パーソナルスタイリスト検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)




パーソナルスタイリスト検定試験の公式テキスト

公式テキストはありませんが、ホームページでは試験概要や対策講座の申し込みをすることが可能です。
パーソナルスタイリスト検定公式HP

目次 – 基礎からわかるパーソナルスタイリング

はじめに

現代は誰もが自由にどんな服でも着られる時代です。「何を着たらよいの?」「私に似合う服はどれ?」というように、服選びに迷う方が多いのではないでしょうか?

私たちは、毎日身に着ける服のことを、きちんと学ぶ機会を持たないまま社会に出ます。ですから、「どんなときに、何を着るべきなのか?」とか「自分に似合う服がどれなのか?」がわからなくなってしまうのです。

また近年は、一億総メディアの時代と呼ばれるように、SNSの普及により、「見た目やファッション」の果たす役割が重要になっています。このような時代だからこそ、スタイリストが求められる場面が増えています。

お客様の要望に沿うアイテムやスタイルの提案はもちろん、「なぜ似合うのか?」「なぜ似合わないのか?」を論理的に分析して、言葉できちんと説明することが求められています。ファッションに対するより高度な知識やスキルも求められるようになってきました。

たくさんの服の中から、「何を身に着け、その日を生きていくか」という積み重ねが人生さえもつくっていきます。だからこそ、スタイリストのコーディネート力やセンスが問われるのです。

本書はパーソナルスタイリストだけでなく、アパレル販売員はもちろんのこと、ブライダルドレスを扱う人、メンズファッションをスタイリングする人、ヘアメイク・ネイルを職業とする人、マナーを教える人など、仕事でファッショに関わる全ての方に学んで頂けるように構成しています。そして何よりも、毎日身に着ける服のことを誰もが学べる、「服育」のバイブルとしても役立つよう工夫をしました。

本書が、あなたが望む未来を実現するファッションの教科書として、お役に立てることを心から願います。

2019年11月吉日
日本パーソナルスタイリング振興協会代表理事
しぎはらひろ子

JaPPA (著)
出版社: 学研プラス (2019/11/26)、出典:出版社HP

CONTENTS

はじめに
TOPSSの開発背景と意義
TOPSS(Test Of Personal Styling Skills)について

Lesson1 服の知識
Part1 シルエット
Part2 ワンピースドレス
Part3 アウターウエア
Part4 ボトムス
Part5 アクセサリー
Part6 アパレル素材
Part7 柄の種類
Part8 品質表示の見方
Part9 サイズの見方
Part10 服の採寸方法
おさらい問題

Lesson2 スタイル
Part1 ファッションスタイル
Part2 イメージ
おさらい問題

Lesson3 アウトフィット
Part1 体型
Part2 体型カバーのコーディネートテクニック
Part3 体型の悩みに合わせたカバーテクニック
Part4 年齢による体型の変化
おさらい問題

Lesson4 TPO
Part1 フォーマル
Part2 ビジネス
おさらい問題

Lesson5 色
Part1 色の成り立ち
Part2 色の性質とその効果
Part3 パーソナルカラーと色の属性
Part4 フォーシーズンカラー
Part5 配色の基本
おさらい問題

Lesson6 メンズウエア
Part1 スーツの基本
Part2 スーツのフィッティング
Part3 スーツの着こなし
Part4 スタイリング
おさらい問題

Lesson7 ヘアメイク
Part1 メイク
Part2 ヘアスタイル
おさらい問題

Lesson8 教養
Part1 ファッションの歴史
Part2 ファッションと流行色
Part3 ファッション小売業
Part4 ファッション業界の環境への取り組み
おさらい問題

著者紹介

JaPPA (著)
出版社: 学研プラス (2019/11/26)、出典:出版社HP

TOPSSの開発背景と意義

いま、世の中では、企業に勤めて安定した給与を得ながら定年を迎える終身雇用の考え方から脱し、企業に所属しながら、もしくは企業に所属せずに、個人の持てる力を元手に生計を立てていく生き方が見直され始めています。

2018年1月には、厚生労働省がモデル就業規則を改正し、労働者の遵守事項であった「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定を削除し、副業・兼業についての規定を新設したことからも(第14章第68条)、こうした新しい働き方に関する考え方の浸透が、未来に向けて一層加速することが見込まれます。

本書で取り扱うパーソナルスタイリング知識の測定試験、Test of Personal Styling Skills(通称:TOPSSトップス)は、これまで国内では統一した体系化がなされていなかったパーソナルスタイリングに関する知識の測定基準を策定し、業界共通の知識測定制度として整備された、国内初の試験です。

定量化できないセンスの「良し悪し」という曖昧さを排したスコアで表示される試験結果と、その試験結果が知識研鑽の繰り返しにより更新される測定試験形式を、特徴としています。試験で問われる知識内容は、一般社団法人日本パーソナルスタイリング振興協会(通称:JaPPA)が中心となり、関係する教育機関や業界団体・協会など、多方面の専門家の知識と経験を集結して開発しました。

ビジネスパーソンや海外留学希望者がTOEIC®などの測定試験を利用してその英語能力を示すように、TOPSSのスコアは、その受験者がパーソナルスタイリングの知識をどの程度の深さと広さで保有しているかを数値で表します。

