長い老後のためのお金の基本




今まずすべきことを整理!

本書は、ファイナンシャルプランナーである著者が、より豊かな老後生活を送るために、どのようにライフプランをつくり、お金の管理をして、資金づくりを行っていくのかを解説した本です。

人生100年時代というワードが使われるようになるほど人生がより長くなり、少子高齢化による社会保障への不安の増大もあるため、老後の資金づくりに対する関心が高まっています。老後資金2000万円の報告書のニュースも話題となり、老後の生活に不安を持つ方が増えたようです。しかし、センセーショナルな見出しやフレーズばかりが先行したため、誤解が多く、過度に不安を抱えたケースがありました。件の報告書でのモデルは、一般的な世帯を広く考慮したものでもなく、家計状況によって大きく変わるため、2000万円の数字は、あまり参考になりません。著者も、報道が盛り上がって以降、相談が増え、色々と思うところがあったようです。

しかし、何も計画せずに、貯蓄もないまま退職してしまえば、困窮した老後の生活を送ることになります。そこで、本書では、現在の生活と収入、そして受け取る年金と退職金の額を計算し、そこから現状を維持するとどうなるかをまず考え、現状のままでは困るのであれば、色々と見直して、よりよい方向を目指そうとしています。
そのため、年金制度の解説にかなり力を入れており、受け取る退職金の把握をするように促しています。本書の前半で、老後いくら必要なのか、足りないのであれば、どのように補っていくのかを具体的に解説しており、漠然とした不安を抱えている方には参考になるでしょう。

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