天文宇宙検定公式テキスト 3級 星空博士 2019-2020年版
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天文宇宙検定とは
科学は本来楽しいものです。楽しさは、意外性、物語性、関係性、歴史性、予言力、洞察力、発展性などが、具体的なものを通じて語られる必要があります。そして何よりも、それを伝える人が楽しまなければなりません。人と人が接し合って伝え合うことの大切さを見直してみる必要があるでしょう。
宇宙とか天文は、科学をけん引していく重要な分野です。天文宇宙検定は、単に知識の有無を検定するのではなく、「楽しく」、「広がりを持つ」、「考えることを通じて何らかの行動を起こすきっかけをつくる」検定でありたいと願っています。
個人の楽しみだけに閉じず、多くの市民に広がり、生きた科学に生身で旅する検定を目指しておりますので、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
総合研究大学院大学名誉教授
池内了
天文宇宙検定
CONTENTS
天文宇宙検定とは
1 星の名前七不思議
[1-1] 太陽をお日さまというのはなぜ?
[1-2] 惑星の名前と曜日は関係あるの?
[1-3] 星の名前はどんな意味をもつの?
2 星座は誰が決めたのか
[2-1] 昔の人々が考えた世界の成り立ち
[2-2] 季節とともに巡り来る星座たち
[2-3] 星座の成り立ち
3.空を廻る太陽や星々
[3-1] 朝日は東から昇り夕日は西へ沈むのはなぜ
[3-2] 夜空の星々も動いている!
[3-3] 夏は暑く冬は寒いのはなぜ?
[3-4] 季節の星座が違う理由。
4 太陽と月、仲良くして
[4-1] 太陽と地球と月のややこしい関係
[4-2] 青空はどうして青い、タ日はなぜ赤い
[4-3] 月の満ち欠けはなぜ起こる
[4-4] 月の裏側はどうなっている
[4-5] よく起こっている月食
[4-6] もっとよく起こっている日食(?)
5 太陽系の仲間たち
[5-1] 惑星と星々と太陽はどこが違う。
[5-2] 惑星はどう見えるか
[5-3] 惑星といえるのはどんな天体?
[5-4] 太陽系とはなんだろう.
6 太陽系の彼方には何がある
[6-1] 太陽系の外はどうなっている?
[6-2]太陽系も星座の星も銀河系の中
[6-3] 銀河系から宇宙全体へ.
7 天文学の歴史
[7-1] 暦の成り立ちと歩み
[7-2] 時間と時刻の決め方
[7-3] 地球中心説から太陽中心説へ.
[7-4] 望遠鏡を発明したのは誰か.
8 そして宇宙へ
[8-1] 宇宙を目指して!
[8-2] 宇宙飛行士のお仕事
[8-3] 天体まで出かけて、天体を直接調べる
[8-4] 宇宙から、宇宙と地球を調べる
用語集
索引