マンション管理士は独立できる?気になる年収はどれくらい? – トレンドもチェック




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マンション管理士は、専門的知識をもって、管理組合や区分所有者に対してコンサルティングを行う資格です。

マンション管理士の取得を目指している方には、将来的に独立したいと考えている方もいるかもしれません。そこで、マンション管理士は独立開業が可能か、平均的な収入はどのくらいなのかについて紹介したいと思います。

マンション管理士の独立は可能だが難しい

マンション管理士の独立開業は可能とされています。しかし、全体的な割合で見ると少ない状態です。理由としては、独立できる収入を確保するまでが大変だからです。マンション管理士の業務は、マンション管理のコンサルティングが主なものであるため、収入は管理組合から依頼される件数で変わります。しかし、新規で顧客を獲得しようとしても、クライアントとなりそうな管理組合がなかなか見つかりにくいことが多いです。

独立している方は、すでに安定的な顧客基盤を持っていますが、そうした安定的な状態を作れている方はそれほど多くないことは心に留めておくべきだと思います。
さらに、業務を適切に行えるようになるためには、一定の実務経験が必要となってくるため、長い期間の実務経験を積むことも考慮すべきでしょう。

マンション管理士の年収

マンション管理士の年収は、一般的な会社員と同じ程度と言われています。専門的な資格ではありますが、専門性やビジネスモデルの面で、他の専門的な資格と比較すると高い収入は期待しにくい状況です。

また、資格を取得しても会社員として働くことが多く、独占業務が無いことやマンション管理士の需要がまだ小さいことが要因で、高い年収を得ているケースはあまり多くありません。

マンション管理士として収入を得るには

マンション管理士として収入を得るためには、管理組合とのつながりの多さが重要です。
また、多くの顧客を獲得するには、マンション管理の実務経験を多く積むことも必要となってくるでしょう。

それ以外では、他の資格を取得して、より高い専門性を身につけたり、より幅広い業務を担当できるようにすることが考えられます。

まとめ

ここまで、マンション管理士の独立や収入について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。現状では、マンション管理士が独立することが簡単ではなく、一般的な会社員の収入と同程度でもあります。

しかし、全国各地のマンションの増加や老朽化の進行によって、マンション管理士の需要は今後増加するという予測があり、年収アップの可能性も出てくるかもしれません。

マンション管理士の将来性は必ずしも悪いものではないため、取得することを躊躇する必要はないと思います。

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出典:出版社HP