仏教についてのおすすめ本ランキング – 分かりやすい説明からベストセラーまで

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仏教に関する本の選び方

様々な知識をいれていくうちに、仏教や宗教に関する知識をつけてみたいと思っている方もいるかと思います。また仏教への関心もいろいろなアメンで高まっています。今回は仏教に関しての書籍を紹介しますが、まずは仏教の教えや歴史について説明されたものを選ぶのか、仏教の考えを応用した側面に関心があるのかを明確にして選んでみるが良いです。

 

 

だれでもわかる ゆる仏教入門

Twitterで活躍する現役のお坊さまが書かれた、ゆるいけどとんでもなく本格的な仏教の本です。イラストや語り口調がゆるく、現代的な表現で書かれているので初心者でも分かりやすく構成されています。7つの宗教それぞれのお坊さまへのインタビューもされており、その宗派ごとの魅力や関係性についても知ることができます。

松﨑智海 (著)
出版社 ‏ : ‎ ナツメ社、出典:出版社HP

『鬼滅の刃』で学ぶ はじめての仏教

日本一カジュアルに仏教を学べる本の一つです。SNSで人気の現役住職の著者が、空前のブームとなった鬼滅の刃と仏教の関係性を見いだしながら仏教の物語を解説してくれる本です。どちらの知識がなくても読み進められる本となっており、仏教・鬼滅の刃を切り口に生きにくい世の中でどのように生きていけば良いのかがわかる教科書にもなります。

松﨑 智海 (著)
出版社 ‏ : ‎ PHP研究所、出典:出版社HP

知識ゼロからの仏教入門 (幻冬舎実用書 芽がでるシリーズ)

本当に知識ゼロでも楽しく読める入門書です。解説文も優しい文章で書かれており、一項目が見開きページの中で詳しく解説されるレイアウトになっています。また、仏陀の成り立ちから日本へ来てからの遍歴が図を入れながら説明されているので、目で見て理解できることも多いです。仏教全体についてざっくり知りたいなら、おすすめの一冊です。

長田 幸康 (著)
出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎、出典:出版社HP

池上彰と考える仏教って何ですか?

普段思っていても、何気なく流してしまいがちな仏教の疑問点について、わかりやすく解説してくれる一冊です。仏教の基礎知識から、これからの展望まで幅広く解説されています。途中にはダライラマ14世との対談も挟んであり、現代の仏教についてをジャーナリストの立場から一冊にまとめた本になります。

池上彰 (著)
出版社 ‏ : ‎ 飛鳥新社、出典:出版社HP

眠れなくなるほど面白い 図解 仏教

手軽に読めるエンタメ本としての仏教入門書です。見開き2ページを使って、一問一答形式で仏教の疑問を図解しながら解説してくれます。木魚を叩く理由や、ブームにもなった御朱印など、素朴な疑問を網羅してあり、仏教、日本史好きならワクワクしながら読み進められる豆知識がたくさん掲載されています。

渋谷 申博 (著)
出版社 ‏ : ‎ 日本文芸社、出典:出版社HP

キャラ絵で学ぶ! 仏教図鑑

子どもにもわかりやすいイラスト付きで仏教について学べる一冊です。仏教の成り立ちや教えについて簡潔な解説とポップなイラストで学ぶことができます。文章量はやや多めなので、小学校高学年から楽しめる本です。仏教についての素朴な疑問を解決してくれるので、大人も一緒に楽しみながら学習ができます。

山折 哲雄 (監修), いとうみつる (イラスト), 小松事務所 (その他
出版社 ‏ : ‎ すばる舎、出典:出版社HP

NHK出版 学びのきほん お経で読む仏教 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)

一度は聞いたことのある「お経」を時代順に5つピックアップして解説する本です。著者は「NHK100分de名著」での分かりやすい解説で人気を誇る解説者でもあるため、仏教に慣れ親しんだことのない人でもするする読めます。隙間時間でも楽しんで読める一冊で、お経を入り口に仏教への親しみが湧きやすくなるでしょう。

別冊100分de名著 集中講義 大乗仏教 こうしてブッダの教えは変容した (教養・文化シリーズ)

身近にある「仏教」という存在に疑問を持ったら、まず読んでみると良い本です。仏教の歴史、教え、どのように広まってそれが変化していくのか?を分かりやすく解説しています。各宗派の違いもさらりと理解できるので、基礎知識がない初心者でも読みやすくなっています。対談形式で書かれているので、小難しい文章や専門用語に悩まずに読み進められます。

今を生きるための仏教100話 (927;927) (平凡社新書)

仏教を、現代を生きるための思想として捉えた話を100話まとめた本になります。もともとは新聞のエッセーとして連載されていたものに、新たに書き下ろした話が加えられています。長い歴史のある仏教に少しずつ触れていくことができます。仏教の本来の思想を知るために、まずは簡潔なお話で繰り返し教えに触れる機会を作ってみるのもいいかもしれません。

植木 雅俊 (著)
出版社 ‏ : ‎ 平凡社、出典:出版社HP

教養として学んでおきたい仏教

宗教学者として有名な著者が、キリスト教やイスラム教との違いなども解説しながら仏教についてわかりやすくまとめた一冊です。本でも言われているように、仏教は幅が広く難しいとされながらも、日本人の生活に当たり前に密着しています。どうしてそのような状態になっているのかを改めて理解するためにも、必読の一冊です。

島田 裕巳 (著)
出版社 ‏ : ‎ マイナビ出版、出典:出版社HP

仏教入門 (岩波ジュニア新書)

