考える定番問題 裁判所職員 2018年度
No7 各桁の数に着目して総和を考える問題東 京消防庁I類 2012年度
No8 不定方程式から整数解を求める問題 国家一般職 2012年度
No9 不等式から整数解を求める問題 東京都I類A 2015年度
No10 結果から遡って考える文章問題 東京都I類B 2015年度
No11 方程式を立てて解く文章問題 東京都I類A 2020年度
No12 方程式を立てて解く文章問題 国家専門職 2016年度
No13 規則性を考える応用問題 国家一般職 2019年度
第2章 平面図形
No1 図形を変形して面積を求める問題 東京都I類A 2010年度
No2 図形を分割して面積を求める問題 国家専門職 2016年度
No3 相似比から面積を求める問題 警視庁I類 2019年度
No4 底辺分割の定理を使う問題 東京消防庁I類 2016年度
No5 相似比から面積比を求める問題 東京都I類B 2012年度
No6 三平方の定理と相似を使って解く問題 国家一般職 2016年度
No7 三平方の定理を使えるよう補助線を引いて考える問題 裁判所職員 2016年度
No8 相似な図形と三角形の重心の定理を使う問題 東京都I類B 2011年度
No9 円周角の定理と接弦定理を使う問題
No10 円周角の定理と内接四角形の定理を使う問題 裁判所職員 2019年度
No11 接線の性質を使う問題
第3章 場合の数
No1 樹形図を描いて数える問題 裁判所職員 2016年度
No2 条件を満たす方法を場合分けして数える問題 警視庁1類 2015年度
No3 組合せの公式を使う基本問題 警視庁1類 2010年度
No4 場合分けをして組合せの計算をする問題
No5 積の法則と和の法則を使う問題 裁判所職員 2020年度
No6 積の法則と和の法則を使う問題 東京消防庁I類 2016年度
No7 最短経路を求める問題 特別区I類2016年度
No8 最短経路を求める応用問題 東京都1類A 2018年度
第4章 確率
No1 場合の数を数えて確率を求める問題 東京都I類A 2010年度
No2 場合の数を数えて確率を求める問題 裁判所職員 2018年度
No3 場合の数を場合の数を数えて確率を求める問題 国家一般職 2012年度
No4 場合の数を場合の数を数えて確率を求める問題 東京都I類A 2013年度
No5 場合の数を数える方法と垂法定理の両方で解ける問題 東京都I類 B2019年度
No6 乗法定理と加法定理を使って確率を求める問題 東京消防庁I類2013年度
No7 垂法定理と加法定理を使って確率を求める問題 東京都I類A 2016年度
No8 乗法定理と加法定理を使って確率を求める問題 国税専門官 2010年度
No9 余事象から求める問題 東京都I類B 2016年度
No10 余事象から求める問題 警視庁I類 2012年度
No11 反復試行の公式を使って解く問題 東京都I類A 2015年度
No12 反復試行の公式を使って解く問題 裁判所職員 2013年度
No13 条件付き確率を求める問題 国家一般職 2015年度
No14 期待値を求める問題
第5章 立体図形
No1 立体の切断面から考える問題 警視庁I類 2014年度
No2 立体の切断面から考える問題 裁判所職員 2014年度
No3 切断面を描いて体積を考える問題 特別区I類 2020年度
No4 体積を比較する問題
No5 体積を計算する問題 裁判所事務官 2010年度
No6 立体の展開図を描いて考える問題
No7 立体の展開図を描いて考える問題
第6章 速さ
No1 速さの基本公式を使って計算する問題 警視庁1類 2011年度
No2 平均の速さを求める問題 東京消防庁I類 2016年度
No3 速さの基本公式で方程式を立てる問題
No4 図形の計量との融合問題 特別区I類 2016年度
No5 比の関係に着目して考える問題 東京都I類A 2016年度
No6 比の関係に着目して考える問題 国家専門職 2016年度
No7 比の関係に着目して考える問題 東京消防庁I類 2014年度
No8 比の関係に着目して考える問題 警視庁I類 2017年度
No9 旅人算の基本問題 警視庁I類 2011年度
No10 旅人算の定番問題 東京都I類 A2015年度
No11 通過算の問題
No12 流水算の問題
No13 流水算の少し変わった問題 特別区I類 2018年度
第7章 比と割合
No1 比の関係から方程式を立てる問題 裁判所職員 2016年度
No2 比の関係から方程式を立てる問題 東京都I類A 2016年度
No3 比の関係から方程式を立てる問題 国家専門職 2020年度
No4 比の関係から方程式を立てる問題 警視庁I類 2018年度
No5 比の関係からから方程式を立てる問題 国家専門職 2016年度
No6 濃度の問題 警視庁I類 2019年度
No7 濃度の問題
No8 利益算の問題 警視庁Ⅱ類 2005年度
No9 利益算の問題
第8章 集合算
No1 ベン図を描いて情報を整理する問題 裁判所職員2020年度
No2 ベン図を描いて情報を整理する問題 警視庁I類 2016年度
No3 ベン図を描いて情報を整理する問題 東京都I類B 2012年度
No4 ベン図を描いて情報を整理する問題 東京消防庁I類 2013年度
No5 表などに情報を整理する問題 東京都I類B 2015年度
No6 表などに情報を整理する問題 東京都I類B2016年度
第9章 数列
No1 等差数列の問題 東京消防庁I類 2020年度
No2 等差数列と階差数列の問題 東京都I類B 2008年度
No3 等差数列と階差数列の問題東京都I類B2015年度
No4 等差数列と階差数列の問題東京都I類B 2012年度
No5 規則性を考える問題 警視庁I類 2016年度
No6 規則性を考える問題
第10章 仕事算
No1 全体の仕事量を1として解く問題 特別区I類 2018年度
No2 全体の仕事量を1とおいて方程式を立てる問題
No3 単位当たりの仕事量を基準におく問題
No4 比を使って解く定番問題
第11章 ニュートン算
No1 ニュートン算の典型問題
No2 ニュートン算の典型問題
No3 ニュートン算の少し変わった問題 東京消防庁I類 2009年度
第12章 n進法
No1 n進法の基本問題 東京消防庁I類 2018年度
No2 n進法の基本問題 警視庁I類 2014年度
No3 n進法の応用問題
No4 n進法の応用問題
第1章 整数