ITストラテジストは役に立つ?メリット、デメリットは?
ITストラテジストは意味がある?意味がない?
ITストラテジストとは、高度なIT人材として的確な専門知識を持ち、企業や組織の経営に基づいて企業活動を高度化、最適化する戦略家です。IT技術を使用して、企業の経営改革ができるスキルを身につける試験を減る必要があります。
今回は、ITストラテジスト資格を取得するメリット・デメリットを紹介していきます。
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メリット
高い評価が得られる
ITストラテジストは難易度が高く、また国家資格でもあります。周りからの信頼を得ることができ、評価アップにつながるでしょう。
就職などに有利
中小企業診断士の資格と比べて、ITストラテジストの資格の方が基本的には有利です。IT系の公務員ですら、ITストラテジストの資格を持っている方を優遇しているという実態があります。
更新費用がかからない
ITストラテジストとよく比較される中小企業診断士は、更新の必要があり、その都度費用がかかります。しかし、ITストラテジストにはそれらをする必要はありません。
デメリット
勉強時間がかかる
国家資格であり、毎年の合格率が約14%であることからも分かるように、難易度が高い試験となっています。そのため、合格までにかかる時間的負担、テキスト代などの金銭的負担がデメリットとして挙げられます。
IT系以外では効果が期待できない
この資格は、システムエンジニアやIT関連の仕事では大いに役に立ちます。しかし、それ以外の業界ではあまり効果を発揮できません。そのため、自分のキャリアと照らし合わせて考える必要があります。