いちばんわかりやすい!1級建築施工管理技術検定合格テキスト
本書の使い方
本書は、1級建築施工管理技術検定試験によく出題される内容に重点をおき、効率的に勉強できるようまとめました。付属の赤シートを利用すれば重要語句の確認ができ、穴埋め問題等としても活用できますので、上手に活用し、効率的な学習を進めましょう。
◆ここがPoint!
レッスンにおける学習のポイントです。まずはここを押さえよう。
◆レッスンの本文
各テーマの内容を、図表等を盛り込み、わかりやすく解説しています。
◆赤シート対応
付属の赤シートを利用すれば、穴埋め問題としても活用できます。上手に使いましょう。
◆頻出項目をチェック!
重要な内容や用語をまとめました。赤シートも利用しましょう。頻出度は〇の数でチェックできます。
◆こんな選択肢に注意!
実際の選択肢と似た内容となっています。赤シートを上手に活用しましょう。
◆ゴロ合わせで覚えよう!
重要な箇所や覚えにくい内容などを、ゴロ合わせにしました。
◆練習問題にチャレンジ!
各章の最後には、レッスンで学んだことを復習できる、練習問題を掲載しています。知識が身についているか確認しましょう。
※ここに掲載しているページは見本のため、本文と一致しません。
本書は原則として、2019年7月1日現在の情報に基づいて編集しています。以降の各試験の出題法令基準日(1月1日(例年))までの法令改正等については、本書最終ページに記載してある本書専用ブログアドレスから開覧してください。
contents
本書の使い方
1級建築施工管理技術検定試験 試験ガイダンス
1章 建築学等
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 環境工学
Lesson 02 力学
Lesson 03 一般構造
Lesson 04 建築材料
Lesson 05 建築設備
Lesson 06 外構・測量
Lesson 07 積算・契約
Lesson 08 躯体施工
Lesson 09 仕上施工
練習問題にチャレンジ!
2章 施工管理法
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 施工計画
Lesson 02 工程管理
Lesson 03 品質管理
Lesson 04 安全管理
練習問題にチャレンジ!
3章 法規
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 労働基準法
Lesson 02 労働安全衛生法
Lesson 03 建築基準法
Lesson 04 建設業法
Lesson 05 騒音規制法、振動規制法
Lesson 06 道路関連法
Lesson 07 消防法
Lesson 08 都市計画法
Lesson 09 宅地造成等規制法
Lesson 10 廃棄物処理法
Lesson 11 建設リサイクル法
Lesson 12 そのほかの関連法規
練習問題にチャレンジ!
4章 実地試験
はじめに覚える超基礎知識
Lesson 01 経験記述
Lesson 02 用語の説明
さくいん
1級建築施工管理技術検定試験 試験ガイダンス
建築施工管理技士は、一般建設業、特定建設業の許可基準の1つである営業所ごとに置く専任の技術者、建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認められるとともに、経営事項審査における技術力の評価において、計上する技術者数にカウントされるなど、施工技術の指導的技術者として社会的に高い評価を受ける国家資格です。
建築施工管理技士の資格には、免状の種類により1級と2級があり、本書では1級建築施工管理技士を取り扱います。
●技術者等の有資格者として認められるもの
・建築工事業(指定建設業)
・大工工事業
・左官工事業
・とび・土工・コンクリート工事
・石工事
・屋根工事業
・タイル・レンガ・ブロック工事業
・鋼構造物工事業(指定建設業)
・鉄筋工事業
・板金工事業
・ガラス工事業
・塗装工事業
・防水工事業
・内装仕上工事業
・熱絶縁工事業
・建具工事業の専任技術者
・解体工事
申込受付期間など
■申込受付期間
インターネット申込受付期間:2月上旬~2月中旬
書面申込受付期間:2月上旬~2月中旬
※インターネット申込は再受験申込者及び前年度学科合格者のみ
■受験料
学科試験:9,400円
実地試験:9,400円
■試験地
札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄
(会場確保の都合上、周辺都市で実施する場合があります。)
申込方法
区分 | 書面申込 | インターネット申込 | 専用用紙申込 | ||
学科試験 | [1]新規受験申込者 | ○ | × | × | |
