国家資格キャリアコンサルタント試験 学科問題集 第3版
はじめに
国家資格に移行後、学科試験で問われていることは、時事的な出題を含めて極めて広範囲に及んでいます(特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会ホームページhttps://new.career-cc.org/参照)。
今後どの領域から、どのような出題がなされるのか不安をお持ちの受験生の方が多いのではないかと思われます。学科試験の出題範囲をすべて網羅しようとすると膨大な時間が必要になります。一方、多くの受験生は実技試験(論述およびロープレ)に多くの時間を費やさねばならず、学科試験に時間をかけられないのが現実です。
本問題集は、本試験に出題される可能性の高い領域についての学科問題を集めたものです。本問題集を活用することにより、短時間にかつ効率的に合格レベルに達することができると確信しています。
キャリアコンサルタントは、社会の発展と人々の主体的な生き方に貢献する素晴らしい仕事です。受験生の皆様が、国家資格キャリアコンサルタント試験に合格されて、厚生労働省が推進している「キャリアコンサルタント10万人養成計画」の一翼を担う人材になることをお祈りしております。
本書の特長
1 白書、統計等の問題も含め、近時の傾向に対応しており、応用力が身につきます。
2 問題と解説が見開き形式になっています。問題についての解説が、すぐその右のページにあります。机に向かわなくとも、通勤時間などの空き時間にも学習が可能になりました。
3 2級キャリアコンサルティング技能検定を目指す方は、この問題集を学習した後に、「2級キャリアコンサルティング技能検定学科問題集」を学習することをおすすめします。短期間で2級合格レベルの学力を習得できます。
本書は、前版『国家資格キャリアコンサルタント学科試験予想問題集第2版』から一部タイトルを変更しました。
2019年1月吉日
株式会社東京リーガルマインド
LEC総合研究所キャリアコンサルタント試験部
目次
はじめに
本書の特長
1キャリアコンサルティングの社会的意義
社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の理解(問1~問16)
キャリアコンサルティングの役割の理解(問17~問18)
キャリアコンサルティングを担う者の活動範囲と義務(問19)
2キャリアコンサルティングの理論
キャリアに関連する理論(問20~問48)
カウンセリングに関連する理論(問49~問68)
自己理解の知識(問69)
仕事の知識(問70~問72)
ライフステージ及び発達課題の知識(問73~問77)
相談者の類型的・個人的特性に関する理解(問78~問88)
3職業能力開発促進法その他関係法令
職業能力の開発の知識(問89~問95)
人事管理及び労務管理の知識(問96~問98)
労働市場等の知識(問99~問101)
労働関係法令・社会保障制度等の知識(問102~問140)
学校教育制度及びキャリア教育の知識(問141~問143)
メンタルヘルスの知識(問144~問150)
4キャリアコンサルティング実務
基本的な技能・知識(問151~問153)
相談実施過程において必要な技能・知識(問154~問174)
5キャリアコンサルタントの倫理と行動
ネットワークの認識と実践(問175
自己研鑽及びキャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識(問176~問177)
キャリアコンサルタントとしての姿勢(問178~問180)