毒物劇物取扱者試験 問題&解説 令和2年版 東日本編
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本書の使い方
本書は、各都道府県が毎年1回実施している毒物劇物取扱者試験のうち、東日本地区で実施されたものを主な内容としてまとめたものです。
収録している地域及び試験の内容は次のとおりです。
北海道 | 宮城 | 福島 | 新潟 | 静岡 | 長野 | 愛知 | |
令和元年度 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
平成30年度 | ー | ー | ー | ー | 〇 | 〇 | 〇 |
合計10回分の試験問題と解答及び弊社編集部で作成した解説を収録しています。
試験問題の構成パターンは、各都道府県により主に次の2通りに分類されます。
タイプⅠ | タイプⅡ |
1.毒物及び劇物に関する法規 | 1.毒物及び劇物に関する法規 |
2.基礎化学 | 2.基礎化学 |
3.毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他の取扱い方法 | 3.実地 |
4.実地 | ー |
本書では、試験問題を次の3つに区分して収録しています。
【毒物及び劇物に関する法規】【基礎化学】【実地(性質・貯蔵・取扱い方法等)】
タイプIの場合は、3と4をまとめて【実地】としています。また、問題については出題形式などを一部変更・修正している箇所もあります。問題の後には解答と解説があります。わからなかった問題や間違ってしまった問題を解説を参考に繰り返し解いていくと、苦手部分を集中的に勉強することができ、より内容を覚えやすくなります。
本書では、特にただし書きがない場合、法令名を次のように略しています。
毒物及び劇物取締法→取締法
毒物及び劇物取締法施行令→施行令
毒物及劇物取締法施行規則→施行規則
法令文については、理解しやすくするため省略したり、一部編集部で手を加えている部分もあります。試験問題は、各都道府県ごとに傾向や特色があります。弊社ではHP上に全都道府県の過去問題と解答のみのデータを各5年分ずつ掲載しています。受験する都道府県以外の問題に挑戦したい方はHPのほか、本書の姉妹本である「毒物劇物取扱者試験 問題&解説」関東編及び西日本編を併せてご活用ください。
毒物劇物取扱者試験 問題&解説 収録都道府県 | |
関東編 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/群馬/栃木/茨城 |
東日本編 | 北海道/宮城/福島/新潟/静岡/長野/愛知 |
西日本編 | 関西広域連合(大阪/兵庫/京都/滋賀/和歌山/徳島) 中国地方(広島/山口/岡山/島根/鳥取) 九州地方(福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄) |
※令和2年(2020年)度より、東北地方(青森/岩手/宮城/秋田/山形/福島)の試験は共通問題を使用します。
※発刊時期や価格などの詳細は、弊社HPでご確認ください。また、短期間で集中的に学習したい方や初めて受験される方のために、教科書タイプの「毒物劇物取扱者短期合格テキスト」(定価2,000円)を発刊しております。この本は、本書の解説部分をより深く掘り下げた内容となっています。
本書の内容についてのお問い合わせは、フリーダイヤルのヘルプデスク(裏表紙参照)をご利用ください。また、万が一、本書の内容に訂正等が生じた場合は、HP上でご案内します。お手数ですが、HPでご確認いただくか、ヘルプデスクをご活用ください。
◎ホームページアドレス
https://www.kouronpub.com(または”公論出版”で検索)
令和2年3月 毒物劇物取扱者試験 編集部
効率的な勉強方法
弊社編集部では、担当者が本書の過去版をもとに勉強し、実際に毒物劇物取扱者試験を受験しました。合格した都道府県は次のとおりです。
都道府県 | 合格証発行日 | 合格証番号 |
神奈川県 | 平成27年7月13日 | 第11457号 |
東京都 | 平成27年8月4日 | 第22795号 |
平成28年8月2日 | 第23527号 | |
福岡県 | 平成27年9月4日 | 第201183号 |
茨城県 | 平成27年9月8日 | 第11970号 |
高知県 | 平成27年9月30日 | 第1404号 |
秋田県 | 平成27年10月30日 | 第000029号 |
群馬県 | 平成27年11月9日 | 第9026号 |
新潟県 | 平成27年11月24日 | 第4143号 |
岩手県 | 平成27年12月18日 | 第17号 |
石川県 | 平成28年2月29日 | 第9368号 |
奈良県 | 平成28年3月4日 | 第2534号 |
平成29年3月3日 | 第2570号 | |
滋賀県 | 平成28年3月4日 | 第3248号 |
山梨県 | 平成29年3月1日 | 第3574号 |
以下は実際に勉強し、受験にのぞんだ担当者の個人的な学習ポイントです。
◎その1 簡単な法規で点数をかせぐ
出題範囲はかなり絞られているため、点をとりやすい項目になります。
◎その2 基礎化学の計算問題はパターン化されている
主に高校の教科書程度の内容で出題されています。本書の編集にあたり、東京書籍、啓林館、実教出版等の高校化学の教科書を参考にしました。計算問題はパターン化されているため、新しいタイプの問題はあまりないようです。
◎その3 実地は狭い範囲で徹底的に覚える
出題頻度の高い毒物劇物から覚えることを推奨します。本書で出題数が多い物質ということは、全国でも多く出題されている傾向になるようです。
◎その4 受験地の過去問以外も勉強する
受験地の過去問だけで合格するのは、少し難しいでしょう。理由は、出題者側が過去に出題した問題を外して試験問題を作成するためです。過去問を繰り返し解くことも重要ですが、受験地の出題傾向を確認した上で他県の問題も勉強してみましょう。
目次
1 令和元年度(2019年)北海道
問題
解答&解説
2 令和元年度(2019年)宮城県
問題
解答&解説
3 令和元年度(2019年)福島県
問題
解答&解説
4 令和元年度(2019年)新潟県
問題
解答&解説
5 令和元年度(2019年)静岡県
問題
解答&解説
6 今和元年度(2019年)長野県
問題
解答&解説
7 令和元年度(2019年)愛知県
問題
解答&解説
8 平成30年度(2018年)静岡県
問題
解答&解説
9 平成30年度(2018年)長野県
問題
解答&解説
10 平成30年度(2018年)愛知県
問題
解答&解説