令和3-4年度版 基本情報技術者試験 対策テキスト (よくわかるマスター)




【最新】[合格へ]基本情報技術者試験(FE)のおすすめ参考書・テキスト!も確認する

はじめに

基本情報技術者試験は、経済産業省が認定する国家資格で、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた者を認定対象としています。

基本情報技術者試験には、午前の試験と午後の試験があります。午前の試験では、基礎知識を問う問題が全80問出題されます。テクノロジ(技術)系から約50問、マネジメント(管理)系から約10問、ストラテジ(戦略)系から約20問それぞれ出題されます。

午後の試験では、実践力を問う長文の問題が全11問出題され、5問を選択して解答する形式(5問中の2問は必須解答)になっています。
本書は、基本情報技術者試験の合格を目的とした試験対策用のテキストです。

出題範囲であるシラバスに沿った目次構成とし、シラバスに記載されている用語を数多く解説しているので、必要な知識をもれなく学習することができます。このため学校の授業などで利用いただける教科書として、最適な内容となっています。
なお、本書は、試験主催元より2020年5月に改訂された最新の「シラバスVer.7.1」の範囲に対応しています。シラバスVer.7.1の網羅率の高さは、試験対策書籍の中でも圧倒的です。

また、各章末には過去問題(合計107問)を掲載しています。試験傾向を分析して、頻出される過去問題を厳選して収録していますので、理解度の確認や実力試しに役立てることができます。

本書をご活用いただき、基本情報技術者試験に合格されますことを心よりお祈り申し上げます。

2021年1月10日
FOM出版

◆富士通エフ・オー・エム株式会社は、当該教材の使用による基本情報技術者試験の合格を一切保証いたしません。
●Microsoft、Windows、Windows Vista、MS-DOSは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
◆その他、記載されている会社および製品などの名称は、各社の登録商標または商標です。
◆本文中では、TMやRは省略しています。
◆本文中のスクリーンショットは、マイクロソフトの許可を得て使用しています。
◆本文中で題材として使用している個人名、団体名、商品名、ロゴ、連絡先、メールアドレス、場所、出来事などは、すべて架空のものです。実在するものとは一切関係ありません。
◆本書に収録している過去問題は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から公開されている情報に基づいています。

富士通エフ・オー・エム (著)
出版社 ‏ : ‎ FOM出版(富士通エフ・オー・エム) (2020/12/28)、出典:出版社HP

CONTENTS

本書をご利用いただく前に
試験の概要と受験申し込み
出題範囲

テクノロジ系
第1章 基礎理論
1-1 基礎理論
1-1-1 離散数学
1-1-2 応用数学
1-1-3 情報に関する理論
1-1-4 通信に関する理論
1-1-5 制御に関する理論
1-2 アルゴリズムとプログラミング
1-2-1 データとデータ構造
1-2-2 アルゴリズム
1-2-3 プログラミング
1-2-4 プログラム言語
1-2-5 マークアップ言語
1-3 章末問題

第2章 コンピュータシステム
2-1 コンピュータ構成要素
2-1-1 プロセッサ
2-1-2 記憶装置
2-1-3 補助記憶装置
2-1-4 バス
2-1-5 電子回路の構成部品
2-1-6 入出力インタフェース
2-1-7 入出力装置
2-2 システム構成要素
2-2-1 システムの構成
2-2-2 システムの評価指標
2-3 ソフトウェア
2-3-1 オペレーティングシステム
2-3-2 ミドルウェア
2-3-3 開発支援ツール
2-3-4 ファイル管理
2-3-5 OSS
2-4 章末問題

