IBAT国際取引業務検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




IBAT国際取引業務検定試験の公式テキスト

公式のテキストがあります。下記サイト等で購入可能です。

IBAT国際取引業務検定公式HP
またホームページでは過去問をダウンロードすることができます。

目次 – 実践 国際取引業務ハンドブック[Advanced Level] – IBAT国際取引業務検定 Advanced Level 公式テキスト

まえがき

FTA・EPAの普及により貿易の自由化が拡大し、製造分野での国際分業化がスタンダードになりつつあります。

日本にとっても受注・生産技術・生産計画・調達・製造・物流・販売といった、国際的なSCM(Supply Chain Management)の構築並びに改革を進めていくことがグローバルビジネスの中で勝ち残っていくためには必要不可欠です。また、国際的なSCMなどに対応するために、複数国が参加するメガFTAを積極的に推進していくことも必要です。

このような環境下、国際取引のどのような変化にもいち早く対応できるプロフェッショナルな人材が求められております。国際取引について体系的に理解し、国際マーケットの動向を的確にとらえて、貿易の自由化の拡大や変化に対応するための能力を養うことで、“求められる人材”に育っていただきたいと願っております。

本書では、IBAT国際取引業務検定Basic Levelの公式テキスト「実践国際取引業務ハンドブック[Basic Level]に記載していない対外投資、国際M&A、海外拠点マネジメントや国際取引の税務・法務などの分野を解説しています。また、マーケティング、SCM、安全保障貿易管理、国際ビジネスファイナンスなど[Basic Level]で記載した分野についてもより詳細に説明しています。

[Basic Level]の知識をすでにお持ちの方や、国際取引の実務経験を積んでおられる方を対象として、「企業の海外展開の枠組み」、「国際取引の最新動向」、「国際取引に重要な専門知識」に重点を置いたテキストになっています。

国際ビジネスの世界でのスキルレベルの判断基準として国際取引業務検定協会が主催する「IBAT国際取引業務検定Advanced Level」の習得の為の教本としては勿論のこと、国際取引についての専門性をさらに高めるための手引書として本書をご活用いただけますと幸いです。

2017年11月吉日
一般社団法人国際取引業務検定協会
理事長 渡邊康平
元伊藤忠商事株式会社 代表取締役副社長

一般社団法人貿易アドバイザー協会(AIBA) (著, 監修), 一般社団法人国際取引業務検定協会(IBAT) (編集)
出版社: 三恵社 (2017/11/1)、出典:出版社HP

目次

まえがき

Ⅰ 企業の海外展開の枠組み
Ⅰ-1 激変する国際取引環境
1自由な国際取引の大前提の揺らぎ
2激変する国際取引環境
3変わらない日本のポジション(国の視点から)
4グローバル経営改革(企業の視点から)
5グローバル人材の重要性(個人の視点から)

Ⅰ-2 海外進出とF/Sのやり方
1企業の海外展開
2フィージビリティ・スタディ(F/S: feasibility study)の定義

Ⅰ-3 対外投資と国際M&A
1国際投資
2M&A
3ODA(政府開発援助)

Ⅰ-4 海外拠点マネジメント
1赴任前準備と事前調査
2海外拠点経営概論
3国際取引業務・海外事業管理
4組織と人の管理
5まとめ

Ⅱ 国際取引の最新動向
Ⅱ-1 新しい国際取引の流れ
1世界の新たなフロンティアへの挑戦
2わが国の対外経済関係の現状と課題
3サービス輸出の拡大(輸出する力の強化)
4地域の資源を生かした国際ビジネスの展開
5農林水産物・食品輸出の拡大

Ⅱ-2 輸出入実務と国際輸送の最新動向
1通関状況
2NACCSについて(第6次更新)
3原産地規則
4海上コンテナ船の大型化と海運状況
5改定SOLAS条約をめぐる動き
6航空運送について
7国際運送に関する条約・規則

Ⅱ-3 通商新秩序とメガFTA
1世界貿易体制の役割
2地域経済統合・FTAの潮流
321世紀型の通商政策
4メガFTAとTPPの動向

Ⅱ-4 リスクマネジメント
1企業経営に関わるリスクマネジメント
2事業継続マネジメント(BCM)
3コーポレート・ガバナンス(企業統治)
4国際ビジネスにおけるリスクマネジメントの実践(経営、法務関連)
5国際ビジネスにおける危機対応(クライシスマネジメント)

