【G検定】合格のための攻略法




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出典:出版社HP

試験前の対策

(1)試験概要の把握
JDLADeepLearningforGENERAL試験は約230間(2019年実績では226問)が出題され、出題範囲も人工知能のアルゴリズムから活用事例まで多岐にわたります。まずはどのような範囲が出題されるのか、JDLAが公表しているシラバスと本書で出題範囲の概要を理解しましょう。なお、資格試験として珍しく、オンラインで受験できるため、どこにいても受験できる試験です。

(2)解答方法の理解
試験問題は、解答を1つ選択する多肢択一方式です。解答をラジオボタンで選択するため、2つ選択しようとしても選択できないようになっています。1つだけ解答すればいいということを理解しておきましょう。
虫食い問題は、それぞれの虫食い個所が別の問題として出題されます。そのため、同じ問題が複数出ていると誤解せず、問われている誤った解答を確認し、誤って同じ解答を選択しないようにしましょう。
例)問1と問2で問題文は同一であるが、問1では問題文の誤った個所の(ア)を答えさせる問題であり、問2では(イ)を答えさせるような問題が出題されます。
「不適切な選択肢」や、「関係の無い選択肢」を選ばせる問題も出題されます。誤って、適切な選択肢を選択しないよう、問題文をよく読んで解答しましょう。

(3)優先的な学習
学習時間の確保があまりできない場合、前半のAIの歴史やアルゴリズムは不変の概念であるため、優先的に学習しましょう。特に、微分や行列などの計算問題は、計算方法がわからないと解けないため、事前に計算に慣れておきましょう。また、本問題集の「重要度」を参考に、重要度の高いテーマから優先的に学習しましょう。

(4)最新情報の確認
AIやディープラーニングに関する技術や制度はめまぐるしく変化しています。AIやディープラーニングに関するニュースを日ごろからスマートフォンなどで確認できるよう、IT関連のニュースサイトなどに登録しておくことをお勧めします。

(5)環境確認
試験前に動作環境の確認のためにサンプル問題を解くことができます。動作確認と併せて、試験の画面の構成と操作に慣れておきましょう。

(6)時間配分の確認
試験開始後、残り時間が表示されます。残り何分までに何問目まで解答しておけばいいか、事前にメモに書いておきましょう。例として、「残り90分で60問解答済み」、「残り60分で120問解答済み」などです。試験の残り時間に余裕があるか確認できます。

(7)試験時間の有効活用
試験開始後は試験時間を止められません。また、問題数が230問程度と多くあるため、解答時間に余裕がない状況です。お手洗いや食事などは事前に済ませ、120分間、試験に集中できる環境にしましょう。パソコンの電源やネットワークが切れず、雑音もなく集中できる自宅などの環境で受験しましょう。

(8)紙とペンの準備
試験は計算問題もあります。手計算できるよう、紙とペンの準備をしておきましょう。

(9)最終確認
本問題集やJDLAの推薦書など参考になる資料は試験中閲覧できるよう手元に置いておきましょう。電子書籍の場合もすぐに閲覧できるよう準備をしておくことが望ましいです。試験中に必要な情報をすぐに確認できるよう、どのページにどのようなトピックが記載されていたかは事前に整理しておきましょう。

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出典:出版社HP

 

試験中の対策

(1)試験時間内の回答
JLDA試験は約230問で120分という時間配分です。1問あたり約30秒しか時間がありません。10秒程度考えてわからない問題は問題集や公知情報を手がかりに解答しましょう。また、解答画面で問題にフラグを付ける機能があるため、暫定の解答を選択し、あとで確認することも検討しましょう。

(2)問題文の熟読
問題によっては間違えを選択させる形の問題も出題されます。問題文をよく読んで解答しましょう。

(3)問題集の検索
解答に自信がない場合は、問題中のキーワードを問題集の索引から検索し、解答のヒントを得ましょう。電子版であれば、検索はなお効率的になります。

(4)公知情報の検索
問題集などでもカバーされていない最新の技術や制度の問題などで解答に自信のない問題はインターネットを使って素早く検索しましょう。Googleなどの検索エンジンで検索すると、検索し該当したページの概要が表示されるため、検索にヒットしたサイトを1つずつ開かなくてもキーワードの概要を確認できます。サイトのページを開く際も、新しいタブ(Ctrlボタンを押しながらクリック)で開いて表示することで、素早く複数のサイトの内容を確認できます。また、複数のキーワードで検索することで、より精緻な検索が可能となります。ヒットした検索件数からキーワードの関連性の高さを比較できます。解答に悩んだ際はキーワードの関連性の高さと自身の知識を勘案し解答を選択しましょう。なお、検索する際はキーワードを”でくくることで、完全一致の検索ができ、より精緻な検索が可能となります。