実践!税理士試験




目次

はじめに

スケジュールの立て方
1週間スケジュール法
記録ツール
進捗管理
勉強時間の見積
メニューの切り替え

受験科目の選び方
計算と理論のどちらが得意か?
実務で使うかどうか
受験者数で選ぶ
法人税法か所得税法か?

予備校の選び方
大原かTACか?
独学はどうか?
通学か通信か?

講義の受け方
質問はメールより電話が良い

復習のやり方
問題集の使い方
教材の入手方法

IT の活用方法
ダウンロード通信の活用
スマホの活用

理論の覚え方
理論の暗記は必要か?
理論暗記のイメージ
暗記の小道具
優先順位の考え方
暗記術は使えるか?
財務諸表論の「理論」

理論問題の解き方
まず全体を見渡す
各問への対応
図を書く
論点を整理する
先に見出しを書く
直接当てはめる
自分の言葉で書くなら、結論を先に書く
結論→規定→当てはめ

計算問題の解き方
まず全体を見渡す
計算問題は試験時間内で2-3回転
仕上げ時間を確保すること
所作を整える
ゴロを使って覚える

文房具の選び方
ポールペン
カラーマーカー
カード

答練の活用方法
答練の目的
理論答案を講師に見てもらう
解答で採点を記録
問題用紙と解答をセットで綴じる
答練の回転
解き直し用紙は直前で使う

本試験での対応方法
照準はあくまで本試験
会場の下見・予行演習は必ずやる
本試験当日の過ごし方
試験開始 1時間前
本試験では必ずサプライズがある
難易度が超高い場合
「止めてください!」で止めない

著者

小池 繁男
出版社、出典:出版社HP

はじめに

みなさん、こんにちは。この文書はこれから税理士試験に挑戦しようとする方、またはすでに挑戦中でなかなか結果が出ない方を対象として、私自身の受験経験から得た様々なノウハウをお伝えするものです。みなさん、お忙しい中でこれを読まれると思いますので、なるべくお伝えしたい事をコンパクトかつ具体的に書くように心がけました。

なぜこのようなものを書こうと思ったかというと、予備校などで税理士試験の各科目の内容について教えてもらうことはあっても、勉強のやり方を教えてもらう機会があまりなかった印象があるからです。このため、私の場合は自己流の勉強法でつまずいてしまい、勉強が長期化する原因となってしまいました。最初からここに書かれているような効率の良い方法を知っていたら、もっと早く試験を終えることができたはずです。このような失敗を後進の方にしてほしくないと思っていますし、すでに長期化している方にも何かのヒントとなれば幸いです。

小池 繁男
出版社、出典:出版社HP