茶道文化検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法)




茶道文化検定の概要

茶道は、深い精神性と独自の哲学のもと、長い年月をかけて受け継がれてきた日本を代表する伝統文化であり、また、美術工芸、建築、庭園など様々な分野からなる総合文化です。この検定を受検することで、茶道を通じて日本文化を幅広く学ぶことができます。毎回、小学生から80代の方まで、幅広い年齢層の方が受検しています。

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茶道文化検定試験の公式テキスト

公式ホームページから購入することができます。
茶道文化検定公式HP
また、ホームページでは、過去の受験データや、受験者の声、学習のポイントといった受験に役立つ情報が多く記載されています。

茶道文化検定のおすすめテキスト

「茶道文化検定公式テキスト1級・2級用」(淡交社)

財団法人今日庵 茶道資料館 (著), 一般財団法人今日庵 茶道資料館 (監修)
淡交社 (2009/6/8)、出典:出版社HP

1級・2級の出題範囲である「茶の歴史」「茶事・茶会」「茶道具」「茶と禅」「茶席の花」「懐石」「菓子」「茶室・露地」「茶業」の9章で構成し、3級・4級公式テキストの内容よりさらに、幅広く深い内容となっています。茶道の知識を深めたい方、すでに茶道に取り組んでおられる方にもおすすめです。

「茶道文化検定公式テキスト 3級」(淡交社)

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社; 新版 (2013/7/17)、出典:出版社HP

3級・4級の出題範囲である「茶のこころ」「茶の歴史」「茶事・茶会」「茶道具」「茶室・露地」の5章で構成されています。図版もオールカラーで掲載し、検定対策としてだけでなく、茶道文化を基礎から楽しく体系的に学びたい方にぴったりの一冊。新しくなった内容充実の公式テキストです。

「茶道文化検定公式テキスト 4級」(淡交社)

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社; 新版 (2013/7/17) 、出典:出版社HP

これから茶の湯を始めてみたい方を対象に構成。これだけは知っておきたい茶の湯の知識を、オールカラーで見やすくわかりやすく解説します。基礎を学んでいただくのに取り組みやすい一冊です。

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目次 – 新版 茶道文化検定 公式テキスト 4級: 茶の湯をはじめる本

はじめに

発刊にあたって

茶道は、長い年月をかけて受け継がれてきた日本を代表する伝統文化です。茶道の持つ深い精神をもとに茶室や露地、茶道具、懐石などがつくり出されました。すなわち建築や美術工芸、料理などを含んだ総合芸術であり総合文化ともいえます。このような茶道の奥深さや素晴らしさを知っていただく機会として、平成20年から「茶道文化検定」を行っています。

この度、より充実したものとなるようテキストを改訂し、『新版 茶道文化検定公式テキスト4級—茶の湯をはじめる本―』を刊行しました。

「茶道」とはどのようなものか、初めて学ぶ方にもわかりやすいように、本書は茶道の基本をふまえて構成されています。茶道の入門書として、多くの方々に活用していただきたいと 願っております。

「茶道文化検定」をきっかけに茶道文化、日本文化への理解を深め、さらに自国の文化を世界へ発信していただければ幸いです。

(一財)今日庵 茶道資料館
館長 千 玄室

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP

新版 茶道文化検定公式テキスト 4級 目次

はじめに 発刊にあたって

一章 茶のこころ

季節をおもう
逸話にみる茶のこころ
わび・さびの美意識
四規七則 四規/七則
利休百首歌

二章 茶の歴史

喫茶の起源
茶の伝来
抹茶のはじまり
茶の文化の広がり 武家の茶・庶民の茶/わび茶の誕生
信長・秀吉と利休の茶 わび茶を確立した千利休/織田信長と茶の湯/豊臣秀吉と茶の湯
大名茶のはじまりと三千家の成立利休の流れを受け継ぐ弟子たち/三千家のあゆみ
茶の湯の広がり 七事式/茶道具研究をする大名茶人 幕末の茶と近代茶道/近代の数寄者 出版と茶の湯

三章 茶事・茶会

茶事と茶会
客の心得と持ち物 茶室でのマナー/よそおい/持ち物
茶事の流れ 大寄せの茶会の構成と流れ 茶会の構成/大寄せの茶会の流れ
立礼と野点
懐石と点心
菓子
茶席の花
抹茶の話

四章 茶道具

床の間の道具 掛物/花入
点前の道具 釜/風炉/炉縁/水指/茶入/薄茶器/茶杓/茶碗/その他/炭道具一式/煙草盆一式 代表的な点前道具の各部名称

五章 茶室·露地

茶室 間取/畳/床の間/窓/出入口/水屋
国宝の茶室 (待庵・如庵・密庵席)
三千家の茶室 (表千家・裏千家・武者小路千家)
露地
露地の構成 腰掛待合/雪隠/中門/蹲踞/塵穴/飛石/植栽

