【宅建】未経験&独学で宅建士試験に一発合格するにはどうすればいい?

宅建士の資格は、年齢制限がないことや業務経験を問わないなどさまざまな理由から「挑戦しやすい国家資格」として有名です。
しかし、合格率は20%に満たず、業界経験者でも二度三度と不合格になる話もよく聞かれます。
未経験&独学で宅建士試験に一発合格するためには、どのような点に注意して勉強をすればいいのでしょうか?



資格試験の通信教育・通信講座ならフォーサイト

2021年度の合格率は全国平均の4.63倍!短期間で宅建に合格できる話題の勉強法とは?

 

1.未経験&独学でも一発合格を目指すためのポイント

宅建士試験は、年齢制限・就業条件などに関わらずに受けることができる国家資格です。

法律系国家資格の登竜門ともされているほか、主婦の社会復帰や転職者に有利な資格としても有名です。
では、そんな資格で不動産業界の現役社員を押し退けて合格するにはどのようなところに注力していけば良いのでしょうか?

その1:出題傾向を分析&捨て問の把握

さまざまな資格試験に言える話ですが、必要なのは満点ではなく『合格点』です。

出題傾向や正解率の低い(落としてもさほど問題がない)科目などを知らないまま、ローラー式に全てを頭に入れようとしていませんか?

大手通信講座の多くは、毎年の出題傾向から学習範囲を限定しています。「絶対に落とせない問題だから繰り返し勉強しよう」「気合を入れて勉強しても無駄だから、ここは覚えなくてもいいよ」と、効率的に『合格点』を取りに行かせているのです。

 

その2:法令改正を見逃さない

宅建士試験には、宅建業法をはじめ様々な法律問題が出題されます。

中には、去年は不正解だったものが範囲の広がりによって正解になったりするものも!
法令改正を知らなかったばかりに落としてしまった、わずかな点差で不合格になってしまうのは悔しいですよね。

・法令については、毎年新しい情報が入ってくるものです。
・どこが・どのように変わったのか?
・それが結果的に、どのような問題文になる可能性があるのか?

たった一つの法令改正でも、問題数にするととんでもない範囲に広がる危険性もあります。


その3:モチベーションの保ち方を知る

独学の一番の敵は「自分自身」。
学習の定着度だけでなく、モチベーションの維持も自分でコントロールしなければなりません。
どれほどの教材を集めて使っていても、モチベーションが続かなければ意味を成しません。
出題傾向の分析や法令改正の情報集めも、全てが関わってくる重要なポイントです。

 

ランキングも確認する
出典:出版社HP

 

2. その1:出題傾向を分析&捨て問の把握

宅建士試験に挑戦すると決めたら、まずは何から始めればいいでしょうか?
市販のテキストを買って丸暗記?過去問演習?
いいえ、勉強のスタートを切る前にまず「出題傾向の把握」が必要です。

 

出題範囲を正しく認識してから勉強スタート

勉強をいきなりスタートさせるのではなく、まずは宅建士試験についての情報を集めましょう。
宅建士試験の『合格点』の取り方について、多くの書籍やYouTubeなどで解説されています。
最初から暗記を始めるのではなく、まずは試験の全体像を把握して、なぜ合格点が必要なのか?を理解しましょう。


出題率も正解率も低い問題がある

宅建士試験には出題率が低い問題だけでなく、正解率が低い問題も存在します。
主に権利関係(登記法・抵当権など)が有名です。
このような問題も全てカバーするように学習しようとすると、圧倒的に時間が足りません。
そのような「捨て問」=切り捨てるべき問題については、そもそも学習時間を割かないのが一番です。

 

合格点は妥協ではない!

繰り返しになりますが、重要なのは満点を取ることではなく『合格点』を取ることです。
不動産業界未経験での挑戦には、専門用語の暗記や全体像の把握など、とにかく時間がかかります。そんな中での一発合格。

その目標を達成するための最短ルートが、『合格点』なのです。
合格点は決して甘えや妥協ではありません。
確実に超えるべき“スタート地点”と捉えましょう!