学生にもわかりやすい文章で書かれた、わかりやすくまとまった仏教入門書です。基本思想から歴史までを幅広く、要点を抑える形で紹介されています。身近にある仏教について一度でも詳しく知りたいと思ったら手にとってみる価値があります。入門書として「わかりやすい」「おもしろい」「次につながる」が揃った一冊です。

松尾 剛次 (著)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店、出典:出版社HP

仏教 岩波新書

仏教の基本知識を幅広く、簡潔にわかりやすくまとめた一冊です。仏陀が仏陀となる経緯や仏陀以前のインドの歴史的状況、聖典成立の流れが理解しやすく、初心者でも読み込める手軽さになっています。基本知識を既に持っている人でも、改めて情報の整理や理解度を深めるためにも読んでほしい本です。

渡辺 照宏 (著)
版社 ‏ : ‎ 岩波書店、出典:出版社HP

教養としての仏教思想史 (ちくま新書)

仏教の成り立ちから現代に至るまでの思想をまとめた、入門書としては少し難しめの本です。専門用語を交えながら、広い地域に展開している仏教について俯瞰的に解説しています。仏教についてある程度の理解を持ったら、こういった本でさらに”教養”として一段階上の知識を身につけることを目指してもいいかもしれません。

木村 清孝 (著)
出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房、出典:出版社HP

詳説 日本仏教13宗派がわかる本 (The New Fifties)

現代の日本にある代表的な13宗派について、その歴史から在り方まで広く解説する一冊になります。歴史そのものにも大きな影響を与えている日本の仏教は、どのような変遷を辿ってきたのかを詳しく知ることができます。それぞれの宗派についてコンパクトに、しかし全体を網羅する形で知識をつけることができます。専門用語も多いので、やや中級者むきです。

正木 晃 (著)
出版社 ‏ : ‎ 講談社、出典:出版社HP

仏教要語の基礎知識

仏教の専門要語について解説をする本ですが、完全な初心者向けではありません。ある程度の基礎知識をもとに、様々な本を読み進めていく上で手元にあると便利な一冊です。重要な解説は大きめの文字、詳細については小さい文字という形でレイアウトが工夫されているので、自分の知りたい情報量に合わせて使うことができます。

水野 弘元 (著)
出版社 ‏ : ‎ 春秋社、出典:出版社HP

ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門 ―瞑想や座禅、マインドフルネスの先を行く、釈迦の真の悟りとは?

ベストセラー「祈り方が9割」の著者が書いたブッダの教えを総合的に学べる本格的な仏教の入門書です。ブッダの悟りの本質や四諦・八正道、縁起、業報、空などの解説を、現代人の感覚に寄り添って行っています。また、ブッダの教えをわかりやすく伝えるために具体的に説いた「法」を30の項目に分類してわかりやすく解説しています。

仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か

現代で悟りを実践する著者が、仏教の最大の難問である「悟り」について倫理的に解説する本です。取っつきにくい印象のある「悟り」を丁寧な語り口調で紐解いていきます。現代の仏教とは一線を置き、ブッダの説いた仏教を論理的にわかりやすく書いているので、仏教について新しい視点を持つことができる一冊です。

魚川 祐司 (著)
出版社 ‏ : ‎ 新潮社、出典:出版社HP

エッセンシャル仏教――教理・歴史・多様化

40年以上仏教を研究するアメリカ人学者が、仏教を学術的に解説する本です。現代人向けに仏教の大切な部分を紹介しているので、入門書としておすすめな一冊です。仏教の歴史から、近年注目が集まるマインドフルネス瞑想まで幅広く取り扱っているので、かなりボリューミーな内容になっています。

デール・S・ライト (著), 佐々木閑 (監修), 関根光宏 (翻訳), 杉田真 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ みすず書房、出典:出版社HP

科学化する仏教 瞑想と心身の近現代

主に明治以降の近現代の仏教について、科学的に解明していこうとした歴史について書かれた本です。取り上げられるトピックは多岐にわたり、それぞれに仏教との関連についてわかりやすく説明されています。流行りのマインドフルネス瞑想など、身近なところでも仏教の悟りが取り上げられるようになった背景などについても理解できるように書かれています。

碧海 寿広 (著)
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA、出典:出版社HP

最新科学で読み解いた仏教の教え

仏教の「縁起」の教えは量子力学で説明ができる!?古来より伝えられてきた仏教の教えを最新科学の分野から解説して、その理論との一致度を見ていく本になります。アインシュタインやハイゼンベルグといった有名科学者の理論を展開しながら、仏教の教えについて深く理解を深めていく一冊です。

ステファン 丹沢 (著)
出版社 ‏ : ‎ ビイング・ネット・プレス、出典:出版社HP

ブッダのことば: スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダの言葉を表した最も古い書物の一つであるスッタニパータ原書からの直訳本です。日本仏教ではなく、仏教そのものの教えに触れたい方におすすめです。現代に伝えられている仏教の教えとは異なるものも多いですが、源流に触れることでより仏教への理解が深まるきっかけになるでしょう。三部作の一つなので、他の訳本と合わせて読むのもまた一つの楽しみになります。

中村 元 (翻訳)
出版社 ‏ : ‎ 岩波書店、出典:出版社HP

仏教、本当の教え – インド、中国、日本の理解と誤解 (中公新書)

仏教の教えがどのようにして日本に伝わり、それが道中でどのように変化していったかについてまとめた本です。現代の日本の仏教と元々の仏教の教えとの間に何が起こってきたのかを知ることができます。日本の仏教について知った後に、より理解を深めていきたい方向けの本になります。

植木 雅俊 (著)
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社、出典:出版社HP

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