第3章 技術要素
3-1 ヒューマンインタフェース
3-1-1 インフォメーションアーキテクチャ
3-1-2 ヒューマンインタフェース技術
3-1-3 ヒューマンインタフェースの要件
3-1-4 インタフェース設計
3-2 マルチメディア
3-2-1 マルチメディア技術
3-2-2 マルチメディアの応用技術
3-3 データベース
3-3-1 データベース方式
3-3-2 データベースの設計
3-3-3 データの正規化
3-3-4 トランザクション処理
3-3-5 データベースの応用
3-3-6 データベースの操作
3-3-7 データベース言語(SQL)
3-4 ネットワーク
3-4-1 ネットワーク
3-4-2 データの制御
3-4-3 通信プロトコル
3-4-4 IPアドレス
3-4-5 インターネット
3-4-6 インターネットへの接続
3-4-7 ネットワーク管理
3-5 セキュリティ
3-5-1 情報セキュリティ
3-5-2 マルウェア・不正プログラム
3-5-3 サイバー攻撃手法
3-5-4 情報セキュリティ管理
3-5-5 情報セキュリティ対策
3-5-6 情報セキュリティ技術
3-6 章末問題

第4章 開発技術
4-1 システム開発技術
4-1-1 システム開発の流れ
4-2 システム要件定義
4-2-1 システム要件定義
4-3 システム設計
4-3-1 システム設計の流れ
4-3-2 システム方式設計
4-3-3 ソフトウェア要件定義
4-3-4 ソフトウェア方式設計
4-3-5 ソフトウェア詳細設計
4-3-6 システムの設計手法
4-3-7 レビュー
4-3-8 ソフトウェアの品質
4-4 開発(プログラミング)
4-4-1 ソフトウェア構築
4-5 テスト
4-5-1 テスト
4-5-2 ソフトウェアユニットテスト
4-5-3 ソフトウェア結合テスト
4-5-4 ソフトウェア適格性確認テスト
4-5-5 システム結合テスト
4-5-6 システム適格性確認テスト
4-6 導入・受入れ支援
4-6-1 導入
4-6-2 受入れ支援
4-7 運用・保守
4-7-1 運用・保守
4-8 ソフトウェア開発管理技術
4-8-1 開発プロセス・手法
4-8-2 開発環境の管理
4-8-3 構成管理・変更管理
4-9 章末問題

マネジメント系
第5章 プロジェクトマネジメント
5-1 プロジェクトマネジメント
5-1-1 プロジェクトマネジメントの目的と考え方
5-1-2 プロジェクトマネジメントの知識エリア
5-2 章末問題

第6章 サービスマネジメント
6-1 サービスマネジメント
6-1-1 サービスマネジメント
6-1-2 サービスマネジメントシステムの計画
6-1-3 サービスマネジメントシステムの運用
6-1-4 パフォーマンス評価と改善
6-1-5 サービスの運用
6-1-6 ファシリティマネジメント
6-2 システム監査
6-2-1 システム監査
6-2-2 内部統制
6-3 章末問題

ストラテジ系
第7章 システム戦略
7-1 システム戦略
7-1-1 情報システム戦略
7-1-2 情報システム戦略の設計・管理手法
7-1-3 業務プロセス
7-1-4 ソリューションビジネス
7-1-5 システム活用促進・評価
7-2 システム企画
7-2-1 システム化計画
7-2-2 要件定義
7-2-3 調達計画・実施
7-3 章末問題

第8章 経営戦略
8-1 経営戦略マネジメント
8-1-1 経営戦略手法
8-1-2 マーケティング
8-1-3 ビジネス戦略と目標・評価
8-1-4 経営管理システム
8-2 技術戦略マネジメント
8-2-1 技術開発戦略
8-2-2 技術開発計画
8-3 ビジネスインダストリ
8-3-1 e-ビジネス
8-3-2 ビジネスシステム
8-3-3 エンジニアリングシステム
8-3-4 第4次産業革命
8-3-5 民生機器・産業機器
8-4 章末問題

第9章 企業と法務
9-1 企業活動
9-1-1 経営・組織論
9-1-2 OR・IE
9-1-3 会計・財務
9-2 法務
9-2-1 知的財産権
9-2-2 情報セキュリティ関連法規
9-2-3 労働関連法規・取引関連法規
9-2-4 その他の法律・ガイドライン・技術者倫理
9-2-5 標準化関連
9-3 章末問題