索引

《凡例》

・本書は、一般財団法人今日庵 茶道資料館が主催する「茶道文化検定」の公式テキスト『3級・4級用茶の湯がわかる本」(平成29年刊行)の内容を再検討しつつ、必要に応じて修正を行い、項目の増減をはかり新版としたものです。新版の編集にあたっては、内容の見直しとあわせて、茶の湯への理解をさらにわかりやすく導くため、『3級 茶の湯がわかる本』『4級 茶の湯をはじめる本』それぞれに分けて刊行いたしました。

本書の表記について

・テキスト本文中、重要な用語は太字にしました。
・文中、*印がついている語句については、上段に註を記しました。
・語句の読み仮名については、定まっていないものも多くあります。基本的に現時点でもっとも汎用している読み方を採用し、別の読みは註に付記しました。

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP

目次 – 新版 茶道文化検定 公式テキスト 3級: 茶の湯がわかる本

はじめに

発刊にあたって

茶道は、長い年月をかけて受け継がれてきた日本を代表する伝統文化です。茶道の持つ深い精神をもとに茶室や露地、茶道具、懐石などがつくり出されました。すなわち建築や美術工芸、料理などを含んだ総合芸術であり総合文化ともいえます。

このような茶道の奥深さや素晴らしさを知っていただく機会として、平成23年から「茶道文化検定」を行っています。

この度、より充実したものとなるようテキストを改訂し、『新版 茶道文化検定公式テキスト3級—茶の湯がわかる本―』を刊行しました。

本書は、茶道の基本をふまえながら、茶道文化を体系的に学べるように構成されています。茶道は、このテキストだけで語りつくせるものではありませんが、多くの方々に活用していただきたいと願っております。

「茶道文化検定」をきっかけに茶道文化、日本文化への理解を深め、さらに自国の文化を世界へ発信していただければ幸いです。

(一財)今日庵 茶道資料館
館長 千 玄室

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP

新版 茶道文化検定公式テキスト 3級 目次

はじめに 発刊にあたって

一章 茶のこころ

季節をおもう
逸話にみる茶のこころ
わび・さびの美意識
四規七則 四規/七則
利休百首歌
茶と禅

二章 茶の歴史

喫茶の起源、中国の飲茶
日本の喫茶のはじまり 茶の伝来/朝廷行事の中に取り入れられた茶
抹茶のはじまり 栄西により伝えられた抹茶法/抹茶法の広がり
茶の文化の広がり 武家の茶/座敷飾りと同朋衆の登場/庶民の茶/わび茶の誕生/堺の町と武野紹鴎/茶会の記録
信長・秀吉と利休の茶の湯 織田信長と茶の湯/千利休の茶の湯と豊臣秀吉
大名茶のはじまり 利休の茶の流れを受け継ぐ弟子たち/古田織部/金森宗和/小堀遠州と片桐石州
利休の教えを守り伝える 三千家と宗旦門下/七事式・千家十職
大名の茶・豪商の茶 幕末の茶と近代茶道への足音
近代の茶の湯 女子教育と茶の湯/近代の数寄者たちと茶の美術館/出版と茶の湯/社寺への献茶と利休への回帰

三章 茶事・茶会

茶事と茶会
よそおいと持ち物 よそおい/持ち物
茶事のあらまし
茶事の実際 寄付と待合/迎付/初座/後座
懷石 料理の種類/懐石道具
茶会のあらまし 大寄せの茶会/客の作法と心得/立礼の茶、野点の茶
菓子
茶席の花 花の選び方
抹茶の話

四章 茶道具

床の間の道具 掛物/花入
点前の道具 釜/風炉/炉縁/風炉先屏風と結界/棚/水指/茶入/薄茶器/茶杓/茶碗/蓋置/建水/水次/その他/炭道具一式/煙草盆(莨盆)一式/水屋の道具
茶道具に使われる主な素材・技法の用語

五章 茶室・露地

茶室 間取り/炉の切り方、床の間/天井/窓/腰張り/出入口/水屋
国宝の茶室 (待庵・如庵・密庵席)
茶家の茶室 (表千家・裏千家・武者小路千家・籔内家)
日本庭園と露地
露地
露地の構成 露地口/腰掛待合/雪隠/中門/蹲踞/刀掛/塵穴/飛石と敷石/植栽/垣根/関守石
茶家の露地 (表千家・裏千家・武者小路千家・籔内家)

卷末付绿
季節のことば
代表的な茶道具の各部名称
索引

凡例

・本書は、一般財団法人今日庵茶道資料館が主催する「茶道文化検定」の公式テキスト『3級・4級用茶の湯がわかる本』(平成21年刊行)の内容を再検討しつつ、必要に応じて修正を行い、項目の増減をはかり新版としたものです。新版の編集にあたっては、内容の見直しとあわせて、茶の湯への理解をさらにわかりやすく導くため、『3級茶の湯がわかる本』『4級茶の湯をはじめる本』それぞれに分けて刊行いたしました。