Ⅱ-5 グローバルSCMの再構築
1グローバルSCM(Supply Chain Management)の今日的課題
2SCMの進化の歴史
3SCMの経営からの視点
4SCMの再構築の切り口
5実務の側面(空間的配置の効率化追求)
6機能の側面(時間的配置の効率化追求)(延期・投機戦路のバランスのとれた最適化)
7ZSCMの進化を支えるIT
8今後のグローバルSCMの方向性

Ⅱ-6 グローバル競争におけるマーケティング
1グローバル競争におけるマーケティング
2マーケティングの基本原理「顧客創造」
3マーケティングの基本的枠組み
4マーケティング・ミックス
5顧客関係性重視のマーケティング(CRMマーケティング)
6デジタルマーケティング
7越境ECマーケティング

Ⅲ 国際取引に重要な専門知識
Ⅲ-1 安全保障貿易管理
1安全保障貿易管理はなぜ必要か
2安全保障貿易管理の世界の状況と国際的取り決め
3日本の制度とその概要
4米国規制の域外適用

Ⅲ-2 国際ビジネス・ファイナンスの基礎知識
1国際ビジネス・ファイナンス業務の考え方
2一般的な企業金融(ファイナンス)の方法
3国際ビジネス・ファイナンス業務のリスク
4資金調達方針の検討
5国際取引業務における為替リスク管理について
6主な為替リスクヘッジ方法と利用法
7国際ビジネス・ファイナンス取引形態の各種

Ⅲ-3 国際取引の税務
1国際税務の基礎
2移転価格税制
3外国子会社合算税制(タックス・ヘイブン対策税制)
4商物分離の時代へ

Ⅲ-4 国際取引の法務
1国際取引と法
2国際取引と知的財産権
3国際取引の法務リスク
4紛争処理の法務

Ⅲ-5 国際ビジネス英語
1時事英語
2法律英語
3その他のビジネス英語

索引

一般社団法人貿易アドバイザー協会(AIBA) (著, 監修), 一般社団法人国際取引業務検定協会(IBAT) (編集)
出版社: 三恵社 (2017/11/1)、出典:出版社HP

目次 – 実践 国際取引業務ハンドブック[Basic Level] -IBAT国際取引業務検定Basic Level 公式テキスト

まえがき

FTA・EPAの普及による貿易の自由化と拡大、製造分野の国際分業化がスタンダードになりつつあります。

日本にとっても受注・生産技術・生産計画・調達・製造・物流・販売といった、国際的なSCM(Supply Chain Management)の構築並びに改革を進めていくことがグローバルビジネスの中で勝ち残っていくためには必要不可欠です。

このような環境下、国際取引のどのような変化にもいち早く対応できるプロフェッショナルな人材が求められており、国際取引について体系的に理解し、国際マーケットの動向を的確にとらえて、貿易の自由化の拡大・変化に対応するための能力を養うことで、その求められている人材に育っていただきたいと願っております。

そのために、これから国際取引業務を学ぼうとする方、国際取引業務に従事して間もない方を対象として、輸出・輸入・三国間取引の実務知識に加え、マーケティングの知識や、共通言語である英語についても詳しく記述した教材を作成しました。

幅広い国際取引の中でのスキルレベルの判断基準として国際取引業務検定協会が主催する「国際取引業務検定Basic Level」の対策本としてはもちろんのこと、日常の業務の手引き書として本書をご活用いただけると幸いです。

本書は、平易な表現や図表、写真などでまとめてありますし、国際取引で必要な書類のサンプルなども多数掲載し、「実践での使いやすさ」を心掛けております。

最初のうちは覚えることが色々ありますが、身についてしまえばその知識はあなたの財産です。あなたのいるビジネスの舞台は、日本だけでなく世界であることを是非実感していただくことを願っています。

2016年6月吉日
一般社団法人国際取引業務検定協会
理事長 渡邊康平
元伊藤忠商事株式会社 代表取締役副社長

一般社団法人貿易アドバイザー協会(AIBA) (著, 監修), 一般社団法人国際取引業務検定協会(IBAT) (編集)
出版社: 三恵社 (2016/10/7)、出典:出版社HP

目次

Sec.1 国際取引の新しい意味
1日本の国際取引の特徴
2「世界で稼ぐ力」の現状
3「輸出する力」発展の歴史
4「輸出する力」が弱体化した背景
5「世界で稼ぐ力」の向上のための「国際取引」

