色彩検定試験のおすすめ参考書・テキスト(独学勉強法/対策)
色彩検定の概要
色が人に与える影響は大きく、色の知識があれば暮らしが豊かになり、仕事に差がつきビジネスチャンスが生まれます。色について基礎からしっかり勉強したい方から色を扱った仕事をしている方まで多くの人が受験できる検定です。
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色彩検定 公式テキスト 1級編 (2020年改訂版)
はじめに
「文部科学省後援色彩検定1級」の公式テキストとなる本書は、色彩文化や流行色の変遷、世界の色彩調和論や表色系なども取り上げており、色彩についてグローバルに理解できるように構成されています。
さらに色彩に対する意識を商品やデザインに反映できるように、「色彩心理」ではイメージの調査やデザインの評価など、主観的な色に対する意識を数値化する心理評価法を学習します。また、「色彩とビジネス」では、特に色彩と関わりあいの深いカラーマーケティングやカラーバリエーションの考え方、色彩戦略などを取り上げ、今まで学習した色彩の基礎的な知識を、実際的な考え方に発展させて解説しています。代表的なカラーリサーチ用カラーコードも紹介していますので、実務に役立てて頂けることと思います。
このように1級では、3級、2級で学習された知識をベースに、さまざまな業界で実際に役立てて頂ける内容になっています。
目次
はじめに
目次
・色彩と文化
西洋の色彩と文化
古代ヨーロッパの色彩
中・近世のヨーロッパの色彩
近代ヨーロッパと色彩学
日本の色彩と文化
日本の古代の色
古代から中近世の日本の色彩
近代の日本の色彩
・色彩調和論
色彩調和論
色彩調和論とは
ジャッドの色彩調和、四つの原理
シュヴルールの色彩調和論
ルードの色彩調和論
オストワルトの色彩調和論
イッテンの色彩調和論
ムーンとスペンサーの色彩調和論
・光と色
心理的な見えによる色の分類
色の様相
色の分類
照明
照明の性質を表すもの
測色の照明
混色
グラスマンの法則(加法混色の法則性)
・色の表示
XYZ表色系
均等色空間とL*a*b*色空間
色差の表示
オストワルト表色系
色相環
色の表示方法
等色相面
色立体
NCS
ヘリングの6主要色
色相環と色相の表し方
等色相面での色の表示
色の表示方法
色立体と色票集
色名
色を表す言葉の分類
SCC-NBS色名法
JISの光源色の色名
光源色の系統色名
・測色
側色
測色とは
視感測色一直接比較法
物理測色
・色彩心理
心理評価法
心理学的尺度構成法の基本
心理学的尺度構成法
心理物理学的測定法
色の心理的効果
記憶色と色記憶
色知覚の複雑性
色の見えの変化
ものの見えの安定性
・色彩とビジネス
色彩のビジネス活用
色彩効果のビジネス活用
カラーコミュニケーションツールの役割
色指定ツールとしての色見本
色づくりの参照ツールとしての色見本
色見本の種類
コンシューマプロダクツのビジネスプロセスと色彩
企業アイデンティティ戦略における色彩
商品企画における色彩
商品デザインにおける色彩
製造における色彩
流通における色彩
プロモーションにおける色彩
小売りにおける色彩
カラーマーケティング
カラーマーケティングの基本視点
カラーリサーチ
カラーリサーチの手法
カラー戦略
CMF
概念から実体へ(コトからモノへ)
商品企画におけるCMF
CMFでのカラーバリエーションの検討
制作におけるCMF®(コトからモノの制作)
・ファッション
ファッションカラーの変遷
ファッションビジネスにおけるカラーコーディネーターの役割
カラー情報の収集・調査
カラー情報の整理と分析
シーズンテーマカラーの決定
VMD
素材の知識
繊維
繊維の長さと発色性
織物と編物
ビジュアルマーチャンダイジングと色彩
ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)の取り組み
商品陳列のカラーコーディネーション
・景觀色彩
最観法とは
景観法の概要
景観法の特徴
景観計画について
景観計画に基づく届出と手続き
景観計画における色彩基準
色彩基準の役割
色彩基準の運用
色彩基準における面積比の考え方
色彩基準の示し方
色彩基準の適用除外
屋外広告物の色彩基準
色相、明度、彩度と景観形成とのかかわり
遠景・中景・近景を踏まえた色彩計画
遠景・中景・近景とは
遠景・中景・近景を踏まえた色彩計画における
配慮事項
・資料・光と色(1)
色の知覚
資料・光と色(2)
相関色温度と演色評価数
資料・CMF
素材と工法
索引
色彩検定 公式テキスト 2級編 (2020年改訂版)
はじめに
「文部科学省後援色彩検定®2級」の公式テキストとなる本書は、3級で学んだ基礎知識をさらに深く学習し、レベルアップできるように構成しています。
まずは「色のユニバーサルデザイン」で色覚特性による見え方の違いについて基本的な内容を学習します。これはデザインを行う上で知っておかなければならない知識です(この内容の詳細については色彩検定®UC級で扱っています)。
