2020-2021 証券外務員 学習テキスト 一種・二種対応 (2020-2021 証券外務員資格対策シリーズ)




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はじめに

外務員(証券外務員)資格試験は、外務員として持つべき知識について問う試験です。試験に合格するためには、日本証券業協会の『外務員必携』(以下『必携』)の理解が必要となります。しかし、計4冊(二種試験範囲は計3冊)もある『必携』の内容を理解するためには、膨大な労力を要します。

本書『2020~2021証券外務員学習テキスト」は、一種及び二種外務員資格試験を受験される方のために、2020年2月発刊の「2020年版外務員必携」を、過去に出題された問題や制度の改正を踏まえて単元ごとに要約するとともに、ポイントをまとめた参考書です。試験では、例えば、金融商品取引業者(証券会社)が取り扱う株式業務など、各分野の基礎的知識があるか、また、近年特に重要視されているコンプライアンスについて理解しているかどうかが問われます。

業務分野からは、主に「株式業務」「債券業務」が出題され、「投資信託及び投資法人に関する業務」も出題されます。株式のPERやPBR、EV/EBITDA倍率、債券の利回りなどの計算問題も頻出です(計算問題は配点も高くなります)。コンプライアンスについては、有価証券に関する基本法である「金融商品取引法」「日本証券業協会及び取引所の定款・諸規則」等が問われます。これらの法令等の目的が、「投資者保護」にあることを前提に考えれば、理解しやすいでしょう。

また、株式会社を規定している「会社法」、企業分析に不可欠な「財務諸表」、「株式投資等の税制」についても、理解を深めることが必要です。なお、一種外務員資格試験を受験される方は、一種特有の分野(信用取引、先物取引、オプション取引、スワップ取引等)についての学習も必要不可欠です。重要語句の暗記用に赤シートを付けていますので、赤字を隠してご利用ください。

この学習テキストと合わせて、当社編集の『2020~2021証券外務員一種]対策問題集』『2020~2021証券外務員[二種]対策問題集』を活用することをお薦めします。問題を解いてから、不正解だったところや知識があいまいだったところを中心に、再び「学習テキスト」により内容を確認することで、理解を深めていただきたいと思います。本書と問題集を有効に活用して、外務員資格試験合格をぜひ勝ち取ってください。

2020年4月
日本投資環境研究所

日本投資環境研究所 (著)
ビジネス教育出版社 (2020/4/30)、出典:出版社HP

外務員資格とは

金融商品取引業者等で金融商品取引業務を行う者を、「外務員」といいます。日本証券業協会の協会員としては、会員、特別会員、特定業務会員があります。この各協会員の外務員資格にはいくつかの種類があり、資格によって取り扱うことのできる商品が異なります。

外務員になるためには、金融商品取引業者等に所属し、その氏名等を原簿に登録することが、金融商品取引法により義務付けられています。この続きが終了しなければ、外務員として活動できません。さらに、この登録を受ける前提として「外務員資格」を保有していることが必要になります。

日本投資環境研究所 (著)
ビジネス教育出版社 (2020/4/30)、出典:出版社HP

受験手続

外務員資格試験は、日本証券業協会が実施しています。この試験に合格し、外務員登録原簿に登録を受けなければ、外務員の職務を行うことはできません。外務員試験の申込みは、日本証券業協会の試験等を実施している「プロメトリック(株)」で行います。受験手続は、以下のとおりです。なお、協会員(証券会社、銀行等)を通して、受験手続を行う場合は、別な手続となります。

・受験資格
年齢などにかかわらず、誰でも受験できる

・受験手続き
プロメトリック(株)のホームページから申し込む
http://pf.prometric-jp.com/testlist/jsda/jp/index.html

・試験実施日
原則として月~金曜日(土日祝、年末年始等を除く)
※試験会場によって実施日が異なりますので、申込みの際に確認しましょう。

・試験会場
全国主要都市に設置されているプロメトリック(株)の試験会場(テストセンター)

・受験料
9,880円(消費税10%込)

詳しい受験手順等は、プロメトリック(株)のホームページで紹介されています。プロメトリック(株)ホームページ:http://www.prometric-jp.com/

日本投資環境研究所 (著)
ビジネス教育出版社 (2020/4/30)、出典:出版社HP

本書の使い方

「証券公務員」は「覚えるべきポイントを絞り込み、確実に習得すること」をねらいとしています。

1 章扉を確認しましょう
各章(科目)から出題される問題数と配点傾向をチェックすることによって、勉強時間を効率的に配分することができます。さらに、押さえておくポイントをチェックすることで、予習効果が期待できます。

2 各章ごとに内容を理解していきましょう
試験に出題される傾向の高い部分を抽出したシンプルな構成となっています。重要事項は赤太字や黒太字で示し、特におさえておくべき項目については、アイコンで表示しています。

3 演習問題に挑戦しましょう
テキストの内容の理解を深めるために、各章の最後に演習問題として○×問題を掲載しています。さらに、計算問題が出題される科目については、計算問題編として説明文の後に掲載しています。つまずいたところを見直して、確実に実力をつけていきましょう。

日本投資環境研究所 (著)
ビジネス教育出版社 (2020/4/30)、出典:出版社HP

目次

第1章 証券市場の基礎知識
第2章 金融商品取引法
第3章 金融商品の勧誘・販売に関係する法律
第4章 協会定款・諸規則
第5章 取引所定款・諸規則
第6章 株式業務
第7章 債券業務
第8章 投資信託及び投資法人に関する業務
第9章 付随業務
第10章 セールス業務
第11章 株式会社法概論
第12章 経済・金融・財政の常識
第13章 財務諸表と企業分析
第14章 証券税制
第15章 デリバティブ取引の概説
第16章 デリバティブ取引の商品

索引

日本投資環境研究所 (著)
ビジネス教育出版社 (2020/4/30)、出典:出版社HP