産業カウンセラーは役に立つ?メリット、デメリットは?
産業カウンセラーは意味がある?意味がない?
産業カウンセラーとは、働く人や職場を支援する人のことです。
今回は、産業カウンセラーを取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。
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メリット
すぐに役立つ
産業カウンセラーは、働く人たちの良き理解者となり、支援を行うために活動するための能力を養うことができます。
そのため、資格を取得してすぐに職場などに役立てることができます。
人の気持ちを理解したり、違いを尊重できたりするようになりますし、自分自身の心のケアにも利用することができます。
カウンセリングの技術として傾聴力も鍛えられるので、人と上手に付き合うことができるようになります。
デメリット
カウンセラーにはなれない
この資格を取得してもカウンセラーになれる確率は非常に低いです。
公認心理士など国家資格も取得している人でないと専門の産業カウンセラーとして働くことはできません。
仕事を行う際に必要な資格ではなく、自己啓発のための資格と考えた方が良いです。
気軽に受けられない
心理学を専攻して修士以上の学位を持つか、養成講座を修了していなければ試験を受けることができません。
ほとんどの人が養成講座から資格取得を目指すと思いますが、この講座の受講には時間がかかります。
面接の体験学習や講義:116時間
Webは新講義:32時間
確認テスト:13時間
課題学習:28時間
このような内容になっており、全て修了するまで6ヶ月から10カ月が必要になります。
また、費用も約30万円必要になるので、気軽に受験できる資格ではありません。