そして「光と色」や「色の表示」、「色彩調和」では、3級で学習した内容を深く学び、私たちの生活における色の見え方や配色デザイン、ファッションやインテリアについても理解を深めて頂くことができます。
さらに、近年私たちの生活において重要な情報源になっているメディアのデザインについても取り上げています。このようにあらゆる媒体における色彩についての基礎的な内容を2級で学習することにより、次のステップである1級の実践的な内容へつなげて頂けると思います。
目次
はじめに
目次
・色のユニバーサルデザイン
色のはたらき
色のユニバーサルデザイン
色覚特性の多様性
遺伝による色覚特性のタイプ
加齢による視覚変化
色によるユニバーサルデザイン
色覚説
・光と色
光の性質と色
視覚系の構造と色
照明
照明の表し方
ランプの種類
白熱ランプ
蛍光ランプ
HIDランプ
LED
・色の表示(表色系)
マンセル表色系
色相
色相環
明度
彩度
色の表示法
色立体
・色彩心理
色の視覚効果
色の錯視的現象
色の心理効果
色嗜好
・色彩調和
色彩調和
配色と調和
自然の秩序からの色彩調和
ナチュラルハーモニー(ナチュラル配色)
コンプレックスハーモニー(コンプレックス配色)
自然から学ぶ配色
ドミナント
配色技法
ドミナントカラー配色
ドミナントトーン配色
トーンオントーン配色
トーンイントーン配色
トーナル配色
カマイユ&フォカマイユ配色
ビコロール&トリコロール配色
色相環の分割による変化の配色
配色演習の解答例と解説
・配色イメージ
イメージ別配色法
エレガント
カジュアル
クラシック
クリア
シック
ダイナミック
ウォームナチュラル
フレッシュナチュラル
モダン
ロマンチック
・ビジュアル
ビジュアルデザインの色彩
ビジュアルデザインとは
ビジュアルデザインと色彩
メディアデザインの色彩
メディアデザインとは
コンピュータの環境における色彩の重要性
画面や印刷における色表現
カラーマネジメントの基本
コンピュータにおける画像の基本
・ファッション
ファッションの色彩と配色
ァッションカラーの分類
ファッションの分類フ
ァッションの配色
ファッションにおける配色の事例
・インテリア
住空間のインテリアとは
インテリア概念の成立
住空間のインテリアカラーコーディネーション
インテリア色彩の考え方イ
ンテリア空間の分類とゾーニング
インテリア空間のカラーコーディネーション
住空間におけるインテリアの配色構成
インテリアエレメントの色彩分類と色彩傾向
インテリアエレメントの配色の考え方と技法
インテリアスタイルと色彩
インテリアスタイル
・景観色彩
景観と色彩
景観とは
景観にかかわる近年の動向
景観の公共性
景観をつくる要素
景観色彩における色彩設計の役割
地域の気候風土がつくりだす景観色彩
地域には地域の色がある
国内外の景観色彩の事例
景観色彩における色彩の基礎知識
人工要素と自然要素の色彩が共存
ライフサイクルの長い色彩
大きな面積をもつ色彩
太陽光に影響される色彩
季節や時間の変化を感じさせる多様な色彩
生活環境における景観色彩設計
景観色彩設計の配慮事項
住宅の色彩設計プロセス
色を測ることによる周辺環境の把握
配色計画
色彩管理
・慣用色名
慣用色名(JISの慣用色名より)
和色名
外来色名
・資料・色名
資料・配色イメージ手法の確立
索引
付録・PCCSトーン別明度一覧表
色彩検定 公式テキスト 3級編 (2020年改訂版)
はじめに
私たちの身のまわりにはたくさんの色があり、生活やビジネスシーンでも積極的に取り入れられています。特に「デザイン」の分野と色彩とは密接な関係にあり、色の使い方によって、そのデザインの評価が決まってしまうこともある、といってもよいほどです。
「文部科学省後援色彩検定3級」の公式テキストで学習して頂くのは、デザインで重要な役割を果たす「デザインの色彩」であり、「カラーコーディネート」にかかわりのある色の世界を広く取り上げています。色をコーディネートするとき、ただ単に好きな色を選べばよい、というわけではなく、目的にあったカラーコーディネーションを実現するためには色の性質を知り、本質を理解した上で、さまざまなことを考える必要があります。
本書では、基礎項目として「光と色」や「色の表示」、色のイメージを理解する「色彩心理」、配色の基本を学習する「色彩調和」、さらに基礎項目の実践編として「ファッション」「インテリア」を取り上げています。
「色彩調和」の項目では、実際にカラーカードを使って自分で配色をつくります。これにより、配色の基本を楽しみながらより深く理解し、目的に応じた配色をつくることができる実力を身に付けて頂きます。
本書の内容は、色彩検定®の2級、1級の基礎ともなります。このテキストをきっかけとして、色彩の世界へ楽しく興味をもって頂くことを期待しています。
目次
はじめに
目次
・色のはたらき
色のはたらき
・光と色
色はなぜ見えるのか?
