2019年度 生物分類技能検定 試験問題集 2級 水圏生物部門




目次

2級 水圏生物部門 平成26年度
2級 水圏生物部門 平成27年度
2級 水圏生物部門 平成28年度
2級 水圏生物部門 平成29年度
2級 水圏生物部門 平成30年度

実物
解答

自然環境研究センター (著, イラスト), 生物分類技能検定事務局 (著)
出版社: 一般財団法人自然環境研究センター (2019/4/1)、出典:出版社HP

図版−水圏生物1(26年度)
図版−水圏生物2(26年度)
図版−水圏生物(27年度)
図版−水圏生物1(28年度)
図版−水圏生物2(28年度)
図版−水圏生物(29年度)
図版−水圏生物(30年度)

 

自然環境研究センター (著, イラスト), 生物分類技能検定事務局 (著)
出版社: 一般財団法人自然環境研究センター (2019/4/1)、出典:出版社HP

26年度

平成26年度

生物分類技能検定2級

[水圏生物部門]

試験問題

 

注意事項

この試験問題1冊のほかに、図版1枚と長形封筒に入った試験問題用試料1個があります。 出題に使われている図や写真は、とくに断りのない限り、縮小率や拡大率はまちまちであり、必ずしも同比率や実物大ではありません。

生物の和名、品種名などは原則としてカタカナで表示していますが、出題の意図によってはその限りでない場合があります。

 

I.生物の一般問題

問題を読んで答を[A]マークシート解答用紙に記入しなさい。

問題I-1子嚢菌類に属さないキノコをひとつ選びなさい。

  1. アミガサタケ
  2. キヌガサタケ
  3. セミタケ
  4. アメザヤタケ

 

問題I-2海草をひとつ選びなさい。

  1. アマモ
  2. ガラガラ
  3. ハリガネ
  4. ユカリ

 

問題I-3陸上植物の系統的関係を示した下図のA~C にあてはまる特徴的形質をそれぞれひとつ選びなさい。

  1. 維管束が発達する。
  2. クチクラ層が発達する。
  3. 種子で繁殖する。
  4. 胚珠は子房に包まれる。

 

問題 I-4日本列島が最後に大陸と切り離され、陸生動物が大陸と往来ができなくなった時期をひとつ選びなさい。

  1. 約 200万年前
  2. 約 100 万年前
  3. 約10万年前
  4. 約1万年前

 

問題I-5以下の簡易検索表は、海岸で採集した動物が所属する門を知るためのものである。A~Cにあてはまる門をそれぞれひとつ選びなさい。

  1. 環形動物門
  2. 軟体動物門
  3. 扁形動物門
  4. 星口動物門

 

問題 I-6環形動物門と軟体動物門の両方にみられる幼生をひとつ選びなさい。

  1. ディプルールラ幼生
  2. トロコフォア幼生
  3. プルテウス幼生
  4. ベリジャー幼生

 

問題I-7体のつくりが放射相称性の段階にある動物門をひとつ選びなさい。

  1. 刺胞動物門
  2. 節足動物門
  3. 軟体動物門
  4. 扁形動物門

 

問題1-8動物の分類に関する記述として正しいものをひとつ選びなさい。

  1. イモリ類、サンショウウオ類、ヤモリ類はすべて両生綱に属する。
  2. イモリ類、トカゲ類、ヘビ類はすべて爬虫綱に属する。
  3. カエル類、サンショウウオ類、ヤモリ類はすべて両生綱に属する。
  4. カメ類、ヘビ類、ヤモリ類はすべて爬虫綱に属する。

 

問題 I-9大隅諸島の生物地理に関する記述として正しいものをひとつ選びなさい。

  1. アオガエル科では、モリアオガエルだけが大隅海峡を越えて種子島に自然分布する。
  2. イヌブナは大隅海峡を越えて種子島に自然分布するが、屋久島には到達していない。
  3. オサムシ属 Carabusのうち、大隅海峡を越えて屋久島に自然分布するのはマイマイカブリとオオオサムシの2種に限られる。
  4. ニホントカゲは大隅海峡を越えて屋久島に自然分布する。

 

問題I-10 A相同器官の組み合わせ、B相似器官の組み合わせをそれぞれひとつ選びなさい。

  1. 鳥の翼とチョウの翅
  2. ヒトの尾骨とヒトの耳殻尖端
  3. 巻貝の腎管とエビの神経節
  4. ワニの前肢とコウモリの翼

 

問題I-11「メルボルン規約」と呼ばれ、現在使用されている命名規約をひとつ選びなさい。

  1. 国際細菌命名規約
  2. 国際植物命名規約
  3. 国際藻類・菌類・植物命名規約
  4. 国際動物命名規約

 

問題 I-12次の科のうち、APG 分類体系II(2009)でもっとも原始的なものをひとつ選びなさい。

  1. カヤツリグサ科
  2. ケシ科
  3. バラ科
  4. マメ科

 

問題I-13法律に基づく次の地域地区指定により、野生鳥獣の捕獲が規制されないものをひとつ選びなさい。

  1. 原生自然環境保全地域
  2. 国定公園の特別保護地区
  3. 国立公園の特別保護地区
  4. 風致保安林

 

問題I-14 A、Bから「外来生物法」によって特定外来生物に指定されていないものをそれぞれひとつ選びなさい。

  1. 1. アメリカザリガニ 2. アルゼンチンアリー 3. ウシガエル 4. クリハラリス
  2. 1. アレチウリ2.オオキンケイギク3.ボタンウキクサ 4. モウソウチク
自然環境研究センター (著, イラスト), 生物分類技能検定事務局 (著)
出版社: 一般財団法人自然環境研究センター (2019/4/1)、出典:出版社HP