本書の表記について

・テキスト本文中、重要な用語は太字にしました。
・文中、*印がついている語句については、上段に註を記しました。
・語句の読み仮名については、定まっていないものも多くあります。基本的に現時点でもっとも汎用している読み方を採用し、別の読みは註に付記しました。

今日庵茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP

目次 – 茶道文化検定公式テキスト 1級・2級用―茶の湯をまなぶ本

はじめに

発刊にあたって

茶道は日本を代表する伝統文化であり、日本文化の真髄ともいえます。千利休が今日の茶の湯をつくりあげてから四百五十年以上、そして遡ること中国で茶が飲み始められてから約二千年もの歴史が流れ、今日にいたっております。

茶道は「和敬清寂」や「一期一会」などからも知られるように、深い精神性と独自の哲学をもっており、これをもとに茶室や露地、茶道具、懐石、菓子、茶などが創り出されました。すなわち建築、庭園、美術工芸、料理など多くの分野からなる綜合芸術、綜合文化です。

このような茶道の文化を、世代を超えて多くの方々に理解していただき、一盌のお茶を喫しその素晴らしさを再認識していただこうと、「茶道文化検定」を行うことになりました。

そのためのテキストとして作られたのが、『茶道文化検定公式テキスト 茶の湯をまなぶ本 』です。茶道の文化を多方面から知っていただくように構成されています。茶道の奥深さは、とてもこの一冊で語りつくせるものではありませんが、検定を受ける方のみならず茶道を愛する方、より深く理解しようとする方々に活用していただきたいと願っております。

「茶道文化検定」をきっかけに、茶道文化、日本文化への理解をより深めて、国際的にも交流の輪を広げていただけますよう念じております。

(一財)今日庵 茶道資料館
館長 千玄室

財団法人今日庵 茶道資料館 (著), 一般財団法人今日庵 茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP

茶道文化検定 公式テキスト 目次

一章 茶の歴史

中国の茶
日本の喫茶の始まり 奈良~平安時代
抹茶の始まり 鎌倉時代
武家の茶 室町時代
喫茶の展開 室町時代後期
信長・秀吉と利休の茶の湯 安土桃山時代
大名茶の始まり 江戸時代前期
わび茶の拡大 江戸時代中期
わび茶と大名茶の展開 江戸時代後期
近代の茶の湯 明治~昭和時代(戦前)

二章 茶事・茶会

茶事・茶会とは
いろいろな茶事
茶会のいろいろ
茶事の実際 正午の茶事(風炉)の場合
亭主と客の作法と心得
茶事・茶会に必要な道具
茶の精神を表す言葉

三章 茶道具

茶の湯と茶道具
掛物
花入
香炉と香合
釜と風炉
水指
茶入
茶壺
薄茶器
茶杓
茶碗

蓋置
建水
炭道具
煙草盆
懐石道具

四章 茶と禅

茶席における墨跡普及の歴史認
墨跡の種類
茶の湯における墨跡の重要性
墨跡の出典文献
茶席の代表的な禅語

五章 茶席の花

茶席の花の歴史
茶席の花に関する逸話
茶席の花の選択と禁花
花入について
茶会における花のしつらえ
代表的な茶席の花

六章 懷石

懐石とは
懐石以前の日本料理
会席料理の始まり
利休の茶会料理
会席と懐石
現在の懐石料理

七章 菓子

菓子の歴史
昔の茶の湯菓子
現在の茶の湯菓子
季節と行事の菓子

八章 茶室・露地

茶室とは
広間の茶室
四畳半の茶室
小間の茶室
大名好みの茶室
立礼席
水屋
露地について
茶家の露地

九章 茶業

宇治の茶園と茶作り
茶師と茶壺
近代の宇治茶

巻末付録

茶道史年表
主要茶道系譜
主要禅僧系譜
利休百首歌

コラム

おばえておきたい茶人
日本のおもな茶家と流儀
主として茶道具に使われる焼き物の分類
おぼえておきたい茶書館
国宝と重要文化財の主要茶室
おぼえておきたい名数

掲載図書所蔵先一覧
索引

●本書は、茶道文化検定一級・二級受験者用のテキストとして編集いたしました。

本書の表記について

●文中、★印が下についている語句については、上段に註を記しました。
●語句の読み仮名については、定まっていないものも多くあります。基本的に執筆者の意向にそいつつ、現時点でもっとも汎用している読み方を採用し、別の読みは( )で、または註に付記しました。
●古典からの引用文に関しては、原則として現代語訳をしています。読みやすさを考慮して、濁点、句読点を付しました。
●掲載図版の所蔵先は、巻末に一覧しました。

財団法人今日庵 茶道資料館 (著), 一般財団法人今日庵 茶道資料館 (監修)
淡交社、出典:出版社HP