光とは何だろう
光の性質と色
眼のしくみ
色を見る眼のしくみ
網膜における光の処理
照明と色の見え方
混色
混色とは何か?
加法混色
減法混色
混色を応用した身近な例
・色の表示(表色系)
色の分類と三属性
色の分類
色の三属性
等色相面
純色、清色、中間色
色立体
表色系
PCCS
色相
明度
彩度
三属性による色の表示
等色相面
色立体
トーン
・色彩心理
色の心理効果
基本的な印象への効果
色の連想と象徴
色の視覚効果
補色残像
色の対比
色の同化
面積効果
主観色
・色彩調和
配色の基本的な考え方
色相を手がかりにした配色
色相を手がかりにした配色の考え方
色相に共通性がある配色
色相にやや違いがある配色
色相に対照性がある配色
トーンを手がかりにした配色
トーンを手がかりにした配色の考え方
トーン共通の配色
トーン対照の配色
色相とトーンを組みあわせた配色
まとまりの感じられる配色
変化の感じられる配色
配色の基本的な技法
アクセントカラー
セパレーション
グラデーション
配色演習の解答例と解説
・配色イメージ
配色イメージ
色の三属性と配色イメージ
・ファッション
ファッションと色彩
ファッションコーディネートにおける色彩
ファッションにおける色彩の注意点
基本的なカラーコーディネート
トップとボトムの配色効果
色相を主体としたカラーコーディネート
トーンを主体としたカラーコーディネート
色相とトーンを組みあわせたカラーコーディネート
・インテリア
インテリアと色彩
インテリアとは
インテリアデザイン
インテリアのカラーコーディネーション
インテリアのカラーコーディネーション
インテリアに使われる色
インテリアの配色形式
配色とイメージ
インテリアにおける色の心理効果
色の心理効果
色の視覚効果
・慣用色名
慣用色名(JISの慣用色名より)
和色名
外来色名
資料・色名
索引
付録・PCCSカラーダイヤル
色彩検定過去問題集2019年度2・3級
はじめに
色彩は私たちの日常生活を豊かに演出するひとつの要因となっていますが、近年ますます 色彩への関心が高くなり、積極的に色彩を生活に取り入れて楽しむ傾向にあります。
色彩検定®は、色彩を楽しむというレベルからさらにもう一歩ステップアップして、インテリア・ファッション・商品企画などの分野で色彩の力を活かしたい、あるいは色彩コーディネーターになりたい方々の知識と応用力の向上と、それを評価するために(社)全国服飾教育者連合会(A・F・T)が1990年度から色彩検定(当時の名称は「ファッションカラーコーディネーター検定」)を実施し、1995年度にはその実績が認められて「文部科学省認定」、2006年度からは同省後援となりました。
さらに2012年度には内閣府から「公益社団法人」の認定を受け、名称を「色彩検定協会」とし、現在では、アパレル・インテリアをはじめグラフィックデザイン・建築・プロダクトデザイン・環境など、色彩に関連のあるあらゆる分野の人々が受検されています。
また、2018年春からロゴを一新し、2018年12月にはUC(色のユニバーサルデザイン)級を実施するなど、ますます色彩教育の普及と啓蒙に活動を広げています。この問題集は2019年度「文部科学省後援色彩検定」において出題された2級・3級の問題に、各級ごとの解答・解説を加え、受検に役立つように構成されています。
解説を参考に理解力を高め、弱点強化や次のステップへ進むための重要なポイントとてお役立てください。なお、本問題集の発行にあたり、色の再現などにより採点の対象外にした問題につきましても、解答を導き出していただけるよう編集しております。
◎問題は3級、2級のレベルごとに夏期検定試験問題、冬期検定試験問題となっており、そして夏期の解答・解説、冬期の解答・解説の順に掲載されています。
◎色彩検定1級、UC級の試験問題はこの問題集には掲載されていません。別冊となっています。
※色の表現については、印刷可能な範囲で再現しています。
目次
■3級編
夏期・検定試験問題
冬期・検定試験問題
■2級編
夏期・検定試験問題
冬期・検定試験問題
■解答と解説
●3級 夏期
●3級 冬期
●2級 夏期
●2級 冬期