[2]再受験申込者 | ○ | ○ | × | ||
実地試験 | [3]前年度学科試験合格者 | × | ○ | ○ | |
1級建築士合格者 | [4]新規受験申込者 | ○ | × | × | |
[5]再受験申込者 | ○ | ○ | × |
受験資格
■学科試験
下表の区分イ〜二のいずれか一つに該当する方です。
[注1] 実務経験年数は、学科試験前日までで計算してください。
[注2] 実務経験年数には、「指導監督的実務経験」を1年以上含むことが必要です。指導監督的実務経験とは、現場代理人、主任技術者、工事主任、設計監理者、施工監督などの立場で、部下・下請けに対して工事の技術面を総合的に指導監督した経験をいいます。
区分 | 学歴または資格 | 実務経験年数 | ||
指定学科卒業 | 指定学科以外卒業 | |||
イ | 大学・専門学校の「高度専門士」 | 卒業後3年以上 | 卒業後4年6ヶ月 | |
短期大学・5年制高等専門学校・専門学校の「専門士」 | 卒業後5年以上 | 卒業後7年6ヶ月 | ||
高等学校・専門学校の「専門課程」 | 卒業後10年以上(※1、※2) | 卒業後11年6ヶ月以上(※2) | ||
その他(最終学歴問わず) | 15年以上(※2) | |||
ロ | 2級建築士試験合格者 | 合格後5年以上 | ||
ハ | 2級建築施工管理技術検定合格者 | 合格後5年以上(※1、※2) | ||
ニ | 2級建築施工管理技術検定合格後5年未満で右の学歴の者 | 短期大学・5年制高等専門学校・専門学校の「専門士」 | (イの区分で見てください) | 卒業後9年以上 (※2) |
高等学校・専門学校の「専門課程」 | 卒業後9年以上(※2) | 卒業後10年6ヶ月以上(※2) | ||
その他 | 14年以上(※2) |
※1 主任技術者の要件を満たした後、専任の監理技術者の配置が必要な工事に配置され、監理技術者の指導を受けた2年以上の実務経験を有する方は、表中※1印がついている実務経験年数に限り2年短縮が可能です。この場合、規定の提出書類が必要です。
※2 指導監督的実務経験として「専任の主任技術者」を1年以上経験した方は、表中※2印がついている実務経験年数に限り2年短縮が可能です。この場合、規定の提出書類が必要です。
■実地試験
下記のいずれかに該当する方です。
[1] 本年度学科試験の合格者
[2] 学科試験免除者
[a] 前年度学科試験のみの合格者
[b] 建築士法による1級建築士試験の合格者で、なおかつ1級建築施工管理技術検定学科試験の受検資格を有する者
試験の内容
① 学科試験は択一式で、解答はマークシート方式です。
② 建設業法施行令に基づく試験の科目及び基準は、次のとおりです。
試験科目 | 試験基準 |
建築学等 | 1 建築一式工事の施工に必要な建築学、土木工学、電気工学、電気通信工学及び機械工学に関する一般的な知識を有すること。 2 設計図書に関する一般的な知識を有すること。 |
施工管理法 | 建築一式工事の施工計画の作成方法及び工程管理、品質管理、安全管理等工事の施工の管理方法に関する一般的な知識を有すること。 |
法規 | 建設工事の施工に必要な法規に関する一般的な知識を有すること。 |
■申込に必要な書類
[1] 受検申請書
[2] 住民票(住民票コードを記入した場合は不要)
[3] パスポート用証明写真1枚
[4] 受験料の振替払込受付証明書
[5] 資格証明書(合格証明書、免許証明書等)の写し
[6] 卒業証明書(原本)
[7] 「専任の監理技術者の指導のもとにおける2年以上の実務経験証明書」
[8] 「専任の主任技術者実務経験証明書」「工事請負契約書(写)」「施工体系図(写)」「現場代理人主任技術者選任届(写)」「建設業許可通知書(写)」の5点
(注) [1]~[4]は、受験申込者全員が提出するものです。
[5]~[6]は、受検資格区分イ〜ニに応じた提出書類です。
[7]~[8]は、該当者のみが提出する書類です。
試験日など
■試験日
学科試験:6月第2日曜日
実地試験:10月第3日曜日
■試験時間
学科試験:2時間30分
実地試験:2時間
■合格基準
学科試験:得点が60%以上
実地試験:得点が60%以上
■合格発表日
学科試験:7月第3金曜日
実地試験:1月第5金曜日または2月第1金曜日
試験に関する問合せ
申込や試験の詳細については、試験実施団体である一般財団法人建設業振興基金のHP等を参照してください。一般財団法人建設業振興基金試験研修本部
HP:http://www.fcip-shiken.jp/
TEL:03-5473-1581
メール:k-info@kensetsu-kikin.or.jp
試験に関する情報は変わることがありますので、受験する場合は試験実施団体の発表する最新情報を、必ず事前にご自身で、ご確認ください。