本書を手に取られた方がTOPSSの高スコアを獲得し、パーソナルスタイリング、ファッションコーディネートの専門家として評価される力を身につけ、それがご自身の現職での昇進や、スタイリストとしての独立の一助になることを願っています。

2019年11月29日
日本パーソナルスタイリング振興協会

JaPPA (著)
出版社: 学研プラス (2019/11/26)、出典:出版社HP

TOPSS(Test Of Personal Styling Skills)について

国内初の、パーソナルスタイリング知識の測定試験です。これまで国内では統一した体系化がなされていなかったパーソナルスタイリングに関する知識の測定基準を策定し、業界共通の知識測定制度として整備しました。その内容を元に作成された問題により、パーソナルスタイリストとしての知識のレベルを測定します。パーソナルスタイリストのスキルアップと社会的地位向上を目指し、歴史ある学校や各界のプロフェッショナルにより構成された、一般社団法人日本パーソナルスタイリング振興協会が実施しています。

TOPSSの特徴

知識を可視化できる
試験結果は、スコアというかたちで数値化されます。

キャリアアップにつながる
繰り返し受験をすることが可能なため、常にスコアアップを目指すことができます。

業界の英知を結集
教育機関やパーソナルスタイリング関連協会、カラー関連協会など、参画団体である多方面の専門家が知識と経験を結集し、問題開発を行いました。

どこでも受験できる
全国47都道府県、110以上の都市に設置された、プロメトリック試験会場で受験することができます。

いつでも受験できる
ご希望の日時にいつでも受験することができます。
※会場の空席状況による
※時間は各会場に準ずる

試験概要

試験名 TOPSS (Test Of Personal Styling Skills)
問題数 100問
所要時間 85分
試験会場 全国のプロメトリック試験会場
プロメトリック『TOPSS』専用ページ:
http://pf.prometric-jp.com/testlist/jappa/
受験方法 試験会場でのCBT (Computer Based Testing)にて受験
受験料金 6,000円(税抜)
支払方法 クレジットカード・コンビニエンスストア払い・Pay-easy払い・
受験チケット(バウチャー)
試験実施期間 月~日のすべての曜日で実施(初回試験日は2019年9月2日(月))
※祝日および所定の休業日を除く
予約受付期限 ■クレジットカード・受験チケット(バウチャー)の場合
受験希望日の3営業日*前まで(土日受験の場合は4営業日前まで)予約可能です。
※申込日を1日目として60日目まで受験希望日として選択可能。
(祝日・年末年始休業を除く)
*営業日:土日・祝日・年末年始休業を除いた日
■コンビニエンスストア払い・Pay-easy払いの場合
受験希望日の4営業日*前まで(土日受験の場合は5営業日前まで)予約可能です。
※申込日を1日目として60日目まで受験希望日として選択可能。
(祝日・年末年始休業を除く)
*営業日:土日・祝日・年末年始休業を除いた日
予約の変更・
キャンセル期間
試験日の3営業日*前まで(土日受験の場合は4営業日前まで)
変更・キャンセルが可能です。
*営業日:土日・祝日・年末年始休業を除いた日
試験予約方法 オンラインにてお申し込みが可能です。
試験結果 試験当日に通知します。
主催 一般社団法人日本パーソナルスタイリング振興協会
注意事項 ・試験開始の15分前までには必ず試験会場へお越しください。
・試験当日に本人確認書類の提示が必要になります。
※提示ができない場合は受験ができません。また受験料金は返金いたしません。

2019年11月現在

■試験概要は予告なく変更することがあります。受験される際は、必ずJaPPAオフィシャルサイトhttps://jappa-official.com/をご確認ください。

受験までの流れ

STEP1 プロメトリックID取得〈初めて試験予約される方〉
JaPPAオフィシャルサイトの「受験予約」にリンクされているプロメトリック『TOPPS』専用ページで、プロメトリックIDを取得してください。
試験予約には、IDが必要です。

STEP2 試験予約
オンラインにてご希望の日時・試験会場を選択し、試験予約を行ってください。

STEP3 受験料金の支払い
支払期限までに受験料金をお支払いください。
※コンビニエンスストア払い・Pay-easy払いの場合のみ

STEP4 受験
本人確認書類と予約時に印刷した確認書をお持ちの上、
試験開始の15分前までには必ず試験会場にお越しください。
※試験当日、規定の本人確認書類を提示できない場合、受験はできません。
(受験料金は返金いたしません)

詳細はJaPPAオフィシャルサイトご確認ください。

参画団体
【教育機関】
・滋慶学園グループ
・総合学園ヒューマンアカデミー
・ドレスメーカー学院
・バンタンデザイン研究所(株式会社バンタン)
・文化服装学院
・学校法人日本教育財団モード学園(東京・大阪・名古屋)

【協会・団体等】
・一般社団法人イメージプロデュース協会
・一般社団法人国際スタイリングカウンセラー協会
・一般社団法人国際ファッションエデュケーション協会/服育協会
・一般社団法人新パーソナルカラー協会
・一般社団法人日本流行色協会
・株式会社エアークローゼット

本書では出題範囲のなかから、基本的な知識に絞って掲載しています。出題内容をすべて掲載しているわけではありません。気になることやわからない用語があれば、その他の文献などで調べてみましょう。

JaPPA (著)
出版社: 学研プラス (2019/11/26)、出典:出版社HP