Sec.2 国際貿易体制の変遷
1自由な国際取引の大前提
2国際自由貿易体制
3地域主義の台頭と自由貿易協定
4TPPの論点

Sec.3 国際取引のコミュニケーション
1情報伝達機能としての英語
2関係構築のためのビジネスコミュニケーション能力
3異文化間ビジネスコミュニケーション
4国際取引をする際の姿勢
5日本の特殊性・独自性への理解
6国際人としてのコミュニケーション

Sec.4 国際取引の英語
1国際ビジネス通信の心構え
2国際ビジネス通信におけるメールとレター

Sec.5 マーケティングのための基礎知識
1マーケティングの必要性
2マーケティング戦略の流れと基本構造
3マーケティング戦略構築のプロセス
4マーケティングミックス
5国際取引に使われるグローバルマーケティングの特徴
6国際電子商取引のマーケティング

Sec.6 国際取引が成立するまでの流れ
1主な国際取引の形態と取引パターン
2国際取引の採算
3輸出入取引の契約締結までの流れ
4国際取引交渉の留意点

Sec.7 国際取引契約
1国際取引の基本ルール
2国際取引契約書作成の留意点
3ウィーン売買条約(CISG)と国際物品売買契約への適用
4国際取引契約の主要条項と用語

Sec.8 トレードタームズ
1トレードタームズ(Trade Terms)
2インコタームズ
3インコタームズの特徴
4インコタームズ2010の内容
5インコタームズ利用上の注意点
6インコタームズ2000からインコタームズ2010へ
7改正米国貿易定義1941(Revised American Foreign Trade Definitions,1941)

Sec.9 貿易輸送
1海上輸送の様々な側面
2コンテナ船による輸送
3海上運賃
4船荷証券に関する国際条約と日本の法律
5運送人(船会社)が発行する海上貨物運送状
6航空輸送(Air Freight)
7国際複合一貫輸送(International Multimodal Transportation)
8その他の国際輸送の方式

Sec.10 現在の国際物流
1国際物流における構造変化
2国際物流に要求される機能の高度化
3国際物流特有の問題点
4ロジスティクス
5SCM(サプライ・チェーン・マネジメント)
63PL(Third Party Logistics)の流れ

一般社団法人貿易アドバイザー協会(AIBA) (著, 監修), 一般社団法人国際取引業務検定協会(IBAT) (編集)
出版社: 三恵社 (2016/10/7)、出典:出版社HP

Sec.11 輸出入船積、通関実務
1輸出船積、通関業務の流れ
2輸入船積、通関業務の流れ
3航空貨物

Sec.12 輸出・輸入貿易等国際取引管理
1国際取引と法規範
2国際的な取り決め
3安全保障貿易管理
4輸出管理
5輸入管理
6関税三法
7輸出入規制に係わる国内法(他法令)の例
8電子商取引の法規制

Sec.13 外国為替相場
1外国為替相場の基礎知識
2東京外国為替市場の概要
3円高(米ドル安)と円安(米ドル高)の意味と影響
4為替変動の要因
5銀行の直物為替相場(Spot Rate)
6銀行の先物為替相場(Forward Rate)
7為替変動リスクを避ける対策の種類

sec.14 代金決済
1国際取引における決済方法
2荷為替手形を利用する決済
3銀行為替
4電子決済
5国際取引決済の電子化

Sec.15 貿易金融
1貿易金融の区分
2輸出金融
3輸入金融

Sec.16 信用状
1信用状の性質・意義
2信用状の役割・効用
3信用状(L/C: Letter of Credit)の種類(基本的な分類)
4信用状の点検
5信用状の読解(読み方)

Sec.17 保険
1国際取引におけるリスクマネジメント
2貨物海上保険
3製造物賠償責任保険(PL保険)
4貿易保険

Sec.18 取引に関するクレーム
1取引に関するクレームとは
2クレーム対処法
3よく見られるクレーム事例と具体的対応策
4クレームの解決方法

sec.19 実践ビジネス英語文例集
1英文ビジネスレターの文例サンプル
2英文ビジネスメール文例
3ビジネス通信の文例各種

索引

一般社団法人貿易アドバイザー協会(AIBA) (著, 監修), 一般社団法人国際取引業務検定協会(IBAT) (編集)
出版社: 三恵社 (2016/10/7)、出典:出版社HP