ランキングも確認する
出典:出版社HP

 

3. その2:法令改正を見逃さない

宅建士試験には法律に関わる問題が多くあります。
それは宅建士が不動産契約を行うにあたり、消費者を守る立場として仕事をするためです。
そのため、宅建士試験に合格するにあたって法令を正しく認識することは最低条件とも言えます。


法令改正により過去問と答えが変わる場合も

法令改正によって、過去問では○だった選択肢が×になる。
そんな可能性もゼロではありません。
なぜなら宅建士試験の四肢択一問題では、正しいものや誤っているものを一つ選ぶタイプの「正誤問題」だけでなく、正しいもの・誤っているものがいくつあるか?というタイプの「個数問題」があるからです。

当時は正しかったものが、言葉の微妙な表現で×になる…

法令改正の最も恐ろしい落とし穴です。

 

法令改正の情報が流れるのは7月以降

法令の改正自体は3月4月ごろがメインです。
しかし、試験に適した情報として整理されたものが出回るのは7月下旬〜8月ごろでしょう。
そのため、「宅建士試験への申し込みを終えたら、法令改正後の情報が出始める」と覚えておくと対応がスムーズになります。



情報源を把握して、定期的にチェックしよう

宅建士試験対策を販売している通信講座のサイトや、宅建士試験についての情報発信を行うブログ・YouTubeなどをあらかじめ把握しておきましょう。時期が来ると、一斉に情報が流れ始めます。
未経験で不動産の知識が浅いうちから、全てを自分で調べて正しく把握するのは困難です。
そのため、法令改正の対応は「どこで情報を得るか?」を把握しておけばOKです。

 

4. その3:モチベーションの保ち方を知る

さて、独学の最も恐ろしいところは、全てが自分のモチベーション次第だということです。
頭ではわかっている人でも、どうしても最後の最後まで頑張りきれなかった…
そんな後悔を抱えたままでは、試験当日のモチベーションにも関わってきます。

 

講座型にはモチベーション維持のノウハウもある

通学タイプの学校だけでなく、資格試験についての通信講座会社にも多くの「モチベーション維持」ノウハウが蓄積されています。
高額で嫌煙してしまいがちですが、このようなサポートも充実しているからこその値段なのですね。

独学で挑戦するというからには、このような手厚いサポートを受けている人たちとも互角以上に戦う必要があります。

 

どんな状態なら試験日にベストを持っていけるのか

試験合格は、よく山登りに例えられます。
いくら早く頂上に辿り着いたとしても、そこから降りてしまっては「合格」という頂からは離れてしまいます。
つまり8月や9月時点で合格点を取れているからといって安心してしまうと、10月15日には忘れてしまっている可能性があるのです。
速すぎず、遅すぎず。自分のベストを試験日に当てるには?

 

試験日までに

・試験と同じ時間内で
・安定して合格点を取れる

という状態を何回か体感しておきましょう。

 

自分で自分を上手にコントロールしよう

モチベーションの維持とは、ただ勉強に向き合うやる気を維持することだけではありません。
体調管理や効率的な気分転換など、幅広く自分をコントロールすることが大切です。
大切なのは、自分自身がどのような時に頑張れるのか?どのようなやり方だと気分が落ちるのか?の二つをしっかり把握することです。
世の中にはモチベーション維持の方法がたくさんあります。
その中でも、自分に合ったものをチョイスするためには上の二つを最低限把握しておくことをオススメします。

 



資格試験の通信教育・通信講座ならフォーサイト

2021年度の合格率は全国平均の4.63倍!短期間で宅建に合格できる話題の勉強法とは?

 

未経験&独学で宅建士試験に一発合格するにはどうすればいい?のまとめ

大切なポイントは「学習範囲・法令改正・モチベーション維持」の3つです。
それぞれについて的確に対応をして、一発合格を目指しましょう!

関連記事

関連記事