索引

別冊章末問題解答と解説

富士通エフ・オー・エム (著)
出版社 ‏ : ‎ FOM出版(富士通エフ・オー・エム) (2020/12/28)、出典:出版社HP

本書をご利用いただく前に

1 本書の記述について

本書で使用している記号には、次のような意味があります。
参考 知っておくと役立つ事柄や用語の解説、解説を記載している項目番号
※ 補足的な内容や注意すべき内容

2 章末問題について

各章末には、基本情報技術者試験の過去問題を掲載しています。

基本情報技術者試験の過去問題の出典を記載

3 別冊「章末問題 解答と解説」について

巻末にある別冊には、各章末問題の解答と解説を記載しています。

①解答
章末問題の正解の選択肢を記載しています。
②解説
解答の解説を記載しています。
③分類
本書に該当する中分類を記載しています。

4 ご購入者特典「Web試験」のご利用について

ご購入いただいた方への特典として、「Web試験」をスマートフォン・タブレット・パソコンでご利用いただけます。
特典 Web試験(第1章~第9章の章末問題 合計107問、詳細解説付き)
●利用方法
スマートフォン・タブレットで表示する
①スマートフォン・タブレットで下のQRコードを読み取ります。
②「令和3-4年度版 基本情報技術者試験 対策テキスト(FPT2009)」の《特典を入手する》を選択します。
③本書に関する質問に回答し、《入力完了》を選択します。
※以降、手順に従って特典をご利用ください。

パソコンで表示する
①ブラウザを起動し、次のホームページにアクセスします。
https://www.fom.fujitsu.com/goods/eb/
②「令和3-4年度版 基本情報技術者試験 対策テキスト(FPT2009)」の《特典を入手する》を選択します。
③本書に関する質問に回答し、《入力完了》を選択します。
※以降、手順に従って特典をご利用ください。

5 本書の最新情報について

本書に関する最新のQ&A情報や訂正情報、重要なお知らせなどについては、FOM出版のホームページでご確認ください。
ホームページ・アドレス
https://www.fom.fujitsu.com/goods/
ホームページ検索用キーワード
FOM出版

富士通エフ・オー・エム (著)
出版社 ‏ : ‎ FOM出版(富士通エフ・オー・エム) (2020/12/28)、出典:出版社HP

出題範囲

出題範囲について解説します。

1 午前の試験

午前の試験では、出題範囲のテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系から幅広く出題されます。受験者の能力が当該試験区分における期待する技術水準に達しているかどうか、知識を問われます。

2 午後の試験

午後の試験では、受験者の能力が当該試験区分における期待する技術水準に達しているかどうか、技能を問われます。

※出典:「情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱(Ver.4.6)」をもとに表記構成などを一部改変しています。

3 シラバス(知識・技能の細目)

出題範囲を詳細化し、求められる知識・技能の幅と深さを体系的に整理・明確化した「シラバス」(知識・技能の細目)が試験主催元から公開されています。
シラバスには、学習の目標とその具体的な内容(用語例など)が記載されていますので、試験の合格を目指す際の学習指針として、また、企業や学校の教育プロセスにおける指導指針として、活用することができます。

◆シラバスの構成
シラバスは、項目ごとに学習の目標、内容を示したものです。
※本書は、シラバスに沿った目次構成にしています。また、主な用語例を解説しています。これによって、体系的な学習ができるようになり、必要な知識を学習することができます。

◆シラバスの公開Webページ
シラバスは、試験主催元のWebページから入手することができます。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html
→《シラバス(試験における知識・技能の細目)》→<情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験>の一覧から選択
※2020年11月時点での最新のシラバスを入手する場合は、《「基本情報技術者試験(レベル2)」シラバス(Ver.7.1)※2020年5月8日掲載》を選択します。

◆シラバスの改訂について
シラバスは、試験主催元から必要に応じて改訂されます。2020年11月時点での最新のシラバスは、Ver.7.1(2020年5月8日改訂)です。

富士通エフ・オー・エム (著)
出版社 ‏ : ‎ FOM出版(富士通エフ・オー・エム) (2020/12/28)、出典:出版社HP